あーちゃんの知能テストの結果比較

先日のエントリーで、自閉症(Autistic Disorder)と診断された
グループと、アスペルガーのグループとでは、WISC-IVの下位検査
の結果にある種の「傾向」が見られると書きました。

その部分

”ちなみは私が持っているEssentials of WISC-IV Assessment
という本の中には自閉症のグループで一番高くでたのは「積木模様」
で、次に「行列推理」そして3番目が「絵の概念」でした。 
又、アスペルガーのグループでは、一番の高数値が「類似」でその次が
「知識」そして3番目が「絵画完成」でした。。”


わかりやすく書くと、

      自閉症       アスペルガー

高  1.「積木模様」     1.「類似」
   2.「行列推理」     2. 「知識」
   3.「絵の概念」     3.「絵画完成」



あーちゃんの現在の知能テスト上の認知プロフィールは典型的な
”聴覚言語優位のアスペルガー”の認知プロフィールのパターン
なようですが、(言語理解>知覚推理、ワーキングメモリー優位)
はて、自閉症(Autistic Disorder)と診断されて間もない頃はどうだった
んだろう?と急に気になり、随分昔のアセスメント結果を掘り起こし
てみたんです。

すると、面白い結果が!

自閉症と診断されて1年後と2年後の知能テストを見てみると、

(4歳)          (5歳)

積木模様  15       16
行列推理  13       14 
絵の概念  15       15
絵画完成  14       15
絵画配列  14       15

(*数値(SS)は1から19まで。 10が平均)

何と! 4歳と5歳とも、一番高い数値が「積木模様」となって
いるじゃありませんか!

最新のテストでは「積木模様」が14と、全下位検査で一番低い数値
になっているというのに!

言葉を習得して間もない頃は、かなり著しく言語性<動作性
だったのですが、(4歳ー言語性IQ101,動作性IQ127, 
5歳ー言語性IQ106、動作性IQ131)、それが6歳以降、”とても
同じ子供のものとは思えない”くらいに下位検査の数値の傾向が
ガラッと変わってきていました!

現在では言語性がダントツ優位であります。

3歳半で話し始める前迄は、よく色んなタイプのパズルもして遊んで
いたし、あまり熱狂的に興味があったとは言えませんが、それなりに
レゴやリンカーンログ、そして積木などで遊ぶ事も多かった感じがします。

でも言葉を身につけてからは、あまりそういった方面の遊びも
しなくなったし、図形やジグゾーパズルもしなくなりましたね。

知能テストにもそういった”興味関心”のシフトによるスキルの
違いが反映されるのでしょうか?

あーちゃんのテスト結果の流れを見ていると、知能テストはその時
のスキルを表すものであり、結構流動的なものなのかも〜、なんて
思ったりしたのでした
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by giftedinfo | 2011-08-31 16:37 | Testing &Assessment

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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