ギフテッドに関するちょっとした情報

アメリカは本日、Thanksgiving Dayです。

アメリカにお住まいの皆さん、Happy Thanksgiving Day!

今日は朝から少しずつ今晩のディナーの準備をしていってますが、その
合間に息抜きとしてこの記事を書いています。 □_ヾ( ̄∀ ̄*) カタカタ


というわけで...


前回の記事でも登場したJames T. Webb, Ph.Dのもう一つの本、
「Misdiagnosis And Dual Diagnoses of Gifted Children
And Adults:ADHD, Bipolar, OCD, Asperger's, Depression,
And Other Disorders」に  ついての記事の中で、ギフテッドに
関するちょっとした情報がとりあげられていて、なかなか興味深いと
思ったのでリンクしておきます。



いつものように、英語の苦手な方の為に、ざっと訳しておきますね。


Dr. Jame Webbによりますと、小児科医や心理士、ソーシャルワーカー
達のほとんどが、ギフテッドに関しての正式な教育は最低限しか受けて
おらず、(1回の授業かそれ以下)その為、ギフテッドの子ども達がその
他の障がいやシンドロームと誤診されるのも不思議な事ではないという
らしく、彼があげた最も誤診(実はギフテッドであるのに誤って何ら
障がい、又はシンドロームと診断される)されやすい5つのコンディション
というのがこちらだそうです。


①ADHD/ADD

②間欠性爆発障害などの怒りの障がい

③気分障害

④学習障害

⑤観念的/不安障害


又、Dr. Webbはギフテッドの子達の中には実際2つの診断を必要とする
場合もある(いわゆる2E)という事にも注意を促していて、その場合、
ギフテッドである事プラス、よく見られるのが、

・ADHD/ADD
・強迫性障害(20%のギフテッドの子)
・アスペルガー症候群
・アレルギー&喘息
・反応性低血糖(6-8%)
・睡眠障害

との事であります。


そしてとても興味深かったギフテッドに関する5つのポイントとして、


ギフテッドの子供達は、ある分野の能力が別の分野の能力よりも発達
 していたりと、彼らの発達は”非同期的”である場合が多く、この事は
 2つの問題をもたらす。まず第一に、私達は自分の能力の一番低い部分
 を見る傾向にある為、ギフテッドの子供達は彼らの能力を過小評価して
 しまう。そしてもう一つの問題として、知能と比べると、彼らの判断力
 が遅れているという点があげられる。


ギフテッドの子供達の脳は、活動をしている際特に一般よりも多くの
 ブドウ糖を消化する。 約6−8%の子供達が反応性低血糖の状態となり、
 多くの場合、彼らは単に日中定期的に蛋白質に富んだ(糖ではない)
 スナックをとればよいのだが、双極性障害やADHDと誤診される場合が
 よくある。 よって、一日のうちに何度か子供の機嫌が悪くなる場合、
 慌てて医者に走る前に、ビーフジャーキーやピーナッツバター、チーズ
 スティックなどを与えるといいだろう。
(ただ、アレルギーには気をつけるように。)


大抵のギフテッドの子供が個人競技を好む傾向にある。


ギフテッドの子供達(又は成人)の中には、人生の意味に疑問を抱き、
 実在的うつ病を発症する場合もある。 子供がこういった憂鬱な気分に
 陥ってしまった時は、そういう思いをしているのは決してその子だけで
 はないというのを伝えてあげる事が重要である。子供を様々な理想主義
 者達、そして彼らの主張、運動などの概念へ結びつけてあげるように導
 いてあげたり、ティリッヒパスカルキェルケゴール、そしてニーチェ
 などといった哲学者達の本を紹介したりするのもいいだろう。実際に子供
 に触れながら、人とのつながり感を育成してあげるように援助してあげる。
 

ギフテッドの人達にとって、生涯の伴侶やパートナーを見つけるのは
 なかなか簡単な事ではないかもしれない。彼らには同じような興味や
 関心、価値観、風変わりなユーモアのセンスなどを分かち合える知的
 仲間達に出会える機会が必要である。Dr. Webbによると、ギフテッド
 の人達は、IQ数値でみると自分の数値から+ー約15ポイント内の範囲
 に属する”許容のゾーン”というものがあるようで、(例えばIQ100 の
 平均的な人が知的仲間として快適なゾーンの範囲は85~115 で、IQ145
 の人の場合だと130~160など。)人口のわずか3%がギフテッドで、
 そのうちの半分が同性である事を考えると、異種性の人口の中(これ
 は異民族や異文化の集まったアメリカ社会を示しているので、日本の場合
 はちょっと違うかも知れませんが。)で、自分に合ったパートナーを見
 つけるのは難しいだろう。


オリジナルの記事からは以上です。


この最後の”zone of tolerance”(許容のゾーン)については、私も
こちらアメリカの記事や文献などを読んでいてよく聞いた事がありますが、
やはり人生の伴侶である夫婦が精神的にも知的にも”似たような本質や
レベル”だと、色んな意味で繋がりやすく、ある意味、知的仲間である
事が夫婦円満の秘訣なのかもしれませんねぇ。


(そう考えると、一応子供の頃やアーミー時代でも知能検査の結果が
IQ130以上であるパパと私がいつも喧嘩しているのは、一般人である
私がパパの”許容ゾーン”を下回っているからではないでしょうか? 
あははは...)



一般の義務教育機関などにいる間は、なかなか知的仲間を見つけるのも
大変かもしれませんが、(日本の場合)高校、そしてアメリカでは確実
に大学などになると、ある程度似たような知的レベルが集まってくる事
から、この時点では比較的”将来のパートナー”となり得る相手と知り合
う機会も増えるのではないかと思います。


以上、ちょっとしたギフテッドに関しての情報でした。

さて、そろそろキッチンに戻らなくては....
 
ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

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by giftedinfo | 2013-11-29 19:31 | Resources

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


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