家庭教師による学習を開始

以前の記事でもすでに報告しましたが、あーちゃんは8年生に入ってからと
いうもの、クラスの授業内容や先生達の指導法、クラスメートの態度
などに対して少しずつ不満を感じていたのですが、ここ最近になって
からはその不満が頂点に達し、学習全般に対してかなり意欲を失って
いました。


その状態を何とか改善しなくてはと、私も日々パソコンに向って色々と
この地域の教育オプションを調べまくった結果、地元で高校に行きなが
らカレッジの単位が取れるというDual Enrollmentのプログラムを見
つけ、あーちゃんもそれを知り、将来の状況に希望が見えたのを感じ、
少しは気持がアップしたようだったので私も少し安心しました。


それでもそのプログラムが開始するまでにはまだ1年以上もある事から、
現在の時点であーちゃんの失った学習意欲を再度蘇らせる為に私が何か
出来る事はないものか?と、久々にギフテッド関連の情報や資料を読み
あさったり、過去に参考になった記事などももう一度読み返したりして、
私自身もあーちゃんの教育面のサポートに対する自らのモチベーション
付けや情報の収集、再確認に努めたりしました。


(あーちゃんが現在の学校へ行き始めた数年は全てがうまく行っていた
事もあり、私自身、あーちゃんの知的刺激の分野に関しては全て学校
任せにしていたところがあり、意識的にかなり怠慢になっていた事を
反省しています。汗)



他の教科も簡単過ぎて学習内容がちっともチャレンジにならないみたい
ですが、やはり数学に関しては最近特にそう思うみたいで、学校側の計
らいで数学だけ飛び級して現在通常は高校2〜3年が取るPre-Calculus
のクラスを受講しているのにもかかわらず、授業内容や試験も簡単過ぎて、
成績も常にAを維持しているらしく、最近になって特に「数学の授業が
退屈でたまらない」と文句を言うようになっていたのでした。



あーちゃんが尊敬してやまないArt of Problem Solving の創立者、
Richard Rusczyk氏がこちらの「Tip for Parents: Developing
Mathematical Talent」と言う記事で述べているように、数学の才能
に秀でている生徒達にとっては、アメリカの一般的な数学カリキュラム
は内容の深さが欠けているため、どれだけ先取り学習してもこういった
子達にとってはチャレンジが足りないようですね。



そんなわけで、久々にこちらの「Eight considerations for
mathematically talented youth」という記事にも再度目を通し、
ここに挙げられている項目を再確認したりしました。

その中でいくつかの項目をチェック。


・For the mathematically brilliant youth, acceleration may
 be the best educational option.

 
よっしゃー。とりあえず今のところ学校で数学は飛び級させて
もらっている。



Teachers, mentors, clubs, and competitions can enrich
an accelerated mathematics curriculum for talented youths.
Skilled mathematics teachers can offer supplemental
problems that are more advanced than typical students
can handle. A mathematics mentor can enrich or super-
sede the youth's mathematics curriculum and provide
suitable pacing.


飛び級の他には学校では週に一度の放課後数学クラブで、高校の数学
の先生と一緒にAMC(数学のコンテスト)などの問題をやっていて、
学校でのスタンダードのカリキュラム以外の数学にも触れるチャンスを
設けているし、毎週日曜日に行われている数学クラブの練習でもARML
(高校のコンテスト)の問題とかやっているので、こちらの方もとりあ
えずよっしゃーって感じです。




Participation in clubs and contests offers students an
enriching opportunity to develop their mathematical
maturity and a chance to meet other mathematically
talented students. A mathematically talented youth
should consider every opportunity to hone his or her
talents in competitions, from the Mathematical Olympiads
for Elementary Schools and Mathcounts in junior high
school to striving to become a member of the United
States team in the annual International Mathematical
Olympiad, and other major international events. In
addition, to moving ahead in mathematics and other
subjects, students can study and understand th material
at a deeper level than is typical.


こちらの方も、北ネバダ数学クラブに参加したり、Mathcounts
AMC ARMLなどといったコンテストにも参加したりと活発に
活動しています。そしてそれらのコンテストをきっかけにデイビソン
アカデミーやその他の学校の子達などの数学仲間と知り合う事ができ
、彼らとの交流を楽しんでいるようなので、こちらの方もよっしゃー、
ちゃんとやってますー!って感じです!



・The mathematically brilliant youth should be kept on a
steady diet of highly satisfying mathematics at his or
her appropriate level of mental functioning. This
does not necessarily mean racing through the standard
sequence in truncated periods of time. There is no
need to study mathematics intensely every day; one
weekly two-hour session with a mentor may provide
the challenges and stimulation an unusually talented
student needs. Pacing of this sort helps avoid a
situation in which a student will not have the opportunity
to study mathematics for long periods of time.


う〜ん。


実際じっくりよく考えてみると、学校の数学の授業は飛び級と言って
も通常カリキュラムなので内容が浅くてあまりチャレンジになってない
ようだし、週に一度の学校での数学クラブはそれなりに効果的だけども
基本的にはAMCを専門にやっているので、あまり柔軟性がなさそうだし、
毎週日曜日の北ネバダ数学クラブは団体活動なのでコーチとは一対一の
個人的なインターアクションはないのでメンター的な存在ではないし...


その生徒の機能レベルにあったチャレンジが常に必要で、そのニーズ
をコンスタントに満たしてあげる為には、やはり個人レベルのメンター
兼テューターの存在が大切ではないか?と思い始め、あーちゃん本人、
そしてパパと色々と話し合った結果、トライアルベイスで数学の家庭
教師による学習を始めてみる事にしたのでした!


今回の家庭教師探しはパパが頑張りました!038.gif


長い間色々とネットでリサーチをしまくり、エージェンシー、そして
教師本人とも何度もメールで連絡を取り合ったりした後、やっと期待
出来そうな人を見つけました。


あーちゃんと家庭教師、Dr. Bの初セッションの様子。

(Dr. Bがいかにも典型的な物理学者って感じなんで笑ってしまう。笑)









このDr. B、歳は60代くらいでしょうか。

学歴の方もとてもインプレッシブで、物理学の博士号を持ち、長年に渡り、
「高エネルギー電磁気の相互作用」のリサーチを専門にしてこられたら
しく、(一体何のこっちゃ?って感じですが。笑)数学に関してもゲーム
の数学的分析やゲームセオリー計算などの分野においてコンサルタント
として働いていた経験があるみたいです。

(その他、14もの特許権をもち、25以上の研究文献を発表したらしい!)


そして何よりもあーちゃんの関心を惹いたのが、Dr. Bが長年、MIT
の教員だった(リサーチもしていたらしい)という部分ではないかと
思います。


Dr. Bはあーちゃんがまだ8年生なのに三角関数、微分積分なども
マスターしていたのでかなり感心してましたが、自らの本業は物理
のせいか、

「数学が出来る事は素晴らしい! 数学というものはあらゆる分野、
特に科学の分野にとってもとても効果的なツールなので、数学が得意
なら科学の分野のキャリアも幅広いオプションの一つとして探って
みるといい。」

などと、アドバイスしたりしてました。


これこれ、これなんですよね!実は。


今回私達が家庭教師を雇う事を考えたのは、もちろん中身の濃い数学
の指導を期待していると言う部分もありますが、それ以上にあーちゃん
を様々な面で刺激し、インスパイアしてくれるメンター(ロールモデル)
の存在を確保してあげたかったという部分が大きく、Dr. Bの存在は最近
意欲が沈滞低迷気味であったあーちゃんにフレッシュな刺激をもたらし
てくれるのではないかと期待しています。


一応今のところは週に1〜2回の割合で、各一時間のセッションの
内容は、基本的にはあーちゃんがやりたい分野(数学コンテストなど
の問題や、Art of Problem Solvingの問題集など)でヘルプが
必要な部分をやったりするみたいです。


今週の火曜日の初めてのセッションではMathcountsの問題の解法
について語り合っていたみたいで、あれこれ言いあっている二人の
少し興奮した楽しそうな声が聞こえていました。


普段はスタンダードのカリキュラムの指導(学校のテキストを使用)
をする事が多いのか、Dr. Bはこういった数学コンテストに出て来る
”問題解決力を要する数学”の問題にとても興味を示して、

「これはなかなかチャレンジングで面白い。」


とか言ってました。

とりあえず短期的なものだとは思いますが、(場合によっては週一の
ペースをずっと続けるかも)あーちゃんにとってはちょっとしたいい
刺激になるのではないかと思います。

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by giftedinfo | 2014-01-26 06:34 | Instructions

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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