ギフテッドはアカデミックな部分だけではない

私はこのブログでよくあーちゃんのアカデミックな分野についての活動や、数学に関する
アチーブメントなども記事に書いていて、ギフテッドのことについてあまり詳しくない
方がそういった記事を読むと、「ギフテッド=学業成績が優秀」と言った限られた印象
を持ってしまうのではないかと言う懸念もあります。


確かに多くのギフテッドの子がアカデミックな分野で突出した才能を持ち、数々の素晴
らしい業績を収めているのも確かではありますが、でもそういった部分(知的能力)は
ギフテッドであることの唯一の条件(exclusive) ではなく、それらはあくまでも数々ある
ギフテッドの特徴の”一部”にすぎないと言う事で、彼らのこういった部分のみが強調さ
れてとりあげられてしまうと、世間の間で「ギフテッド」について間違った認識が広がる
恐れがあるというのも充分認識しています。


このブログを長年読んで下さっている読者の方達にはもうわかって頂いている事だと
思いますが、たまに寄って下さってるカジュアル読者の方や、最近になってこのブログ
を訪問して下さった方などにギフテッドについて誤解をしてもらいたくないので、時折
こうして何度か繰り返し、ギフテッドについての概念をリマインドして行きたいなと
思っています。


ただ、うちの子の場合はかなり極端に限られたケースで、興味のある分野が学術的な
分野である為、(スポーツや音楽、芸術、リーダーシップ関係の分野には全く興味を
示さないし、また能力もないみたい。苦笑)このブログではどうしてもそういった
方面の話題やアチーブメントについての話になってしまう事が多いんですよねぇ。


一応、小さい頃からサッカーや空手、水泳などを習わしたり、楽器類(キーボードや
フルート)などにも挑戦させたり、コンサートやミュージアム、様々なパフォーマンス
などを鑑賞しに連れて行ったりしましたが、どれも数学やプログラミング関係のような
”情熱的”な関心には繋がらず、自然淘汰の道を辿ったと言う感じですねぇ。


(皮肉にも私自身が大嫌いだったので、算数や数学関連の活動はあえてこちらから導入
したような覚えはなかったのですが、本人はまだ言葉もしゃべらない赤ちゃんの頃から
すでにそういった分野に鋭い関心を示していて、”どれだけ親が導入しリードしようと
しても、結局子供が自ら関心を示し、自発的に自らが方向を決めて進んで行く分野を
応援、サポートしていってあげる事が大切なんだなぁ”と思いました。)


あーちゃんが興味を示す”芸術的要素の含まれる活動”を強いてあげるならば、昔はどち
らかと言うとあまり好き(得意)な方ではなかったけど、今では数学と同じくらいに
情熱を注いでいる”ライティング”でしょうか?


あーちゃんにとって小説や詩を書く事は、自らの感情やクリエイティブニーズを表現
する為の、必要不可欠なアウトレットになっているようです。


まぁ、それにしてもギフテッドの中でもこれだけ興味関心や才能が”限られた”ケースも
結構珍しいのではないでしょうか。


あーちゃんは基本的にアカデミックな分野において興味関心を示し、そして親バカと
言われるかもしれませんが、客観的にみてもある程度それなりのアチーブメントも達成
している”Academically Gifted"の層に属するので、このブログの記事もついついそう
いった話題や報告が中心になってしまいますが、でも再度言いますが、ギフテッドと
いうのはアカデミックに限らず、ありとあらゆる分野(スポーツ、芸術、音楽、その他)
において突出した才能(ポテンシャル)を持つ人の事を言い、学業成績やアチーブメント
は単なる”1つの側面”に過ぎないのです。


ギフテッドの人達と言うのは能力的な分野以外においても(精神的、感情的、感覚的
など)一般とは異なる、(又は”強調された”リッチでビビッドな)内面の世界を持って
いて、そういった本質的な部分も含めた、総括的な特性こそが「ギフテッド」なんだ
と思います。


私は日々、未だにあーちゃんの学業成績や知的能力において感心させられる事も少な
くないのですが、でもやっぱり一番感心してしまう点は、あーちゃんの(自閉症と
診断されたわりには驚くほど高い)人の気持ちを察して思いやる心や正義や公平を
追求しそれを実行しようとする精神、物事を深く考察し、完璧に違ったユニークな
視点から見る事の出来る能力や洞察力、常に”what if?"と推測する事を楽しみ、
そして大人でも考えつかないような斬新なアイデアを考案したり、解決案を生み出し
たりする能力であります。


こういった物事に関しての奥深い考察力や洞察力、分析力はしばしば学校の英語の
ライティングの課題にても明らかに観察できるようで、あーちゃんは英語の先生から
いつもとても高い評価を得ているようで、(課題を提出する度にとても丁寧に分析
したフィードバックが返って来る)それらが自信にもつながっているみたいです。



だからあーちゃんと話をするのはそこら辺のバカな大人達と話をするより面白いし、
今まで気がつかなかった事に気がついたり、色々と考えさせられる事もいっぱいです。

(時にはあまりにも哲学的な深い話題になり、色々と考えず過ぎて気持ちが沈みこ
んでしまい、こちらにもそれが感染して私自身が落ち込みそうになる事もありますが
汗。)


私はあーちゃんのそういう部分にこそ、深く”giftedness"を感じるのであります。


こういうクオリティこそがギフテッドならではの素晴らしい部分で、親や教育者は
知的や教育面だけではなく、彼らのこういった部分に大いに価値を見いだしてあげ、
必要に応じて心のケアやサポートをして言ってあげる事が大切ではないかと思います。



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by giftedinfo | 2014-12-08 14:48 | What is Gifted?

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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