ギフテッドである事のマイナス点

National Association for Gifted Children(NAGC・全米ギフテッド
教育協会)によると、全米にはギフテッドプログラムに参加している生徒が約
300万〜500万人いると言われているそうです。

これらの子供達はかなり小さい頃(多くのGTプログラムは小学校2年くらいから
始まる)からギフテッドと判定されるので、個人が成長する上でそのラベルが
自らのアイデンティティの一部となってしまう事もしばしばあるでしょう。


ギフテッドプログラムは、教育、学習面においてはこれらの生徒に様々な利益を
もたらすでしょうが、でも「ギフテッド」というラベルと一緒にひっ付いてくる
(周りからと自分自身の)「期待」は、同時に彼らにとって大きな「重荷」とも
なり得るようであります。


こちらの記事では、それらの子ども時代に「ギフテッド」と判定された人達が、
Redditというソーシャルニュースサイトの掲示板の "Redditors who were
labeled as 'gifted' as children, do you think the label helped you, or
harmed you?"というスレッドに対して、後者(harmed )だと感じた人達から
のレスをまとめたものがリストアップされています。




そのリストの中で個人的にちょっと気になったのをいくつか抜粋。


4. You develop inflated expectations.

"Being labeled as gifted cause my parents to have inflated
expectations of me, which I will never meet. I am quite happy with
an undergraduate degree and career in business. My parents think
I should be curing cancer while working on my 4th PHD"


5. You put too much pressure on yourself.

"School has always been the biggest trigger for my anxiety because
I'm afraid of not doing well enough, and I never cut myself any slack.
I also have other mental illness issues, and my preoccupation with
marks extended into believing my parents won't love me if I don't
get the grades I think I should. The pressure comes entirely from
within. They have always said as long as I try they will be proud,
butI stress myself out anyway."


10. You're terrified of failure.

"The ease at which I excelled when I was younger made it hard
when I DID struggle, as I was terrified of disappointing everyone.
I still suffer from severe anxiety because, frankly, I never learned
to fail. And I think that's an important lesson for people to learn."


13. It's hard to stay positive.

"I found the hardest part of the expectations was staying positive.
Top of the line grades were expected. If you got the best grades,
you were doing what you were supposed to do. If you got less than
stellar grades, you obviously just weren't applying yourself. It's
hard to be positive when the only reaction are neutral and negative."

(”Why it's horrible to grow up gifted”より)


と言ったのなんか、読んでいて思わず胸が痛くなりましたよ。

周り(両親や先生・コーチ)や自分自身の「期待」に対してプレッシャーを感じ、
不安感やストレスを感じて精神的に辛い思いをしてしまうところなんか、下手
したら∫にも十分にありがちなので、親としてこういった当事者達の声(嘆き?)
は非常に耳が痛いし、心が痛みました。

これらのレスを読んでいると、「ギフテッドの精神的なケア」の必要性を強く
感じさせられますね。


学区で提供されているギフテッドプログラムやギフテッド教育は、一般的に
アカデミックな面での支援やエンリッチメントがフォーカスとなっている場合
が多いと思うのですが、ギフテッドと判定された子達はこうした上記の問題点
の対処を含む、”ギフテッドならではのソーシャル・エモーショナルの分野の
ケア”がとても重要となってくると思うので、アカデミックな面プラス、情動
教育等にも目を向け、プログラムの一環として組み込まれるべきだと思います。

(そして出来る事なら、あらゆるギフテッドの課題に精通したカウンセラー
によるカウンセリングセッションの機会が定期的に設けられているなど。)


それにしてもギフテッドの人たちも色々と悩むことがあって大変ですよね。

親としてはなるべく子供の声に耳を傾けてあげ、こういった悩みを解決して
あげるヘルプをしてあげるべきですね。

う〜ん。

幸い、うちの子はそれほど悩んでいる様子はないようですが。(苦笑)






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by giftedinfo | 2015-04-03 13:07 | Social/Emotional

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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