ギフテッドが感じやすいBack to School Blues

うちは∫の学校が始まって今週で2週目に入るのですが、他の州や学区ではこれから
新学年度が開始というところも結構あるのではないでしょうか。

(日本の場合はまだ夏休みの真っ最中でしょうか?)

今のところ∫は、今学年度取る科目のコースワーク(授業内容)やレベルなどにも
満足していて、毎日の学習に積極的に取り組んでいる様子なので、私も一安心して
います。

ギフテッドの子達の中には学校が始まるのを心待ちにしている子達もいる一方、下
のリンク先の記事にもありますように、中にはギフテッド特有の諸々の理由により、
新しい学年が始まる(学校へ戻る)ことに対して不安や恐れを感じ、憂鬱な気分に
なる子も決して少なくないようですね。




そのBack to school bluesの理由というのが、

(以下、大体の意味を訳しておきました。)


1. I will fail

 周り(自分自身も?)の期待に沿えないのではないかという不安や恐怖感。
 中には失敗すると思いこんだり、手がけている作業なども実際よりも難しい
 と見てしまい、最悪な状態を予想してしまう。又、あまりの恐怖心の為、進
 行中のプロジェクトを完成することができなかったり、新しく始める事さえ
 できなかったりする場合も。test anxiey(試験に対する不安)がパフォー
 マンスに影響し、彼らの成績に対する恐怖感を更に増す要因となる事にも。

  
2. I really am not gifted

 低学年の頃は学業もそれほど”大した努力”をすることがなくてもある程度優秀
 な成績を維持していたギフテッドの子も、高学年(高校)にもなると初めて今
 まで直面した事がなかったアカデミックな面での”壁”に衝突するかもしれない。
 これを”ごく当たり前のこと”だと見れず、自分が無能である証拠だと思ってしま
 う場合も。 完璧主義な子、又は自らの価値を成績で評価してしまう子達にと
 っては”B”は弱み、欠点の表れだと見てしまいがちである。羞恥心と自己嫌悪
 に苛まれ、彼らは自らの恐怖心を隠し、必要な援助を求めるのを避けるかもし
 れない。中には簡単なクラスを取ったり、以前は関心があった分野や活動も諦
 めたりと、最終的には引き腰になってしまう場合も。


3. I won't find any friends

 一般的にはフレッシュマン(高校新入生)に関して言えることだが、この恐れは
 ギフテッドのティーンにとっては高校時代を通して一貫してつきまとう悩みでも
 ある。ほとんどのティーンが成長期の過程において「社会不安」を感じるものの、
 ギフテッドの子達の場合、しばしば”本当に自分を理解してくれる”友達を見つけ
 るのが困難である。 特に、もし友達とクラスの時間やお昼時間が違っていたり、
 以前は一緒だった課外活動に参加しなくなったりした場合など、この”恐れ”は更
 に増すことになるかもしれない。「似た者同士、同じような仲間」は限られて
 いて見つけ難い為、どうしても友情関係の選択が狭くなってしまうということに
 気がつかず、多くのギフテッドのティーンが自分の性格やその他の欠陥に問題が
 あるからだと自分を責めてしまいがちである。


4. I will be bored- once again

 ギフテッドの生徒は学校の授業が退屈で失望する事に慣れてしまっている。
 オナーズやAP、 IBといったアドバンスコースの選択があったにしても、彼らが
 渇望する刺激的でチャレンジに溢れた学習環境が用意されているとは限らない。
 中にはこういった学業への失望感に対して焦りや苛立ちで反応し、更に要求する
 子もいるし、中には無関心のまま、授業中に白昼夢や落書き、携帯メールに忙し
 かったりする子もいる。 慢性的に学習面でのチャレンジが欠けていると、彼ら
 は自らの限界に挑んだり、彼らの才能や能力を発揮することができなくなる


5. I have to fake it

 多くのギフテッドのティーンが、周りと合わせる為に自分の才能や能力を隠すか、
 それとも自分自身に忠実に”ありのままの自分”でいるべきかと心を悩ませている。
 彼らは人気を得る為には”自分のレベルをわざと下げ”、パフォーマンスなども
 わざと手抜きをすべきだと信じているかもしれない。そうすることによって社会
 的な望ましさは向上するかもしれないけれど、ほとんどのギフテッドの子がそれ
 は本来の自分の姿ではなく、自分の興味関心を犠牲にしていることに気がついて
 いる。 その一方では、自分の事を本当は賢くもギフテッドでもない”詐欺師”で
 あるかのように感じる子もいる。彼らは自分が”ギフテッドの振りをしているだけ”
 と思い込み、そのイメージを維持する為には完璧な成績をとる必要があると思っ
 ている。
 

6. I will have more battles with my parents

 アンダーアチーバー、夜行性型、パーティ好きに関係なく、ギフテッドのティーン
 は学校が始まると、一般に親との言い争いが増えるという事に気がついている。
 子供に最善を望む親としては、子供の学業の進行や社会的な行動についても心配
 してしまうわけだが、学校でのプレッシャーは親子間の衝突の可能性を増加する
 事にもなる。 こういった口論を難なく上手く対処していくティーンもいる中、一方
 ではそれらによって疎外感や怒りを感じたりなどと、精神的に悩み苦しみ、結果
 として荒れてしまう(悪い態度や行動を取る)子もいる。


7. It's all about college

 ギフテッドであるかどうかに関係なく、多くのティーンが志望の大学に合格する
 為、優秀な成績、高いSATやAPスコア、秀でたレジュメの獲得にとてつもない
 プレッシャーを感じている。 学校での授業も、学習の内容や題材そのものの
 理解や真価よりも、これら(大学受験の為)のゴールに特別にフォーカスが向け
 られているかのようにさえ見える。生徒達は競争率の激しい合格基準についてや
 過去の卒業生から受け継がれた「がっかり談」など聞いたりし、自分の志望する
 大学へ行けるかどうか心配したり、その事ばかり考えているかのようである。
 そして、大学受験にそれほどフォーカスしていないギフテッドのティーン達は、
 成績やテストスコアなどに関心が向けられている事にしばしば憤りを感じ、”学
 ぶ事そのもの”に重点を置いたクラスを渇望してやまないでいる。



▪️How Parents Can Help
 
(親が出来る事)

・Help them develop a plan

 ギフテッドであるとは言え、これらのティーンには実行機能(計画立て、整理整頓、
 管理スキル)がまだ未熟な場合もある。 彼らは難なくコンピュターのプログラ
 ミングをしたり、芝居の脚本を書いたりできるかもしれないが、日々の学校生活
 の中においてはその日1日を問題なく何とかうまくやり切っていく為の段取り立て
 に関してはさっぱり見当がつかないという場合もよくある。様々なプロセスにおい
 ての段階ごとのアプローチの仕方や、壁にぶち当たった場合はどうすればいいか、
 学校でヘルプが必要の際は誰に連絡するか、そしてサポートが必要な時はどの友達
 に頼るかなど、あらゆる課題や問題に対応する為の戦略を練るのを手伝ってあげる。


・Offer support related to their fears

 子供が話す気になっている時を見つける。就寝前や運転中、又は一緒に何か作業を
 している時でもいい。彼らが感じている不安はごく当たり前の事で、理解できるし、
 他の子達も同じような事を心配したり恐れているというのを分からせてあげる。恐
 怖感に打ち克つ為に効果的な方法やストラテジーを見つける手助けをしてあげる。
 例えば、何らか気晴らしなるものや、精神を落ち着かせる戦略、ストレスを感じた
 時に役に立つ安心できる言葉など。 彼らが抱く非現実的な期待や、他人が自分を
 どのように思っているかについての思い違い、そして将来の計画に対しての思い込
 みなど、改めて自らに問いかけてみる必要があるかもしれない。


・Intervene when necessary

 時として穏やかな説得や何気ない会話だけでは不十分な場合もある。ティーンの
 中には親と話をするのを拒む子もいるし、又はあまりにも深く不安感や怒り、悲
 壮感にとらわれてしまって、もはや親が入るこむ隙間がなくなる場合さえある。
 ギフテッドのティーンは、彼らの知性や発達した推論能力を使って、自分は何で
 もわかっていると自分に言い聞かせ、どんな状況も理屈付けや正当化してうまく
 抜け出そうとする。 親はそういった状態から明瞭な道を示してあげ、きちんと
 対処すべき問題点があるという事をしっかりと知らせるべきである。教師や支援
 スタッフとの相談会へ参加させたり、ワークショップや教育指導(勉強スキルの
 習得など)を受けさせたり、又は特に不安感が極度に高かったり、うつ気味だっ
 たり、自傷行為の兆候が見られる場合などはカウンセリングを考慮すべきである。
 
 

以上、相変わらずぎこちない日本語の訳になりましたが、(苦笑)大体の意味は
わかっていだだけたのではないかと思います。


ギフテッドの中には新学期に限らず、普段でも「あまり学校に行きたがらない」と
言う子達も結構多いと思うのですが、上記のリストを読んでいると、その根本的な
理由も知ることが出来る感じがします。


ちなみに、今学年度はハッピー♪ムードでバックトゥスクールした∫ですが、去年、
8年生からハイスクールへ移行した年は、やっぱり”Back to school blues”
|||(-_-;)||||||ε-(ーдー)ハァ に陥ってたみたいですねぇ。

参考過去記事:





去年、高校に進学してからすぐに現在のオンラインスクールへ移り、丸1年が経
った現在、当時∫が抱えていた問題や悩みもそれ以後ほぼ解決し、毎日満足した
学習環境を楽しんでいるので、やはり早めに対処する事が大切だなと思います。


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by giftedinfo | 2015-08-22 02:26 | Social/Emotional

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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