Dr. テレンス・タオによるギフテッド教育についてのアドバイス

最近、かつて数学の神童と呼ばれ、現在はカリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)
の数学教授であるDr. Terence Taoによるこちらのブログを読みまくってます。

…と言っても数学の内容関連以外のエントリーだけですが…

このDr. テレンス・タオ、もちろん数学(そしてその他の分野)に関して超天才的な才能
を示し、とにかくもの凄い知性の持ち主なのですが、でも彼の数学以外のその他一般の
話題についての記事を読んでいても、この方のアカデミック以外での、”smartさ”だけで
なく、”wiseさ”や、一人の人間としての心の広さや深さ、優しさ、そして信念の強さなど
と言った彼の”人格”、”人柄の良さ”もひしひしと伝わってき、彼に対して以前にも増して、
更に尊敬の気持ちが深まりました。


(尚、こちらに彼についてのまとめのページを見つけたので、興味がある方は覗いてみて
ください。本当に凄い方なので!)

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(Google imageより画像拝借)


その自らも明らかにPG (Profoundly Gifted)である彼のブログの中に、ギフテッド
教育についての彼の見方や考え方、アドバイスなどが書かれたエントリーがあり、読んで
いて深く共感したし、とても参考になったので、ここで皆さんともシェアしたいと思い
ます。




この記事の中で私が同意したのがこちらの部分。


”Firstly, one should not focus overly much on a specific artificial benchmark,
such as obtaining degree X from prestigious institution Y in only Z years, or
on scoring A on test B at age C. In the long term, these feats will not be the
most important or decisive moments in the child’s career; also, any short-term
advantage one might gain in working excessively towards such benchmarks
may be outweighed by the time and energy that such a goal takes away from
other aspects of a child’s social, emotional, academic, physical, or intellectual
development. Of course, one should still work hard, and participate in competitions
if one wishes; but competitions and academic achievements should not be
viewed as ends in themselves, but rather a way to develop one’s talents,
experience, knowledge, and enjoyment of the subject.


特に最後の、

”コンテストやアカデミックなアチーブメント(結果)は、それ自体を”最終目的”と見る
べきではなく、むしろそれらは個人の才能や経験、知識、そしてその分野に対する喜びや
楽しみを発展、開発していく為の道であると見るべきである。”

と言う部分には私もうなづきました。


コンテストで受賞したり、学校でいい成績を収めたりするのは、そうすること自体が目的
・ゴールなのではなく、その過程は、自分自身が内面的(精神/感情)にも知的にも個人
として発達、成長していく為に重要な”修行のプロセス”と見れば、「結果」だけにフォー
カスしてしまう事なく、そう言った「学びのプロセスやプログレス」にも価値を見出せる
のではないかと思います。


そしてこちらの、


”Secondly, I feel that it is important to enjoy one’s work; this is what sustains
and drives a person throughout the duration of his or her career, and holds
burnout at bay. It would be a tragedy if a well-meaning parent, by pushing
too hard (or too little) for the development of their child’s gifts in a subject,
ended up accidentally extinguishing the child’s love for that subject. The pace
of the child’s education should be driven more by the eagerness of the child
than the eagerness of the parent.”


と言う2番目のアドバイスも、実際、∫を見ていて(まさにそのとおり!)っと、激しく
共感してしまいました。


うちの場合も、∫が学業的に大学やコミュニティ・カレッジで先々進んで行っているのも
”本人”が強く望んでいて、∫自らが”教育のペース”を設定して実行していると言う感じで、
私達親はあくまでも、その∫の要望が実現するように、ロジスティックスや経済的な面で
の支援をしているのみで、最終的には∫自身が自らの学びのイニシアティブをとっている
ので、やはりその分野においての”情熱”と”喜び、楽しみ”を抱くことが重要なポイントだ
なぁと思います。


ギフテッドの子達って、多くの子が自分が何を望むのかよく心得ていて、強い信念を持
ってたりするんで、親がいくら無理強い(push)してもそう簡単に親の言うことを聞く
もんでもないですし。(苦笑)


親が無理強いし過ぎて、子供の情熱の炎を吹き消してしまうことにでもなれば、まさに
逆効果となってしまうので、やはり子供の学びのペースの主導権は子供自身に握らせる
のが効果的ではないかと思います。

(実際、ギフテッドの子には親が”押す”というよりも、子供に”引きずられ回される”って
表現がぴったりする感じが。(笑)


私達も長年、∫に引きずり回されて(文字通り、コンテスト遠征などでも!笑)色々と大
変なギフテッド育児&教育ではありますが、本人の満足そうでハッピーな顔を見ていると、
まぁ、私達もとりあえずはなんとかそれなりにやってきているんだろうという感じです。


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by giftedinfo | 2016-08-14 06:43 | Gifted Education

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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