「Gifted」を観てきました

昨日の晩、本当は先週、観に行く予定にしていた「Gifted」という映画を家族で観てきました。



うちは家族全員、人混みが大の苦手なので、私たちが外に出る時は極力、人が少ない日や時間帯
を選ぶようにしていて、昨日も水曜日の最終上映時間(9:50pm)だったせいか、映画館には私
達の他には大人が3人の、計6人しかいませんでしたよ〜!


席も選び放題、ガラガラに空いてたので話し声や色々なノイズに苦しむことなく、まるで自宅の
ソファーでのんびりと観ているかのようで、とても快適でした。

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このたった少し前に日本食レストランで「食べ放題の寿司」をたらふく食べてきたばかりだと
いうのに、まるで「映画館で映画を見るときはポップコーンを食べなければならない」とばか
りに妙にこだわって、顔まるごと突っ込んで洗えそうなバケツサイズのポップコーンを買って、
むしゃむしゃほおばっているパパ。

ほんと、変なおっさんやわ。

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私は出不精(&デブ症 笑)なんで、普段は映画館に映画を観に行くことなど滅多にない為、
最近は映画館のシートもこんなに快適になってるなんて知りませんでしたよ〜。

リクライニング式で、とても心地よかったです。

退屈な映画とかだと完全に寝てしまいそうだけど。

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さて、肝心の映画の方ですが、実際にこの映画を観る前は(予告編を観ただけの時点では)内容
(ギフテッドの概念や子供たちがどのように描写されていて、どのようなメッセージが含まれて
いるかなど)について色々と憶測をめぐらしていたのですが、正直なところ、自分が当初、予想
していたものと少し違っていました。





まだ観られてない方にはネタバレになってしまうので、ここでは話の内容や展開などについての
詳しい言及は控えたいと思いますが、観終わった後の感想としては、とても心が温まるスイート
なヒューマンドラマという感じでしょうか。


タイトルから判断すると、もっとギフテッド(ギフテッドの子の毎日や、ギフテッドならではの
ユニークなチャレンジや生き方について)がメインのテーマになっているのかな?と思っていた
のですが、個人的には「ギフテッド」の部分はどちらかというと”サイドストーリー”的な感じで、話のバックボーンとなっているのは、ギフテッドというユニークな特質を持った子をめぐっての、祖母と叔父の間で繰り広げられる「親権争い」「ファミリードラマ」という感じがしました。


もちろん、この場合、親権争いは、子供がギフテッド、それも天才レベルの超ギフテッドという
ことで、そのことが一般の場合よりも更に複雑に(決断に)影響をしてくるのですが、それに加
えて家族の過去の歴史的な要因も絡み合い、最初は叔父さんの考え方や見方に少しばかり反感を
感じていた私も、詳しい裏話が展開されるごとに、


(う〜ん、なるほど、そういう過去があったのか、それなら彼がそう感じるのもわかる気も…)

などと感じ始めたりしました。


結局のところ、ギフテッドの子にとって最適な人生(家庭環境、教育設定、交友関係、etc)な
どというものは、その子一人一人によって違うもので、ギフテッドの子はギフテッドである前に
まず、”一人の人間・子供”ということを忘れてはならないのではないかと思いました。


主役のギフテッドの女の子メアリーが、心理士?ケースワーカーと叔父さんについての話をして
いる時に、

”He is a good person. He wanted me before I was smart”


と言う部分にグッときてしまいました。(涙)

(自分がまだ赤ちゃんの頃に引き取って面倒を見てくれている叔父さんに対し、それまで関心を
示さなかった祖母が、自分が天才的な数学の才能を見せていると知った後、いきなり自分を引き
取ろう(親権を希望)と動き始めたことについて指しているのではないかと思う。)


尚、この映画の中では、メアリーはPGとして、かなり現実的に描写されていたのではないかと
思います。


ギフテッドの一般的に見られる特徴も彼女の言動を通してあちらこちらに見ることができます
し、(知的な部分だけでなく、OEのインテンスさや正義感の強さ、ユニークな感性や視点、
ユーモア、頑固さ、などなど。)やっぱり普通の公立学校だとかなり生き難いだろうなと思い
ましたね。


学校での先生や校長先生との会話や、メアリーが体験するギフテッドの子によくありがちな
(と見なされる)”問題行動”に思わず自分自身の過去を思い出してしまったのか、それらの
シーンの数々を観ながら、∫はニヤニヤと(ある、ある、わかる!)と言わんばかりに笑って
ましたよ!


詳しくは言えませんが、最終的にはまぁ、それなりにハッピー・エンドだったんではないで
しょうか。


世の中、何に関しても白黒、善悪、all or nothingと、どちらか一つが正しいというような
二分法的思考に囚われる必要はないと思いますし、やはりその子の性格や置かれた環境、状況
などを見極めて、(大人側にとってではなく)子供にとって一番、適切な道を選んであげるの
が真実の思いやり、愛ではないでしょうか。


ということで、映画内に出てきた数学に関してのリファレンス(ミレニアム問題など)はもち
ろん、∫はところどころ登場する黒板に書かれた数式なども大いにエンジョイしてました。


最初は「あまり期待はしていない」と言っていたパパですが、映画内にちょくちょく出てくる
フランク(叔父さん)のちょっとひねくれたユーモアが含まれたセリフや、彼とメアリーの
会話に笑ったりして、見終わった後は、

「思ってた以上に楽しめた!」

などと言ってました。


いつもは批判的で辛口なコメントや意見が多いパパにしては、珍しくポジティブな反応だった
のでちょっと驚きましたが。


この映画を見たからといって、ギフテッドやギフテッドの子たちの事がすぐに理解できるとは
思わないけれど、一般に、”ギフテッド”という言葉や概念を新しく紹介するにおいては、まずは
最初の第一歩!って感じではないでしょうか。


ただ、こういう天才的レベルのギフテッドはギフテッドの中でもごく稀で、あくまでもマイノ
リティであるので、自分の子供がメアリーのような能力を見せていないからといって、親が、
「あぁ、うちの子はギフテッドではないわ!」といとも簡単にそのアイデアを却下しなければ
いいのだけれど…などと思ってしまいます。


(個人的には、ここまでのレベルになると、「ギフテッド」というより「天才児」といった方
がニュアンス的に伝わりやすい感じがしますが。)


おまけ

外食&映画を見に行く時に見た夕暮れ時の空。

昨日は雲が多かったので、うっすらとしたピンク・オレンジ系の夕焼けがきれいでした。


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The Curious Life of ∫より転載)
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by giftedinfo | 2017-05-25 05:14 | Gifted In General

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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