断定的な表現を訂正しました

少し前の「先生、ほんまですか〜?」という記事の、ギフテッドの子の教育ニーズについて語って
いる文章で、あまりにも断定的な表現をしてしまってたのに気がついたので、ここでその部分を訂
正しておきたいと思います。

こちらの、

”私は自分の子供が特別な教育のニーズがあるから、(ギフテッドの子に特別な教育ニーズが存在
するのは疑いのない事実)学校側と協力しあって、それらのニーズを満たそうと、できる限りの
ことを尽くしているだけであります。”

という文章で、「ギフテッドの子に特別な教育ニーズが存在するのは疑いのない事実」と書きまし
たが、この文章だとまるで私が独断的に決めつけて勝手に主張しているように見える為、その部分
を、

「ギフテッドの子に特別な教育ニーズが存在するのは、アメリカのギフテッド教育関連の世界では、
ごく一般に認識されている考え方です。」と書き直しておきたいと思います。


ちなみに、私がこう感じる根拠と言いますのが、自分と自分の子供の経験に加え、こういった情報
が元になっています。


Myth 2: Teachers challenge all the students, so gifted kids will be fine in the
     regular classroom.

     Although teachers try to challenge all students, they are frequently
     unfamiliar with the need of gifted children and do not know how to 
     best serve them in the classroom…(中略)
     "Too often, the brightest students are bored and under-challenged
     in school- We're not giving them a sufficient chance to thrive."

こちらは似たような情報が日本語で書かれたページです。

そしてこちらの記事がとても興味深いし、納得できます。



”ギフテッド(の傾向)があるかどうか別にして、その可能性を見て、クラス全体で教師が”普通”
に対応してくれたら、それが望ましい。”


などとおっしゃる方もいられるようですが、ギフテッドであろうがなかろうが、全ての子供のそ
の子にとって特殊な教育や学びのニーズを考慮せず、みんな一クラスにまとめて、皆に対して教
師が”普通”に対応することが、本当に”望ましい”ことなのでしょうか?


習得(マスターしている)レベルや習得のペース、理解の深さや独特の学びの特徴がそれぞれ違
う子供たちを全て一まとめにして、皆んなが分け隔たりのないように、同じ内容を同じように指
導することは、そりゃ、それらを主張するものにしてみれば、

「私はどの”個”も皆んな公平に、平等に扱うことを唱えているの〜。皆な同じで皆んないい!」


っと、その個人自身にとっては(自分が”私は平等主義者、差別など大反対!”などと自分に酔い
しれて感情的にハイになっているので)幸福感を感じて満足しているので”望ましい”んでしょう
が、実際にペダゴギー(教育学、教受法)的視点から見ると、それって本当に(ギフテッドに限
らずどの生徒にとっても)効果的で、各自の為になるんでしょうか?

(そういった”皆んな一緒で普通の対応”のクラスの中で、学習意欲、学ぶことに対しての情熱を
失い、アンダーアチーブメント、または中退してしまうギフテッドの子がどれだけいることか。)


知的障害の生徒に、彼らの特殊なニーズを考慮し、彼らに適した教育や学習を提供することにつ
いは明らかに”差別行為”とは見られていないのに、同じく一般とは違った知的・学習ニーズを持
つギフテッドの子に対しては、それが”差別”となるなど、それってかなりダブルスタンダードで
はありませんか?


本当に心からギフテッドの子たちの知的、社会性の発展やヘルシーな人格形成を願うのであれば、
”どの個も皆一緒に!”っと、彼らをフィットしない教育環境に無理やり押し込めてしまうことは
残酷だというのがわかりそうだと思うのですがねぇ。


生徒だけでなく、指導をする教師側にとっても、ニーズが混ったクラスの指導は、素人がそうや
って、”皆に対して普通に対応すればいい”、といった、なかなか簡単なものではないはずですよ。


結局のところ、それって、自分自身の感情的な自己満足をフィードする為のものであって、本来
考慮するべき「個人それぞれに効果的な学習によって、子供の教育ニーズを満たす」という目的
など全く考慮に入れてないってことでは?


そういった部分など考えず、ただ軽はずみに「口先だけの”絵に描いた餅”理想ギフテッド教育論」
ばかり唱えても、結局のところ、一番犠牲になってしまうのは、子供達の方ではないでしょうか。


あららら。すいません。

又しても辛口になってしまいましたね。(苦笑)

今日こそは全て忘れて明るくポシティヴなトーンで、と思っていたのに。


お口直しと言ってはなんですが、先日、久々に鮮やかな夕焼けが見られたので、そちらの方の写真
をアップしておきますね。(笑)

皆さんにも楽しんでいただけると嬉しいです。


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うっすらと虹が見えました。

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The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2017-09-12 04:19 | Gifted Education

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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