ギフテッドの誤診:反抗挑戦性障害

又してもSENGによる、ギフテッドの誤診についてのとても有益な情報をシェアしますね。


この記事では、ギフテッドの個人が誤診されやすい可能性の高い障害やコンディションについて、
誤解されやすい理由なども含めて説明されています。

ギフテッドの特性を考えると、それらに馴染みのない素人の目からは障害の症状となかなか区別
し難くく、間違われやすいというのも納得できます。


この記事に出てくる診断(障害)についての説明文章は長いので、全てを一度に訳できませんが、
これらの情報は頭に入れておくと、不必要な誤診を防ぐためにも役に立つので、今回、まずは一
番最初のOppositional Defiant Disorder(反抗挑戦性障害)を訳してみました。




多くのハイリーギフテッドの子達が、小さい頃からしっかりとした自我の意識を持っている。
個人的な意見としては、ハイリーに限らず、全てのレベルのギフテッドに見られる傾向のよう
な気がするのですが、特にハイリーに顕著だということなのでしょうか?)彼らは自分で自分の目
標を策定し、活発に探求分野を追求し、自分なりの信念を持つ。ギフテッドの子達が、自動的に大
人や権威者に対して敬意を表すわけとは限らない、というのはよく知られたことである。[ギフテッ
ドの教師が指導者というよりも、一般に進行者/まとめ役であるというのもこれが理由である。]
この事から、彼らは頻繁に大人のゴールや指示と対立する立場に身を置く事になる。ギフテッド特
有の強烈さ(インテンシティ)ゆえ、時として彼らは頑なに自分の意見に固執したり、一歩も譲ら
ない頑固な態度になったりすることもある。


もし、”頻繁にキレる”、”よく大人と言い争う”、又は、”よく大人の要求や規則に従うことを盛ん
に逆らったり、拒否したりする”などといった反抗挑発性障害の特徴だけを考慮に入れるとすると、
頑固な個性は病的状態に見えるかもしれない。この場合、子供に”悪意や復讐心”があったり、”わ
ざと他人を困らせたりイラつかさせる”などといった要素も見られるか、というのが識別の要因と
なる。(ギフテッドの子達に関しては)たいていの場合、これらは見られない。癇癪を起こすに
しても、酷く心をかき乱すようなフラストレーションや、感覚系統のオーバーロードが原因であ
ったりする。ついさっきまで怒り狂って大声で叫んでいた子が、その後すぐに愛らしく抱きしめ
たくなるようにかわいくなり、心底から愛情たっぷりの思いやりや優しさを見せたりする。


子供がどうして拒否するのかを探ることが重要である。目的を持った活動に熱心に取り組んでいた
ところを邪魔されたとか? それとも、常につっけんどんな態度がずっと見られるのか?(環境に
関係なく症状が持続している?)ギフテッドの子供達は、自分は大人たちと同等(同じレベル)で
あるとみる傾向にある。(ハイリーギフテッドの子は更にその傾向が強い。) 彼らにも家族内の
問題を明確にしたり、解決したりする活動やプロセスに一緒に参加させてあげることが、驚くほど
効果的であったりするものである。

(Diagnosis Questionsより)


ギフテッドの個人を表現する言葉として、"non-comformity"(非協調、非同調)というのをよく
聞いたりするのですが、そう言った態度やスタンスには彼らなりの独特の理由があり、ギフテッド
の特徴に馴染みのない者たちには、表面上は障害の症状と区別するのが難しく、間違った診断や、
必要のない治療や的外れの対応をしてしまう危険があるのですが、それらを避ける為にも、やはり
親がこういった知識や情報を認識し、専門家といえど、納得いかない場合は躊躇わずに疑問を投げ
かけることが大切ですね。


尚、過去にギフテッドの非協調、非同調についての記事も書いてますので、参考としてリンクして
おきますね。

The Curious Life of ∫より転載)

ランキングに参加しています。
応援のクリックを押して頂けると嬉しいです。

にほんブログ村 教育ブログ ギフテッド教育へ

[PR]
by giftedinfo | 2017-10-05 08:58 | Misdiagnoses

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
プロフィールを見る