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ギフテッドの特徴についての12リスト

正式に「ギフテッドの判別/識別」のコンセプトが存在しない(心理士や精神科
がそういった判断をしてくれない)日本の場合、自分の子供がギフテッド
ではないか?と勘ぐってみるものの、専門家からはっきりとした意見や
正式な判断が得られるわけではないので、何やら煮え切れない思いをして
いる親御さん達も結構いるのではないかと思います。



アメリカの場合でも(私の知る限りでは)医学的な「ギフテッドの診断」
などというものは存在せず、大抵の場合が各学区が要求する「ギフテッド
プログラム」の選考要因(知能テストや学力テスト、行動チェックリスト
などといった”ギフテッド識別の為の審査項目”)がその学区の受け入れ
基準に達していれば、「GT Students」と"identify"され、プログラムに
所属しているというステイタスで、多くの親が「うちの子はギフテッド」
と認識しているのではないかと思います。



学区にそういった「判別のシステム」(ギフテッドプログラムの一部)が
存在しない場合や、その他のオプションとしてギフテッド専門の私立の
学校や特別なプログラムを実施している教育機関への入学を希望する場合
など、学校側が指定するギフテッドの識別を専門とした教育心理士に診て
もらう事になる場合もあるでしょう。


(ギフテッドの専門家によるアセスメントの場合は、子供が”ギフテッド
であるかどうか”だけでなく、どのレベル(MG, HG, EG, PG)やその他
の詳しい情報なども得る事が出来るので、正確な識別+教育プランの設定
にもとても役に立ちます。)


あと、うちの場合みたいに最初は発達障害の検査の為に知能テストや
学力テストのアセスメントが行われ、その結果IQが高いと発覚する事も
結構あったりしますね。


でもアメリカでも学区にギフテッドプログラムがない場合や、付近に
ギフテッドの専門家がいない場合など、こういった方法にて「子供が
ギフテッドである」と識別される事も少ないのではないかと思います。


というわけで、ほとんどの場合は私達親はネットや本などから情報を
収集する事になると思うのですが、こちらの私が愛読している
「Byrdseed」というギフテッド教育情報のサイトに、ギフテッドの
特徴や識別の対象となる要因などの情報のリンクがリストされたページ
を見つけましたので、それをリンクしたいと思います。(笑)




またもや英語の情報で申し訳ないです。

でもやはりギフテッド関連で参考になる文献、記事は英語によるもの
が多いため、ギフテッドについて興味・関心を持たれている方達は
(毎回しつこいですが、苦笑)この際、是非英語の方も習得していた
だきたいと強く思っています。

(会話やライティングはおいといてもせめてリーディングの面だけでも!)


この記事のリストの一つ、


のページがなかなか興味深いなと思いました。

一口にギフテッドと言えど、個人の本質的な性格や認知スタイルや環境
なども関係し、色んなタイプ(6つ)のギフテッドが観察出来るんだなぁ
と思いました。


(でもこれも不動というものでなく、環境の調節などによってタイプが
重なったり、違ったタイプへと切り替わったりするみたいなので、やはり
個人の持って生まれた性格、性質と置かれた環境、状況などのインター
アクションがキーポイントのようですね。)


それぞれのリンク先でとても興味深い情報が読めますので、是非チェック
してみてください。

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by giftedinfo | 2014-07-29 09:25 | Characteristics

ギフテッドの子がぐずぐずと先延ばしにしてしまう10の理由

ふと思ったんですが、英語の”procrastination”という単語、日本語では
どう言うのかと辞書を引いてみても、どうも一言でピシッとうまく表現
できるような単語(名詞)がなかなか見つからなくて困っています。

一般的には、

”ぐずぐず延ばすこと、引き延ばし、先送り、遅延、優柔不断”


などの訳や言葉をよく目にするのですが、う〜ん、なんかどれも一言で
表現するにはしっくりこないような感じがして...

”遅延”や”優柔不断”と言った一言だけではどうも”procrastination"の
全てのニュアンスが含まれていない感じがして。

とりあえずこの言葉は、”やらなければいけない事などをぐずぐずと先延
ばしにしてなかなか取り掛かろうとしない”と言った意味で捉えていただ
くといいのではないかと思います。

(この単語がぴったりフィットする日本語の名詞形をご存知の方、教え
ていただけるとありがたいです。)


私自身、長年パパのprocrastinationに悩ませれ続けてきているのです
が、(まぁ、パパの場合は主な理由がただ怠慢なだけ。)どうやらこの
問題はギフテッドの子達の間でも結構よく見られたりするみたいですね。


こちらの記事がなかなか参考になると思ったのでリンクしておきます。




この記事によると、私達のほとんどがたまにぐずぐずと先延ばしにした
りする事もよくある事だけど、中にはこの習慣が慢性化してしまう場合
もあり、自分の(ギフテッドの)子供がこういった傾向を見せている
場合、あれこれと小言を言う前にまず、その行為(procarastination)
の理由を探ってみる事が、問題を解決するのに効果的である、という
事であります。


先延ばしにしてしまういくつかの考えられる理由とというのが...


1.被転導性(心理、思想、注意のそれやすさ)

  ギフテッドの中には自分の興味関心分野に集中、熱中し過ぎて手元
  のタスクにフォーカスする事が困難な子達もいる。彼らは色んな興味
  深いアイデアやプロジェクトなどによってあれこれと注意が散漫しや
  すくなる。過密なスケジュールはこういった問題を悪化される傾向に
  ある。ただし、子供の情熱や興味関心がすでに定着している場合、
  多数の要求(やるべき事)がなかったとしても注意散漫になりやすい。


2.無秩序(整理整頓が苦手)

  ギフテッドの子達の中には整理整頓や計画を立てるのに苦労し、時間
  の管理のスキルに欠ける子もいる。プロジェクトを完成させようとする
  モチベーションはあるものの、詳細に注意を促す事やいつもより長期的
  な計画が必要な場合など、圧倒されてしまう事も。
  時間管理やタスクをどのようにこなして行くかを構造するのが困難で
  あるという部分が、多くの場合この問題の根本的な原因となっている。
  

3.無関心、無気力

  ギフテッドの中にはあまりにも学校(授業)が退屈でうんざりして
  しまい、自らの作業や作品の質に対して興味を失う子もいる。
  これらの作業に意味を見いだせず、完成を遅らせたりする事も。
  機械的なドリルや簡単過ぎる課題などをして時間を無駄にするよりも、
  別の様々な活動に携わる方がましだと思っている。


4.過去の成功経験

  ギフテッドの中には”これまでそれで通って来たから”という過去の
  (成功?)経験からぐずぐずと先延ばしをする子もいる。
  これらの多くの子が締め切りギリギリに課題を終えたとしても、その
  作業や作品の質や結果に悪影響を与える事はないというのを学んでき 
  ている。努力すればもっといい作品が出来るというのはわかっていても、
  彼らのこれまでの成績や実績から、それほど無理して頑張らなくても
  何とかうまく通り抜けられるという事がわかっている。
  

5.反逆

  先延ばし行為は抵抗の表現や、子供が嫌がる課題を完成させる事に
  対しての静かな反逆である事も。 それはプロジェクトを過小評価し、
  重要さを最小限に抑え、面白くもなさそうな作業に取り組まなければ
  ならない事に対する怒りの表現である。 プロジェクトを最終的には
  完成させたとしても、最終の段階まで遅らせるというのはその子に
  とっては大きな力つけとなる、言わば静かな抗議の形である。


6.完璧主義

  成功達成への高い期待が不安感や遅延の願望を生み出す恐れも。
  ギフテッドの子供が、与えられた課題を最高の出来に仕上げられない
  かもしれないと心配すると、ギリギリの時点まで後延ばししてしまう
  かもしれない。これらの傾向は明らかに更なる不安感の悪化や、必然
  的な夜間の癇癪の原因ともなり得る。


7.セルフ・サボタージュ(自己破壊的行為)

  ギフテッドの子達(そして特にギフテッドの若者達)の中には自らの
  能力を隠そうとする者もいる。 周りに溶け込む為に才能を偽装した
  り、わざと手を抜いたパフォーマンスを行ったり、アカデミックな
  分野に背を向けたりする場合もある。

  先延ばし行為は彼らのこういったジレンマに直面する事に対しての
  躊躇いや迷いや、自らの能力を抑えるか、又は能力に応じて生きて行く
  べきかと言った不確実さや不安な思いを反映しているのかもしれない。
  もし作業や作品の質が劣っているのであれば、彼らが周りに伝えたい
  イメージを固定する事ができるのである。


8.不安感、自信喪失

  明らかなスキルにも関わらず、ギフテッドの子達の中には自分自身の
  能力に疑惑を抱く子がいる。彼らは自分が”偽装者”(インポスター)
  だと感じ、いつ何どき自分の不十分な部分や欠点が暴かれるかと心配
  してやまない。 彼らには維持すべき自分自身のイメージがあり、もし
  それらが何らかの形で崩れてしまうと”詐欺”だと暴露されてしまうと
  信じている。

  プロジェクトの完成を遅らせる事は、こういった恐怖に直面する事
  から生じる必然的な不安感を避ける手段でもある。


9.羞恥心

  不安定感とともに、あるギフテッドの子達は優秀な業績を達成する
  事ができない事に対して羞恥心を感じる。 彼らはこの事をまるで
  彼らの知性に対する告発、非難とでもいわんばかりに反応し、周り
  は自分の事を”不能だ”と見るのではないかと疑ってしまう。その結果、
  先延ばし行為は言い訳ともなり得る。もし、ぱっとしない冴えない
  成績が、土壇場の慌ただしく急かされた試みだとしたら、子供はその
  結果を”自分の実際の能力ではない”と思い込む事ができる。


10.うつな気分

  先延ばし行為は時折「鬱」の症状である場合もある。
  とは言うものの、この場合通常、引きこもりや仲間達からの孤立、
  悲しみ、食生活や睡眠のパターンの変化、イライラなどのその他の
  兆候が伴う。 こういった状況の場合、先延ばし行為は絶望感や
  学業に対する意義の欠如の反映である可能性もある。



と、これらがギフテッドの子達が物事を先延ばしにしてしまうであろう
いくつかの理由なのですが、「完璧主義」「羞恥心」などと言った
ギフテッドの子供によくみられる課題から生じる先延ばしについては、
主に「無関心」が原因によるものとはまた違った問題解決のアプローチ
が必要となってくるようなので、まず第一に何が原因となっているのか
というのを探り当てる事が大切なようですね。


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by giftedinfo | 2014-07-25 14:56 | Characteristics

ギフテッドと不安

昨日の記事でanxiety(不安)の話題が出たところで、ここではギフテッド
不安(不安症)についてとても参考になる情報のリンクを付け足して
おきたいと思います。


いやぁ〜、こうやってこの話題についてのいくつかの情報を読んでみると、
やっぱりギフテッドの子達(多分、大人も?)は一般よりも不安感を感じ
たり、心配し過ぎたりと言った傾向が強いみたいですね。


(まぁ、もちろんギフテッドかどうかに関係なく、個人の持って生まれた
性質の部分も大きく関係しているのではないかと思いますが。)


こちらの「High Anxiety」という記事によりますと、ギフテッドの子達
の脳は一般とはちょっと異なり、感覚が強調され超敏感なので、私達が普段
見落としてしまいがちな詳細やあらゆる情報も素早く感じ取ってしまうし、
感覚が敏感であるという事は、ストレスフルや嫌な出来事も鮮明に体験して
しまうという事で、それに加えて彼らは記憶力に優れているのでそういった
出来事も後々まで鮮明に覚えているという事なのです。


(この”ハイパーセンシティブな脳”については以前の記事でもとりあげて
ますので、興味のある方はこちらの過去記事へ。)





そして、最初の印象が強いだけでなく、後で思い起こす時もそれらは極め
て強烈であるらしい。


(あぁ〜、この部分もあーちゃんそのまんまです。小さい頃のインパクト
が強かった出来事やストレスフルな出来事、ネガティブな感情、その出来
事の際、私達が言った言葉や関連する風景や状況など、後々まで鮮明に覚
えていて、たまにそれら思い起こしてはその時と同じ感情や精神状態に陥り、
パニクったりしてます。002.gif


そしてギフテッドの子の豊かなイマジネーションと、一見つながりのない
ように見えるものにも関連性を見いだしてしまうという能力が加わること
によって、こういった子達は(普通の子達が気がつかなかったり、考えも
しないシナリオなどを想定したりして)必要以上にナーバスになったり、
不安感を感じたりするようですね。


"Their own brains transform a bad experience into something
far worse, and then connect it to other situations. The anxiety
can spread like a virus"


って部分、あーちゃんを見ていてもすごくよくわかります。


(いやぁ、ギフテッドではない私も実は極度の不安症で、いつもあれこれ
と最悪のシナリオを想定してしまい、オロオロと心配し過ぎて精神的に
しんどい思いをしています。でも私の場合は、自分は癌かも?とか、乗る
予定になっている飛行機が墜落するのでは?とか言った、非合理な類いの
ただの不安感なのですが。汗)


尚、こちらの記事では子供が不安な状態である症状や対処法などがリスト
されていて、親としてはとても参考になります。(英語)




”Asynchronicity, or uneven development, is another trait
common to many gifted children. Often, cognitive development
will leave physical or affective development in the dust, resulting
in even more “out of place” feelings – and more potential for
anxiety. ”



と、非同期発達(知能、社会性、感情面、身体的など各分野の発達が
均等でなく、凸凹がある。又、知的や認知の分野内においてもスキル
や能力によって差があったりする。)が、ギフテッドの子のセルフ
コンセプトや社会性に影響し、”場に溶け込めない感”、”浮いてる感”
が不安を一層強くする可能性もある、という部分もうなずけます。


そして、


Many gifted children place very high expectations on
themselves. While common, this characteristic can cause
any number of problems, both at school and at home. From
worrying over unmet goals or an assignment that’s just not
“perfect” enough, the constant need to reach exceptional
levels of achievement can also lead to anxiety and stress,
according to educational psychologist Jerry Schecter.”


と、ありましたよ!あーちゃんの例も!


私もこの対処の部分をこれからじっくり読んでみようと思います。

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by giftedinfo | 2014-07-13 20:31 | Characteristics

全てのギフテッドが早くから字が読める?

本日、アメリカは4th of Julyで独立記念日であります。

アメリカにお住まいの皆さん、

Happy 4th of July!


こちらは去年の4th of JulyにLake Tahoeの湖上で行われた打ち上げ
花火の写真。




去年はLake Tahoeへ花火大会を見に行ったのですが、今年は暑いし、
人混みも避けたいので、私達は自宅でまったりと独立記念日を過ごす
事にしました。


”食中毒で倒れそう”だったパパ015.gifは、今日はバックヤードBBQをやる
と張り切ってまして、夕べ夜中にいそいそと24時間営業のスーパーに
買い出しにでかけたようで、今朝起きてキッチンに行くと、冷蔵庫の
中には(身体に悪そうな)ソーセージやらチーズやら、BBQの材料が
ありました。


キッチンのカウンターにはパイを発見。


一応はアップルパイも買ってましたが、今時季節外れのパンプキン
パイも買ってあって、サンクスギビングズには”Typical! 013.gif"と言って
食べなかったパンプキンパイを4th of Julyに食べようとは、相変わ
らず偏屈ぶりを発揮しています。


(夜中に買い込みに出かけるなど、なによぉ〜!やっぱり仮病だった
んじゃないのぉ〜?と疑ってしまう。 苦笑)



前置きが長くなりましたが、ここから本題です。


うちはパパもあーちゃんもかなり小さい頃から字が読めるようになったの
ですが、(あーちゃんの場合は極端に早く、1歳半くらいでG1~2に
習う単語を読んでいた。)全てのギフテッドの個人がearly reader
か?と言うと、そうではないようです。





によりますと、


"It's true that many gifted children read at a
remarkably early age,"


”多くのギフテッドの子がかなり早い時期に字を読めるようになり、また
その中には言語的能力にも優れていて、語彙も豊富で自分の年齢を遥か
に上回るレベルのユーモアや、言葉の細かなニュアンスや巧妙さなども
簡単に把握してしまう子もいるのも確かであります。


こういった子供達は図書館からどっさりと本を借りて来て、いつも本を
読んでいるので(前が見えなくて)壁にぶっつかったり、学校の授業中
に退屈しのぎに机の下に本を隠して読んでいると言ったくらい、読書好
きになる場合が多い”ようではありますが、


”But not all gifted children read early."


このブログでもお馴染み、コロラド州にあるGifted Development
CenterのディレクターであるDr. Silvermanの彼女自身、及びその他
の研究の調べによると、ギフテッドの子の約半分が就学前(アメリカ
ではキンダー入学前を指しているので、年齢にしたら5〜6歳)に独自
で(誰からも教わらず)字を読め始めるようであります。


(ギフテッドでありながら)キンダー入学前に字を読まない子に関
しては、その理由として、

・視覚空間型学習者
・数学的、芸術的、機械的・空間的才能の持ち主
・学習障害
・学習に不利な環境のもとで育った
・単に”遅咲き”(晩熟型)


などの要因があげられています。


この視覚・空間学習者(visual-spatial leaners)という部分、何だか
納得いく気がします。


視覚・空間認識に優れた子達って、早くから学習面での才覚を示す
聴覚・連続タイプの子達とまた認知や発達のパターンが異なり、早期
の頃は発達にも凸凹も見られ、「遅咲き」の傾向があるので、早く
から字を読む子も少ないのかもしれませんよね。


(ちなみにあーちゃんはいくつかの特徴を除いて、典型的な「聴覚・
連続型学習者」であります。


Auditory-Sequential learner vs Visual-Spatial learnerについては
こちらのページが参考になります。




”ギフテッドの子が早期に字を読まない場合、教師や親はその子の他の
突出した才能を見落としてしまい、ギフテッドではないと思ってしまう
かもしれません。


秀でた言語能力は目立つとは言うものの、子供がシャイだったり、
あまり話好きでなかったり、ギフテッドの部分を覆い隠してしまう
何らかの学習障害があったりすると、顕著に高い能力や才能もしば
しば無視されてしまう恐れもあるので、(これはまさに2Eキッドが
抱える大きな課題であります。)親は”その他のギフテッドの特徴”
を認識し、IQテストをリクエストしたり、ギフテッド関連のサービス
を利用するなど、対処を心がけるべきだ”

という事です。


だから例え自分の子供が早くから自分で文字を読み始めなかったと
しても「うちの子はギフテッドではない」と決めつけないでくださいね。


ギフテッドの中でも個人によって発達のパターンは本当にそれぞれ
だし、その他の要因も関係したりして、本当に一概では判断できま
せんし。




またこの記事の中では、


”Most gifted children who are not early readers catch
up quickly, though, start reading on their own in kinder-
garten or first grade, and learn to love reading"



とあり、早期に読み始めなかった大抵のギフテッドの子達も仲間
達に素早く追いつくみたいで、この子達は、”自分が読みたいから”
”本に魅了されているから”という内因的な動機に駆られ本を読む
ようであります。


また、本を読む事は彼らの想像力をさらに豊かにし、毎日の生活
の中に存在するあらゆるストレスからの”安全避難場所”的存在とも
なっているとの事で、この子達にとって本を読む事は、ある種の
ストレス対処法の一つなんでしょうね。


この記事の最後の部分にもありましたが、子供の読書を愛する心
を育成して行く為にも、親としては出来る限り子供が楽しんで本
を読める環境や機会を与えてあげる事が大切だなと思いました。

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by giftedinfo | 2014-07-05 20:29 | Characteristics

Happy Birthday, Pearl S. Buck!

本日(アメリカ時間6月26日)は小説家、Pearl S. Buckの誕生日であります。

この日を祝し、以前こちらの記事でもご紹介した、ギフテッドのOE
クリエイティヴニーズ(創作意欲)の部分がとてもよく描写されている
かの様な彼女の言葉をここでもう一度アップしておきたいと思います。




最初の記事から1年以上も経った今でも、(私のググり方が不十分なのか)
どれだけググってもこの文章の日本語訳を見つける事ができなかったので、
今回も又、このブログの読者である、あまのさんオリジナル和訳を使わせ
て頂くことにします。


(私にはこういう文章を訳する言語的センスが全くないもので。苦笑)



”どの領域であれ、真に創造的な魂とは、ヒトという創造物として、
非凡に、残酷なまでに、繊細に生まれついているという以上のこと
ではない。

この者にとって……
ちょっと触れることは叩かれるのに等しく、
ささいな雑音はかしましい騒めきに等しく、
不運とは悲劇であり、
楽しみは喜悦となり、
友情が恋慕となれば、
恋人は神となる、
そして失敗は死を示す。

さらに、この酷なまでに感じやすい生体には、作り、造り、創ることへの
強烈な必然性が加えられている――音楽であれ、詩であれ、著作であれ、
建造物であれ、また何かそのようなものであれ、制作するということなし
には、息の根を止められたようなものなのだ。彼は作らねばならない、
創作を吐き出さねばならない。いくらかの奇妙な、知られていない、内面の
緊張によって、彼は作ることなしには真に生きているとは言えないのである。"

(日本語訳:あまのさん)



前にも言いましたが、私にとってはこの表現こそ、まさにギフテッドの
個人の鋭い感覚や感性、(OE)そして、自分でも何だかよくわからない
のだけど、内面からふつふつとわき起こる抑えきれない衝動に駆られた
強い「創作欲」が優雅に、且つ鮮明に描写されているように思えます。


”a friend is a lover,"


という部分など、つい最近、ブロ友のzoyさんがブログの記事の中で、

”会えなければ会えないで思いが募り、
会えば会ったで別れがつらい...

と、まるで恋人のよう...。”


と、息子さんのコージ君のお友達に対しての思いを書かれていたのを
思いだしてしまいました。


ギフテッドの個人にとっては、友達、恋人、配偶者などの人間関係の
親密度もある意味”インテンス”(強烈)となりがちなので、(それだけ
心身ともに相手に自らを捧げているのでしょう)こういう人達を理解
していない者にとっては”too much"と感じてしまうかもしれないと
いうのもよく理解出来ます。


でもギフテッドの人達って、自分が価値を見いだす関係(相手)には
とことん正直で忠実で、一度そういう信頼関係を築き上げたならば、
相手を意図的に傷つけたり裏切ったりする事は稀ではないか?なんて
思ったりします。

(まぁ、その個人の性格によるので一概に言えませんが...)


”...he is not really alive unless he is creating."


この部分も、周りから見たら大袈裟に聞こえるかも知れませんが、
でも私もあーちゃんやその他のギフテッドの子、大人を見ていてこの
部分にすごく同感します。


ギフテッドにとって、この「創作欲」はある意味「食欲」や「睡眠」
「性欲」などの私達が生きて行く上で必要不可欠な、基本的な欲求や
活動と同じくらいのレベルに位置付けられるといっても過言ではない
という気がします。


だからギフテッドの個人がこの「創作欲」「創作活動」が抑制、
抑圧されつつある環境に置かれた場合、彼らにとって本質的なニーズ
が満たされないので、(子供の場合は特に)感情面や精神面において
影響し、社会生活の面や感情面などで困難や問題などを生じる恐れが
あると思います。


(また、彼らのこれまた別の”本質的ニーズ”である「知的欲求」
「知的刺激」も満たされていないと、同じ様な問題が起こります。)



もちろん、全てのギフテッドの個人がそういった強い「創作欲」を
見せていたり、実際「創作活動」を行っているわけではないと思うの
ですが、でも子供の頃は特にそういった部分もまだ十分発達していない
(又は気がついていない)「潜伏期間」でもあると思うので、こういう
眠っている意欲やモチベーションを刺激してあげるのも私達、親の役目
ではないかと思っています。


ギフテッドを単に教育学上的な概念のみで捉え、「一般よりも早く、
深く学ぶ者」とか、「顕著に高い能力を持つ者」のみのスコープの狭
い見方をしていたら、そういった要素を示していない(伺われない)
者はまるでギフテッドではないと言わんばかりではないですか。


別に「顕著に高い能力を”示して”いる者」=ギフテッドという部分に
異議があるわけではありません。


もちろん、それは確かにそうであります。


でも中には「顕著に高い能力」を潜在的に持ちながらも、あれこれと
何らかの複雑な理由で、その潜在能力が表にでてない個人(アンダー
アチーバー)も結構いるという事を忘れてはならないわけで、その能力
が発達して表にでる為には、その個人の「根性」だの「やる気」だの
「気合い」や「努力」などの部分だけではまかなえない、その他の要因
の改善や介入、支援なども必要となって来るケースも確かにあるのです。


これは特に2Eに関して言える事だと思います。


日本には現在ギフテッドプログラムが存在しないので、2Eの子達は
教育機関では知的には問題がない(どころか優れた)「障害児」と
見なされ、その障害を対象とした公的な支援を受けている事でしょう。


ただ、それはそれで必要な事なのですが、2Eの子はある一定の分野
(凹)でのニーズもありながら、知的分野(凸)でも又特殊なニーズ
が存在する為、「障害」や「欠如」の部分ばかりをフォーカスして
「潜在能力」の部分を無視していると、先にあげた社会面でや感情面
での困難、問題にもつながりかねないという事なんです。


だから学校や教師があれこれ言おうと、親としては子供の”部分的な
ニーズ”だけでなく、”全体的なニーズ”に目を向けてあげて欲しいと
思うのです。


ギフテッドの概念やギフテッド教育が浸透していない日本で、私がこう
いった内容の記事を書いている理由は、決して「現在の日本の教育事情
を改革して行く動きを起こす為」とかいった大袈裟なものではなく、
ただ単に親御さん達に個人的レベルで何か気がついたり、参考にして
くれればいいという気持なんで、「日本の事情がわかっていない者に
海外の事情を持ち出されては不愉快だ!」と思われる方は私のブログを
スルーして頂けるとありがたいです。


学校やその他の公共機関ではそれらが供給してくれるサービスをフルに
利用させてもらい、(障害の支援)家庭では親が子供にとって為になる
事をしていけばいいんですから。


私自身の経験や観察から思うに、ギフテッドの子、2Eの子どちらに
とっても、知的&創作的ニーズを満たしてあげる事は、彼らの精神的
なwell-beingを保持し、彼らの「顕著に高い能力」がフルに開花され、
表現される為には必要不可欠な事だと思うので、親としては凹だけで
なく凸の支援も怠らないように心がけたいですね。


(実際、凸の支援で凹の問題が解決される事もかなりありましたし。)


何だか最後はPearl Buckの誕生日とは関係ない話になってしまったの
ですが、(私の記事はいつもあちこち飛び散らかってまとまりがなくて
申し訳ないです。汗)とりあえず、最近あれこれと思っていた事をこの
機会にぶちまけてみました。020.gif


(最近、なんだかこれ、多くないですか? 苦笑)


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by giftedinfo | 2014-06-27 20:28 | Characteristics

Giftedness and Non-conformity

私が愛読しているGifted Challengesと言うブログで、最近私が色々と思想
をめぐらせていたギフテッドのNon-conformity(非同調性)について
とても参考になる記事を見つけたので、リンクしておきます。






"Encouraging him (gifted kid) to fit in is like forcing a square
peg into a round hole." "Getting this class of gifted students
to cooperate is like trying to herd cats. The outside world
looks on with curiosity and occasional frustration, often
questioning how "someone so smart could be so stubborn."


But this non-conformist stance is not typically borne out of
resentment or desire for conflict. Rather, it develops in
response to a combination of characteristics most gifted
individuals share, including:



1. A drive toward fairness and justice

2. High expectations for self and others

3. Creative and inquisitive

4. Greater sensitivity


(各リストの詳しい説明はリンク先にて読んで下さい。)


教師や親は、ギフテッドの子達が非同調的、反抗的な態度や行動を示めし
たりすると、”あんなに賢いのにどうしてあれほど頑固なのか”と不思議に
思うかもしれません。


でもこういった非同調的なスタンスは、大抵の場合、憤りや衝突を望んで
いるところから生じるのではなく、実はギフテッドの個人に共通してよく
見られる様々なギフテッドの特徴に反応して発達していっている場合が
多いようです。


(そして私が思うのが、ギフテッドの個人はギフテッドであるとともに、
各自個人としてそれぞれ持って生まれた独自の気質や性格の違いもあり、
それらとギフテッドの特徴と言った内的要因と、環境や状況などの外的
要因が複雑に入り混じって、刺激に対する反応(個人の姿勢や態度)も
違ってくるのではないかと思います。


(我が家の2人のギフテッド(パパとあーちゃん)は基本的な性格や気質、
物事の受けとり方、そしてOEの分野の強烈さの違いから、外界の刺激
に対する反応も大きく違うのでとても興味深いです。)


それらのギフテッドの特徴と言うのが、


1.公正や正義に対する欲動

2.自分自身と他人に対する高い期待

3.クリエイティヴで探究心、知識欲が旺盛

4.より敏感(ここでは主に”emotional sensitivities"(感情的敏感さ)
       についてが記述されています。)


態度や行動だけ見ると、それら自体は「非同調的、反抗的」と同じ様に
みえてしまうのですが、でも実際これらの行動の原因となる要素や理由
には違いがあり、行動(結果)だけ見てそれらを”病理化”してしまい、早
まって子供に不必要なラベル(診断)を貼付けるのは大変危険な事だと
思います。


もちろん逆もしかりで、親が子供の問題を”ギフテッドの特徴”に起因し、
子供に必要な診断(そして療育や支援などの対応)を得るのを怠って
しまうという事になるのも避けるべきです。


本来ならば精神医や心理士などの”いわゆる”専門家達は、こういった面
も十分理解し、臨床上診断を下すに当たっては、専門的知識や情報に加
え、自らの経験によって発展した洞察力やロジック、分析力などをツール
とし、適切な判断(診断)をすべきだと思うのですが、でも自閉症(ASD)
の診断もあり、ギフテッドでもあると認識された子供を持ち、これまで
数々の専門家に関わって来た私の個人的な経験から言わせてもらいますと、
”専門家といえどもピンからキリまで”で、どれだけ長い間専門分野に携わ
っていても、その力量に大きな差があるのも確かだと感じました。



中には「専門知識や情報」は兼ね備えているけれども、その他のツール
(洞察力、ロジック、分析力)などが大幅に欠けていて、診断マニュアル
に書いてある項目(症状)が当てはまっている=診断」という態度の医者
や専門家達も見てきて、それまで専門家に対してある程度信頼感や敬意
を抱いていた私ですが、そういった長年の経験により、彼らに対する信頼
をかなり失ってしまったのも事実です。



医学的診断、特に、血液検査やレントゲン、生検などのような具体的な
診断ツールが存在しない発達障害や精神疾患においては、適切な診断を
下すというのはある意味「detective work」のようなもので、専門知識
や情報という基本的なツールを元に、自らの捜査スキルでもって正しい
診断を下すべきだという感じがします。


(Dr. Houseがまさにこれを実行していると思いますね。そして彼の場合、
いきなりの”ひらめき”が診断に結びつく事も多く、この”ひらめき”の部分
も大切だと思います。)



その為、適切な診断は「サイエンス(科学)の部分だけでなく、「アート
(技巧)」が必要になってくると私は思っています。


例えばADHDギフテッドの特徴も似ているところが結構あり、判断が
し難いと言われていますが、子供の授業中の問題行動(そわそわ落ち着き
がない、注意散漫、衝動的な言動など。)にもその背後にはそれなりの
理由があり、それらが神経的、精神病理的なところからくるものなのか、
はたまたギフテッドの特徴と環境の相互関係から生じるものなのか?と
いった点や、又その行動は時や場所に関係なく一貫して観察出来るもの
なのか?などと言った部分を分析をすべきで、行動や症状だけ見て診断の
対象項目に当てはまるからといった理由だけで診断を下すのはもっての
ほかであります。


" ADHD is similar to other diagnoses that must be determined
by process of elimination,"


ADHDの診断においては、”消去法”(似たような症状を起こす病気や
コンディションを消去して行く)によって判断されるべきである、と
いうのはよく聞く事で、診断を下す為にはまず、症状の原因と考えられ
る病気やコンディション、状況などを探って行き、当てはまらない診断
を除去していく事が大切なのです。



で、いくら専門家がその専門分野に精通していて”捜査スキル”を兼ね添
えているとは言え、正しい判断(診断)にたどり着く為には”ヒント”や
”鍵”が必要で、普段から子供の態度や行動を観察していて、誰よりも
子供の事をわかっている親こそが、こういった「ヒント」を供給できる
のであり、そういった意味でも私は子供の診断については、単に専門家
に全面的に任せてしまうのではなく、ある意味、「親と専門家の共同
作業」とまで思っているくらいです。



たまに専門家の領域に立ち入り過ぎて、衝突を起こしたりする事も
ありましたが、でもそれで気を悪くしたり憤慨する者は、どちらかと
言えば「自分の権威がチャレンジされた事に対して憤りを感じる」と
いうエゴ的な理由が多かったので、患者のwell-beingよりも自らの
エゴを優先するような医者は避けたいので、そういう場合は躊躇する
事なく担当医を変えてもらったりもしました。



診断、特に「発達障害」や「精神障害」ギフテッドに関しては専門家
と親が二人三脚で探偵となり、「捜査スキル」を用いて追求していく
事が大切ではないかと思いっています。



そうすると、「親の個人的な判断」の部分と「専門家の極端に簡潔化
された独断的な判断」の部分がそれぞれチェックしあえるのではない
かと思います。


何事においても、物事、 "either-or"的に考えてしまうと、それだけ
選択肢を極端に制限してしまう事になりますので。


ボトムラインとしては、親である私達は専門的な知識や情報、その他
周りの実例などに加え、自らの経験や観察、洞察、そして批判的思考
などをツールとし、適切な判断や意思決定をしていく事が大切なので
はないかと思います。

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by giftedinfo | 2014-06-15 20:23 | Characteristics

これこそ多重潜在力者のジレンマか!

Johns Hopkins CTYのSETのメンバー特典の一部として、ギフテッドの
ティーンを対象にした「imagine」という雑誌があーちゃんに定期的に
送られて来るのですが、内容が面白いので私も毎回楽しみに読んでます。

毎回違った分野やテーマが取り上げられているのですが、今回は化学の
特集でした。



読んでいると中に(化学とは関係ないのだけど)History(歴史)に関して
のトピックなんかもあったりして、このThe National History Bowl
Championshipと言う、歴史のコンテストについて書かれている記事を
読んでいてふとこのような文章を目にしました。





この記事を書いたオレゴン州在住のこの現在9年生の生徒は、中学生
だった去年、このHistory Bowlという歴史のコンテストの地区大会に
参加し、彼のチームは優勝し、ワシントンD.C.で行われる全国大会の
参加資格を得たらしいのですが、なんと彼はすでにその他にも数学の
コンテストのMathcounts や、もう一つの歴史のコンテスト、the
National History Beeの全国大会に出場する予定になっていて、これ
らのコンテストに全て参加していると学校の出席日数に影響を及ぼして
しまうので、ジレンマ状態に陥っていた!というような事がかかれて
いたではないですか!005.gif


いやぁ〜、すごいですねよねぇ。

これこそまさに、Multipotentialite(多重潜在力者)のジレンマと
いう感じですよねぇ。


アメリカ、色々なコンテストがあると言えど、通常なかなか全国大会
レベルまで勝ち抜いて出場資格を得られるものではないですよ!


私は他のコンテストとかについてはよくわかりませんが、あーちゃん
が参加したSpelling BeeMathcountsなどにしても、地区大会で
も優勝どころか、上位にランキングするのはかなり難しいというのに、
個人が複数のコンテストでナショナルレベルまで勝ち抜くなんて!



彼は最終的にはHistory Beeの方を諦め、こちらの History Bowl
全国大会へ参加する事に決めたそうなのですが、Mathcounts
History Bowlの大会日が近かったのか、他のチームメート達よりも
1週間先にワシントンD.C.に行き、まずMathcountsの方に参加し、
その後皆と落ち合ってHistory Bowlの方へ参加したらしいです。


ひえぇ〜! まさに過密スケジュール! 何だか記事を読んでいる
だけで疲れてくるようでしたよ。


でもこういう子達って精神力にみなぎり、身体的にもエネルギーが
いっぱいの子が多いので、(精神運動性OE)疲れるどころか結構
エモーショナルハイな状態で、過密スケジュールでもバリバリこなし
ていけるのかもしれませんねぇ。

(全てが終わった後、どぉ〜っと疲れそうですが。042.gif )

ちなみにこの生徒はMathcountsの全国大会にて、筆記テストで
6位だったようです。


全国大会には各州から地区大会を勝ち抜いたmathelete(マスレート)
達が4名x50州、と200名以上の数学の強者達がより集まっているので、
その中で6位というのは本当に素晴らしいアチーブメントであります。


これらは全てアカデミック関連のコンテストでの業績ではありますが、
学術的に優れたギフテッドの子皆が、全ての科目(分野)にこれだけ
のレベルまで突出しているとは限らないと思うので本当に感心して
しまいます。


この記事を書いた子。



尚、こちらのCTYのページに飛ぶと、このimagineの雑誌のデジタル
サンプルを読む事が出来ますので、興味のある方は是非どうぞ。
(ページの左下のBrowse a digital issueの部分をクリック。)


サンプル版はちょうど「数学の特集」です。

あっ、この数学特集版の中にもMultipotentialiteが!






ほぅぅ。こういうのがハーバードに受入れられるタイプのプロフィール
なのか。

彼の場合は数学の才能に突出し、スポーツや音楽、リーダーシップなど
の分野も秀でているみたいな感じですねぇ。

これじゃぁ、将来の進路もあれこれと迷いそう...

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by giftedinfo | 2014-04-16 20:16 | Characteristics

ギフテッドの特徴:Multipotentiality(多重潜在力)

Wikipediaによりますと、Multipotentiality(多重潜在力)とは:


Multipotentiality is an educational and psychological term
referring to the ability of a person, particularly one of intellectual
or artistic curiosity, to excel in two or more different fields.
It can also refer to an individual whose interests span multiple
fields or areas, rather than being strong in just one. Such
individuals are called "multipotentialites."  On the contrary,
those whose interests lie mostly within a single field are called
"specialists." (中略)

While there is some dispute as to the degree of prevalence of
this phenomenon, it is a significant problem for those who
experience it, leading to overscheduling, high stress levels,
confusion, paralysis by analysis, and impulsive or conformist
choices in gifted children, and to feelings of social alienation,
purposelessness, apathy and depression in the brightest of
adults.

Boredom is also a frequent occurrence in multipotentialites
who have already "mastered" or learned everything they desire
to know about a particular topic before moving on."

(Wikipediaより


ギフテッドというのは非同期発達であり、能力やスキルの凸凹が見られ
る場合も結構あると言われてますが、ギフテッドの人達の中には知的面
(アカデミック)や芸術の分野など、かなり幅広い、複数の分野において
秀でた才能を見せる人もかなりいるようで、そういう人達の事を
"multipotentialites." (多重潜在力者)と呼ぶそうです。


全体的にあらゆる能力やスキルに凸凹があり、主に数学の分野が突出
しているあーちゃんはこれに当てはまらず、一つの事に才能を示す
”スペシャリスト”なのですが、あーちゃんがよく交流しているデイビソン
アカデミーの子達の多くが多方面に渡って突出した才能を見せている
”マルチポテンシャライト”という感じがします。


(Spelling Beeや Mathcounts、 Science OlympiadやDebate
contestなど、どの分野のコンテストにおいてでも上位の成績を修め
ながら、その上音楽やアートの才能も見せる子なども多くて本当に
びっくりしてしまいます。 あっ、でも数学においてはデイビソンの
同年代の子達の中ではあーちゃんは誰にも負けてません!えっへん。笑)


こういう個人は多数のギフトに恵まれ、端からみれば本当にラッキー
だなぁと思うのですが、本人達にしてみれば可能性や選択があり過ぎ
て、ゴールや焦点が定まらなかったり選択に迷ったりして、それらが
大きな精神的ストレスになってしまう事もよくあるみたいですね。


上記のWikipediaの文章にもありますように、このMultipotentialの
人達は物事に対しての興味や関心、知的欲求が強い為、いろんな事に
携わろうとしてついスケジュールが過密になってしまったり、ストレス、
混乱、分析麻痺、(あれこれと考え過ぎてしまって精神的に麻痺し、
決断できなかったり行動が起こせない状態)に陥ったり、そして
ギフテッドの子供の場合は衝動的、同調的な選択をしてしまったり、
ギフテッドアダルトの場合は社会的疎外、目的の欠如、無関心/無感動、
鬱などといった状態につながることもありえるようです。


一般の私達からすると”贅沢な悩み”に聞こえるかもしれないのですが、
当人達にとっては深刻な問題ともなりえるので、子供の頃からこう
した自らの特性(才能)を認識し、子供がゴールや目標を設定したり、
決断したりしやすいように導いてあげる支援を心がけてあげたいですね。


小さい頃はまだ科学やその他の分野に関して興味や関心を示していた
あーちゃんですが、なぜか最近ではそれらもかなりストリームライン
化してきた感じで、現在では主に数学とコンピューターサイエンス
方面に強い関心を示し、将来への道も色々探索しなくても結構明確に
見えてきているみたいなので、うちの場合はそれほど迷う事もないの
で幸いです。


(もちろん、まだ13歳ですので、現在の時点で将来の方向を決めつけ
てしまう必要はなく、これからまだまだ色々な可能性やオプションに
目を向けるようにとは言い聞かせてますが。)


ギフテッドの子にとって、アカデミックな面においてのみならず、こう
いった将来の人生の進路面においても、親や教師、メンターなど周り
からのガイダンスやサポートが大切になってくるのではないかと思います。


ちなみに、こちらのGifted Identityというサイトのセクションに、
このMultipotentialityについて書かれた記事があり、子供だけでなく
ギフテッドアダルトも参考になるのではないかと思ったので、リンク
しておきます。(英語)



このサイト、その他のエントリーもギフテッドの本質的な特徴や、
内面の世界などを洞察力に溢れた表現、描写で語られていて、どの
記事も読みながら、うん、うん、そうそう、あるある、とうなずく
事が多く、(もちろん私自身ではなく、あーちゃんやあーちゃんの
仲間達に当てはまる)何だか嬉しくて感動してしまいます。

後、こちらのギフテッド教育の教育者のブログも為になります。



私のブログの読者の中には英語圏にお住まいの方や、英語が得意な
方、現在英語を学習している方も多いみたいなので、そういった方達
は特にこれらのサイトを楽しんでいただけるんじゃないかと思います。


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by giftedinfo | 2014-04-15 20:12 | Characteristics

ギフテッドの認知的特徴

「Discovering the Gifted Ex-Child」と言う、ネットで見つけた
ギフテッドアダルトについて書かれた記事で、うんうんと思わず大きく
うなずいてしまった部分がかなりあったのですが、特に私が深く共感した
部分を抜き出してみました。

(このオリジナルの記事、英語ですがとても興味深く参考になるので、
感心のある方は是非チェックしてみて下さい。)


Childhood Characteristics
(ギフテッドの個人の子供時代の特徴)

Some of the cognitive characteristics of gifted children that are
differences in kind rather than in precocious acquisition are:

・Extraordinary quantity of information
・Unusual retentiveness
・Advanced comprehension
・Unusually varied interests
・Curiosity
・Unusual capacity for processing information
・Accelerated pace of thought processes
・Comprehensive synthesis
・Heightened capacity for seeing unusual and diverse relationships
・Ability to generate original ideas and solutions
・Evaluation of self and others
・Persistent goal-directed behavior



あーちゃんの認知スタイルやプロセスの仕方などをじっくり観察して
いると、ただ飲み込みが早い、年齢よりも先立った事を理解したり
やってのける事が出来る、と言っただけでなく、根本的に認知の処理
の仕方が一般とはかなり違っているという印象を受けます。


特に数学に関しては、小さい頃から周りが気がつかないような一定の
パターンや法則なんかを見いだしたりする事が得意で、だから別に誰
からも教えてもらわなくても自分で方式などを発見して応用したりでき
たのかもしれません。


8歳か9歳の時に”発見”した数字のパターンを説明したエッセイ。
こんなのを書いたりして1人で楽しんでました。





記憶力が良いので一度得た情報の保持(リテンション)もよく、その
莫大な情報をさっと必要な時に引き出し合成して未知の物を見いだし
たり、(見えない点を繋げるのが得意?笑)又、一見ランダムに見える
情報をうまく処理して論理的に演繹したりするのも得意。


その処理の速度が又素早く、私が1を考えている間にすでに10に行って
しまってて、話のつじつまがあわない事がしょっちゅうって感じです。


ただ、あーちゃんの場合、問題解決のソリューションは結構考えだす事
は比較的簡単なようですが、(特に数学に関して。)”Ability to generate
original ideas ”の部分はちょっと弱いかも?という感じでしょうか。


パターン認識能力と比べると、”何か新しいアイデアを生み出したり発明
したり”と言った、クリエイティヴ、イノベーティブな部分が弱めかな?
と感じます。


まぁ、でもこれからもっともっと色んな分野の知識や情報などを得て、
色々な事を経験しながらこういった認知の領域も刺激されて向上していく
かもしれませんね。


あとやはりあーちゃんの認知、精神面で私と違っている部分と言うのが
「Persistent goal-directed behavior」ではないでしょうか。


いつも別に誰から指図されたり指示されたりされなくても、自らが目標
を立て、そのゴールを達成する為に自主的に情熱をもって努める姿には
いつも感心させられます。


こういう精神的な部分こそが、平均から離れたアチーブメントを達成する
原因の一つではないかと思ってしまいます。


(平均から離れたアチーブメントを達成する者だけがギフテッドであると
いう意味ではありませんが。何らかの理由でアチーブできていないタイプ
のギフテッドも多いのも確かですし。)


だからこのオリジナルの記事に書かれていた、

”differences in kind rather than in precocious acquisition”

という部分に大きくうなずいてしまいました。


ギフテッドであるというのは、こういった認知的な部分の違いプラス、
感情面、精神面の特徴が入り交じり、同じギフテッドとは言っても個人
それぞれが各自のユニークで複雑な内面の世界を持ち、その感性でもって
この世界を体験しているんでしょうね。


"These characteristics not only persist into adulthood, but interact
through time to create a geometric progression of significant
differences from the norm (Wallach, 1994; Roeper, 1991)"


と言う事で、ギフテッドチャイルドが成長して大人になってもギフテッド
である事は変る事がなく、それどころかこれらのギフテッドの特徴は時の
流れの中で常に相互作用を繰り返しながら、それらが更に標準からかけ
離れた大きな違いを作り出して行く事になるようであります。


と言う事は、ギフテッドが大人になってもギフテッドならではのニーズ
や問題は消え失せる事はないので、やはり自らの特質を認識して、正面
からそれらを対処していく事が大切ですね

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by giftedinfo | 2014-04-05 20:08 | Characteristics

12 Lessons About Gifted Kids from Matilda

ネットでこんな記事を見つけました。



"Matilda"(マチルダは小さな大天才)と言えば、こちらの過去
記事にもありますようにあーちゃんのall-time favorite bookで、
小学校2年の時に初めて読み、その後精神的に一番辛い思いをして
いた3年生の時には何度も繰り返して読んでいた本です。


この物語の主人公のマチルダは、(私が記憶する限り文章の中では
あえて「ギフテッド」という言葉では表現されていなかったと思う
のですが)明らかにギフテッドだと思わせる特徴を持った女の子で、
彼女の感じ方や物の見方、そして体験などが当時のあーちゃんのそれ
らと重なる部分があったのか、この本はあーちゃんにとってかけがえ
のない、精神安定剤的存在だったように思います。


(あーちゃんのサバイバルキットの中の”癒しのアイテム”ですね。)

そしてそれ以後も結構ちょくちょく読んでました。





2年前引っ越しをした際、荷物になるからと自宅ライブラリーにあった
ほとんどの本を処分したのですが、その時、どうしても手放せない本
だけを本人に選ばせて小さいダンボール箱へパッキングさせました。

今、あーちゃんの部屋の本棚を覗いてみると...


                     


あっ、やっぱり「マチルダ」はきっちり選んでもってきてるわぁ!003.gif



この本を読む事で、ギフテッドの子達(特に小学生)はマチルダが自分
と同じような思いや経験をしている事を発見したりして、ある意味
「あるあるモーメント」045.gif を経験する事ができ、「こんなふうに感じ
たり思ったりするのは自分だけではないんだ!自分がおかしいのではない
んだ!」と言った事に気がつき、精神的にも少しは救われるのではないか
と思ったりします。


ギフテッドの子供が自らの「ギフテッドの性質」を自覚し、それらを
自分自身が受け入れる事はヘルシーな自己概念や自己のアイデンティティ
を形成するのにとても重要な事だとは思いますが、かと言って私的には
子供には別にあえて「ギフテッド」という言葉を使って説明する必要は
ないと思ってます。


その代わりにこういう本を読んで、子供が(自分と同じような子が他に
も存在し、その子が自らの”特技”をうまく活用して悪を正そうとしたり、
自分の幸福を掴もうとしている)といった前向きな姿勢を見て、それに
励まされたり元気づけられたり、インスパイアされたりするだけでも、
その子にとって大きなプラスになるのではないかと思っています。


(あーちゃんの場合はかなり劇的なヘルプとなりました。)


そして子供だけでなく、大人もマチルダから学ぶ事はたくさんあるの
ではないでしょうか?


個人的にはギフテッドの小学生に是非読んで欲しいお薦めの本です。


             
                マチルダは小さな大天才




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by giftedinfo | 2014-02-09 20:01 | Characteristics

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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