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School vs. Learning (学校 vs. 学ぶこと)

こちら⬇︎の記事がなかなか興味深かったので、みなさんともシェアさせていただきますね。



■ School vs. Learning by George Couros

 School(学校)                Learning(学ぶこと)

・答えを探すことから始めることを推進する。  ・疑問を持つことから始めることを推進する。

・消費することが目的。            ・創作することが目的。

・指示されたものについての情報を見つけ出す  ・自らの情熱と興味関心を探ることが目的。
 ことが目的。

・順守、適合性を教える。           ・認識されている規範に対して疑問を投げかける。

・一定のスケジュールが決められている。    ・(時間に関係なく)いつでも、常に起こる。 
                        
・しばしば孤立している。           ・しばしば社交的である。                        
・標準化している。              ・パーソナル(個人的)である。

・ある一定の人々から情報を収集することを   ・皆が教師、皆が学習者であるという事を推進
 教える。                   する。

・情報を与える事が目的。           ・自らで関連付けをする(繋がりを見出す)事
                        が目的。

・順次的                   ・ランダムで、一直線ではない。

・表面的なレベルの思考を推進する。      ・深い探索が目的。



これはアメリカの学校について言ってるようですが、まぁ、でも基本的には日本の教育機関も大
体、似たような感じではないかと思います。

この記事に書かれている、「学校(の勉強)」と「学ぶこと」の比較を見ると、(うんうん、言
えてる!)とうなづいてしまいました。


そして、必ずしも「学校の勉強」は好きではないけど、「学ぶこと」は大好きなギフテッドの子
達の認知や精神的な特徴、特性などを考えると、ごく一般のクラスでは、”勉強が簡単すぎて退屈
苦痛に感じる”だけでなく、学校の教育(方針、カリキュラム)や、教師(姿勢、態度、指導法)
など、”あり方”そのものに対して、疑問や不満、反感を抱いたり、失望したりして、学校へ行くの
が嫌になる場合も結構、あるのではないかと思います。

*例えば、一般の子は先生の”表面的な思考のみを使った課題や指示”に対して、何の疑問も持つ事
 もなく、ただ、それらに従い、良い点数をもらえたら満足するかもしれないけど、ギフテッドの
 子の場合、その課題の本質的な意味や、先生の指導の仕方などに疑問を抱き、異議を唱えてたり
 して、先生から問題児扱いされたりなど。(これ、もろ、∫です。苦笑)


ギフテッドの子達は、認知面(知能や学力)だけではなく、精神面(心理的な部分)でも一般の子
達とは違った”ユニークな特徴”を持っているので、本来ならば、「学ぶこと」を切望する中、ごく
一般のクラスで通常の「学校」のやり方を強いられた状態では、知的/学力面の発達停滞のみならず、
精神的な面までもネガティブな影響を与えてしまうことになるのではないかと思います。

(こう言う全体的な不満感、反感、失望感が、アンダーアチーブメントの原因にもなり得る。)


”学ぶ事”(learning)を渇望しているギフテッドの子達(ここでは特にP-Giftedを指して言って
ます。)には、知的・精神的、社会感情的な面での”特殊なニーズ”が存在するので、「どの子も
皆、いっしょ」の一般的な”学校”のクラスでは、知的ニーズだけではなく、精神的ニーズも満た
されにくいのではないかという感じがしますね。


もちろん、「教育の目標」という意味で、すべてのクラスルームでこの「学ぶこと」の方の理念
や指導法などが実践されるのが理想なのでしょうが、現在の時点では、「学校」の方のやり方が
ほとんどでしょうから、ギフテッドの子達の中に、「学校」がフィットしていないと感じる子が
多いというのもうなづけるなと思ったのでした。


最低でも、ギフテッドのプログラムや、ギフテッド専門の学校のカリキュラム、指導法において
は、こう言ったギフテッドの子達の特徴を考慮して、「学ぶこと」を尊重した方針ややり方を取
り入れ、実践してくれてる事を願っております。


The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2017-09-21 03:16 | Instructions

ギフテッドの課題:オールAの潜在的問題点

こちら(アメリカ)のギフテッドに関する情報を読んでいると、(そう言われてみれば
なるほど!)と色々考えさせられたり、参考になる記事を頻繁に見つけはするのですが、
それらをブログ内で紹介したいとは思うのだけど、でも最近は日本語に翻訳したり、簡
単にまとめたりするのさえ億劫に感じてしまい、記事にするのを躊躇ってしまってます。


でも、私のブログの読者の方達は英語が堪能な方も多いし、英語があまり好きではない
方達も、”ギフテッド関連の情報”だと頑張って読んでくれるのではないかと思い、これ
からは日本語訳なしでも、役に立つ情報、考えさせられる記事など、どんどんリンクし
ていこうかな?なんて思ってます。


(翻訳が得意な方など、私が紹介した記事が”これは参考になるぞ”と思った場合は、ご
自分でどんどん訳して自分のブログなり何なりに載せちゃってくださいね!ギフテッド
に関してはまだまだ情報不足の日本なので、皆んなで協力しあって知識や情報を広めて
いけたらいいと思うので。)


ということで、先日ふと、ネットで見つけて、私自身も∫がまだ小学生の頃に直面し、
対処しなければならなかった成績に関する課題の記事が、とても参考になると思った
のでリンクしておきます。




本来ならば「成績」というのは、生徒が”どれだけ学んだか”というのを反映すべきもの
なのでしょうが、アセスメントの仕方によっては、「成績」は生徒の”知識、習得して
ること”を表しているとも言え、もし「成績」が、”学んだこと”ではなく”習得している”
ことを反映しているとすれば、学年が始まった時点(特に小学校低学年)ですでにその
学年で学ぶことを”習得してしまっている”ことも多いギフテッドの子達は、何も学ぶ事
なくしてオールAをとる事だって可能なわけなんですよねぇ。


その場合、さして勉強をしなくても、最も簡単にテストや宿題などでもいい点や成績が
とれてしまうので、ギフテッドの子達は彼らにとって重要な”知的・学習チャレンジ”の
機会が与えられる事がなく、学習面にいて、”がむしゃらになって努力する”という場
に直面するのも少ない為、後の中学やになって必要となる「学習スキル」や精神的
な面での粘り強さやタフさなども育成れ難くなるでしょう。


当然、親としては子供が学校からオールAの成績を持ち帰ってきていると、安心してしま
うのすが、でもその優秀な成績の”表面”だけ見て安心仕切ってしまうではなく、それ
らの背景をもう少し深く掘り下げて探ってみて、実際、子供にとって適切な”チャレンジ”
機会が与えられているのか?(子供が努力をする事の大切さを習得ていってるのか?)
などを調べてみる必要があるかもしれませんね。


学校での懇談会などでもそう言った話を持ち上げ、先生に相談してみたり、問題がある
場合などは色々な対処法などを見出して行く必要があるかもしれません。


(うちの場合も定期的に行なわれていた「特別支援教育」関連のIEPミーティングだけ
なく、∫の担任と∫の”個人的な教育ニーズ”(ギフテッド教育)に関しての非公式的な話し
合いの機会を頻繁に設けてもらってました。


ただ、学校側が非協力的な場合は親としては本当に頭が痛いのですが…


中にはこの記事の中で取り上げられているポイントを理解できない(できない振りをして
いる?)先生もいたりして、

「子供がいい成績(オールA)を取っているのに一体、何の問題があるというのか?全て
がうまくいっているのに何が不満なのか?」


なんて言ってくる教育者達もいますので、親の方も子供の教育アドボカーの為にはかなり
の根性と忍耐力が必要となってくるのですが…


そういうのを通り越してきて、幸い、現在では∫は、学校でのAPコースや大学のクラス
などで知的/学習的チャレンジが事欠かない中、(特にAP EnglishとAP US History
やっぱりかなりハードみたいではあります。でもそれでもそれなりにやり甲斐もあるよう
で、結構”楽しんでいる”風でもある。)これまでに身につけてきた”ハードワークと努力”
のスキルと精神をきちんと適応して行ってるようです。

(将来、大学での授業について行く為のいい予行練習ともなっている。)


最後に、このまとめの部分がとても参考になります。


The Potential Problem with Straight A's


If your child is getting straight A's without trying, it could be a sign that
she is not being challenged. And without challenge, there is no effort.
Once a child gets out of school and into the work force, no one is going
to look at her grades any more. Those grades aren't going to open any
more doors or ensure success in your child's chosen field. For that, your
child is going to have to understand the importance of effort and know
how to meet a challenge. This is not to say that grades aren't important,
but unless those grades reflect not just knowledge, but also effort and
hard work, your child may not achieve the success in life that you might
expect from those straight A's.

(What's Wrong With Straight A's?より引用)


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by giftedinfo | 2016-04-07 03:45 | Instructions

ギフテッドの問題行動を減らす4つの方法

少し前のこちらの記事、「生物の期末テストの解答に異議を唱える」の中で出て
きた∫が小さかった頃のエピソードに関連したトピックの記事を見つけたので、
参考の為にリンクしておきます。



∫が小さい頃見せていた”問題”だと思われる態度や行動って、実はギフテッドの
子供達の間に結構よく見られるもので、学校の先生の応対によってこれらも
「適切でいい方向」へシフトすることが出来るので、やはりギフテッドの特質
をよく心得ている教育者の存在は大切ですね。


以下が、ギフテッドの問題行動を減らす(もしくは問題が起こる前に事前に防ぐ)
為の4つの方法であります。

(ざっとではありますが、大体の意味を日本語に訳しています。)


”ギフテッドの生徒は一般的に以下の事が満たされている場合、問題行動が発展
しにくい。それらは、


 ① ギフテッドの子供達を教え、彼らと一緒に自らも学ぶ事を楽しむ先生に
   受け持たれる。

 ② 知的仲間たちと学ぶ機会が頻繁に与えられている。

 ③ 彼らにとって適切に複雑でチャレンジのしがいがあり、意味のある学習
   に積極的に携わっている。

 ④ 社会の中で彼らが自らの”ギフテッドネス”(ギフテッドである事)を
   どのように理解し、対処していくかを指導してあげる。


こうやって見てみると、一般のクラスではギフテッドの子達のアカデミック、
ソーシャルエモーショナルなニーズを満たす為の上記の4つの要素がほぼ満た
れていない場合がほとんどではないかと思います。


それは一般の生徒を対象とした普通のクラスの指導の中では、これらを要求
するのも無理がありますし、まぁ、仕方がない事だとは思います。


だからこそ、ギフテッドの子供達を理解した教師による、ギフテッドの特別
な学び方や学習内容、情動教育のニーズをターゲットにした「ギフテッド教育
・プログラム」の存在が大切になってくると思いますね。


ちなみにこの記事に書かれていたこちらの部分が、私の過去記事とも関連し
ていて、更にハイアチーバー(成績優秀者)とギフテッドとの違いなどの概念
も説明されていて、とても興味深いと思いました。


"Dr. Kingore states that high-achieving learners "absorb" while
gifted learners "manipulate" information.


I think this difference is a big obstacle for many of us(teachers)
when working with our gifted students, since teachers tend to
be high-achievers themselves.


A high-achiever takes your word as gold, files it away, and whips
it out to ace the next test. However, a gifted student might look
at your word from every angle, finding the half-truths, over-
generalizations, and plain old errors.


If you're expecting students to simply consume your finely tuned
lessons (as you would have done), you may feel disrespected,
flustered, or belittled by students' relentless analysis of your
information.


The thing is, we want students to manipulate, not simply absorb.
However, when we're actually confronted by it, we can be quite
taken aback. Here's some way to begin enjoying your students
abilities to quickly analyze information:

(以下の詳しい情報はオリジナルの記事をチェックしてみてください。)

(4 Ways To Reduce Behavior Problems in Gifted Studentsより)


先生たちって、いわゆる自分達がハイアチーバーの人たちが多いから、
ギフテッドの子達の”学びの特質”が理解できない人も多く、彼らの鋭い
分析力による絶え間ない疑問や質問、間違いの指摘などに無礼な態度だ
と感じる先生もいるでしょうね。


ギフテッド教育専門の教師は、こういうギフテッドの本質的な特徴なども
きちんと心得ている為、効果的な指導法やスキルを用いて、彼らを「いい
方向」へ導いていってあげる事もできるのでしょう。


やっぱりこういう子達を理解するって本当に大切な事ですね。

(でもそれはギフテッド教育専門の先生だけでなく、どの先生でも出来る
事だと思うので、教育者としてそういった姿勢を志して欲しいなと思います。)

最後に…

ギフテッド教育の先生ではなかったけど、∫の事をとてもよく理解して熱心に
面倒を見てくれた2年生の時の先生と。




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by giftedinfo | 2015-06-17 13:42 | Instructions

モチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)

ギフテッドのモチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)について
参考になる情報を見つけたのでリンクしておきます。



この記事の中に出ていた生徒の例を読み、あまりにも小さかった頃の∫と似て
いたのでつい笑ってしまった。


∫も小学校3〜4年の頃なんか、授業中に先生に出された課題など、自分が
興味のない分野や、苦手な分野の作業をするのを拒否したり無視したりして
全く手をつけず、いつも私は先生から「∫君はクラスで作業を終了しなかった
ので、お母さんが指導して家で完成させてください!」というメモと一緒に
未完成の課題をもって帰ってきてました。

放課後、宿題に加えてこれらの未完成の課題もやらなくてはいけなかったの
で、当時、私は本当にイライラしたものでした。(苦笑)


このリンク先の記事の中にも書かれてますが、ギフテッドの子達というのは全
ての領域において必ずしも同じペースで発達するというわけではなく、実際、
発達の凸凹(asynchronous developmentー非同期発達)はよく見られる事
で、ギフテッドの特徴の一つでもあると言えるほどです。


が、多くの学校がこの非同期発達に関して認識不足で、ギフテッドの生徒を
”globally gifted"(幅広い分野において万遍なく、均等に秀でている)と期待
する傾向があるようですが、実際のところ彼らの能力には幅広い範囲があり、時
として一つか2つの限られた分野においてのみ高いモチベーションと秀でた能力
を見せるという事も決して少なくないようですね。


(うちの∫の場合がまさにこれに当てはまります!)


ギフテッドの子達というのは、(自分が得意な分野や関心のある分野においては)
モチベーションそのものは高くやる気はあるのだけど、ただ、それ以外の分野に
おいては本人自身が”興味”がわかない、もしくは苦手な分野である為、やる気が
イマイチとなり、やるべき作業や活動を怠ったり、集中力を失って注意散漫に
なったりし、その為アンダー・アチーブメントにつながる恐れがあるようです。


ギフテッドのアンダー・アチーブメントを対処する前に、まず、第一にその根本
の原因を理解することが重要で、リンク先の記事によりますと、それらの原因は
主にこれら3つのカテゴリーに分けられるようです。


▪️アンダー・アチーブメントの原因


① 身体的な理由ー視覚、聴覚の問題、学習障害、読書障害、喘息、アレルギー
         反応性低血糖、その他の身体的な問題


② 社会/感情的な理由ー貧困、複雑な家庭、依存症や纏綿(家族のメンバー内
           の間に個人の境界線がなく、親が情緒的に子供に絡まり
           過ぎて子供の内面心理・プライバシーを侵害するような
           状態)、怒り、反抗など


③ 学校生活による理由ー教育環境のプレイスメントミス、個人のレベルに不適切
            な学習カリキュラム、支援的でなく有害な教室。
            非同期発達がある為、勉強習慣や整理整頓、管理スキル
            が欠けていたり、レジリエンス(失敗や挫折などから
            立ち直ったり跳ね返る精神力)が未熟。
            課題に関連、妥当性を見出せない。


アンダー・アチーバーのモチベーションを高めるのに重要な鍵を握る戦略の一つ
として、子供の興味関心を生活の中の作業に移行して結びつけると効果的なよう
ですね。


(当時∫はライティングがとにかく苦手で、普通の状態だとなかなか作業が進ま
なかったのですが、トピックを「数字や数学について」など、自分の興味関心
をタスクに結びつけると、不思議とスムーズにはかどったものでした。)


その他の方法としては、


・子供の情熱(興味関心)を知る。

・生徒がいい行動を行っている瞬間を捕らえる。

・些細な動作に報酬を与え、いい方向へ導く

(子供が望ましい行動、正しい行動をしている時など、それがどんなに小さい
 動作で些細な事であろうとも褒めてあげ、それらがこの先にも起こりやすい
 ように強化し、いい方向へ導くようにするという事だと思います。要するに
 ABAみたいなものですね。)


”Dr. Webb teaches a strategy called "anticipatory praise", which
reinforces and rewards the behavior that you hope might occur,
making it more likely that it will occur. "


この”anticipatory praise"と言うのは、実際の動作や行動に対して褒めている
のではなく、こちらが期待する、望む行動に対して”事前に褒めて”その行動が
起こるのを強化させようとするというものだと思います。

英語ですが、こちらのページに例が書かれています。



この、方法だとネガティブな行動も実際起こる前に阻止され、お説教(罰)も
しなくて済むから親の方も嫌な思いをしなくて良くなりそうですね。


一応、学習意欲は結構あったんだけど、アンダー・アチーバーだった3年生の頃。




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by giftedinfo | 2015-05-13 06:00 | Instructions

ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”

ギフテッドの人達と言うのは一般的に知的好奇心が旺盛で、あらゆる分野において
限りない知識欲を持ち、常に知的刺激を求めている傾向にあります。

そして、こういった人達というのは、それらの”ごく自然に内から湧き起こる知識の
渇望を満足させたい”という強い衝動に駆られる為、幼児期や年少期でさえ、すでに
罰や報酬に依存しない「内発的な動機づけ」(intrinsic motivation)によって
動く場合が多いように思います。

(読むとご褒美としてマシュマロが貰えるから絵本を読む、というのではなく、
自分自身が好きだから、内容を知りたいから読む、と言う感じ。)


ただ、同時にギフテッドの子達は本来の彼らの特殊な学習傾向(同年の者よりも
速く、深く、広く学ぶ)に加わえ、同時に物事や人(自分自身や他人を含む)に対
しての理想や期待が高かったり、自分にとって意味の見出せない作業などを嫌がっ
たり、また、簡単すぎたり単純な事には退屈しやすく、自分の興味ある事以外は
やりたがらなかったりする傾向もある事から、置かれた環境や状況によっては彼ら
の意欲やモチベーションも低下したり、もしく完全にやる気を失くしてしまう事も
結構、よくあることではないかと思います。


小さい頃からとにかく「何かを学ぶ」事が大好きだった∫ですが、本格的に学校が
始まってからというものは、学校の授業に大いに失望してしまい、小学校3年生の
時点ですでに学業に対する意欲がほぼ完全に消滅しかけていました。


先日、ふと目にした「Are We Failing Gifted Students?」と言う記事の中で、
ギフテッドの(頭のいい)子供達のモチベーションを高める為の必要不可欠な5つ
の要素が書かれていて、これは教育者だけでなく、親である私たちにとってもなか
なか参考になる情報だと思ったので、それらをここに書き留めておきたいと思います。


▪️The Five "C's"
 (ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”)


① Control(自らが状況をコントロールできると感じる感覚)

 生徒が学習に対して不満を感じる時、自分にその状況を変えるパワーがあると
 感じる事が大切。


② Choice(選択)

 学習の内容や指導法を自らが選択することができる。
 (そうする事により無駄な反復を最低限に抑え、真の学習に携われる。)


③ Challenge(チャレンジ)

 すでに習得済みのマテリアル・内容を再び学ぶ事にはやりがいを感じない。


④ Complexity(複雑さ)

 ギフテッドの生徒は概念やアイデアの層を発見していく深さ、複雑さを
 望んでいる。


⑤ Caring teachers(思いやりがある、面倒見がいい先生)

 
 これら5つの要因の中でもこの部分が一番重要で、実際、生徒が”先生が自分
 の事を心底から気にかけてくれていて、面倒を見たい、自分と関わりたいと
 思ってくれている”と感じている場合、たとえ上にあげたその他4つの要素が
 十分に満たされていなくても、ある程度効果的に生徒のモチベーションを上
 げる(又は維持する)事ができるようであります。


私自身の経験からしても、(実際、∫と∫を受け持った数々の担任の先生たちの
∫に対する態度や姿勢、そしてインターアクションなどを見てきて)やっぱり⑤
の要素は子供の意欲ややる気に大いに影響してくるものだと実感させられますね。


小学校3年生の時の担任など、∫を問題児扱いし、∫の事を個人的にも嫌ってい
たのが態度や姿勢、言動で丸見えで、そういう面においてはなぜか知覚が敏感
だった∫は自分が先生に嫌われているというのも悟っていたので、自分がいつも
批判されたりしていた事も含め、小さな胸を痛め、教育機関や教育者に対して
幻滅し、学習に対しての興味関心をすっかり失いかけていました。


だから「思いやりのない教育者」の存在と言うのも恐ろしく、そういった要因
を取り除くことも大切だと思いました。


教育の設定や学習環境、教育者、指導者によって031.gif(悪魔)にも、032.gif(天使)
にもなり得、モチベーションも↑⤵︎する∫ですので、私も常に周りの状況や環境
に気をつけないといけないなと思いました。


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by giftedinfo | 2015-05-01 10:51 | Instructions

情意的思考とギフテッドチルドレン

Affective Thinkingと言う言葉、日本語ではどう訳されているか定かではない
のですが、(affectiveは一般に”感情的な”とか”情動的な”という意味。)ブルーム
の教育目標分類の領域の一部である"affective domain"が、”情意的領域”と訳さ
れている事から、ここでもaffectiveを”情意的”とすることにします。

(感情的思考と呼ぶと、どうも別の意味にとられそうな感じがするので。)

前置きはこの辺にして本題に入りますが、先日、こちらの記事を読んで私自身も
すごく共感したので、参考の為に又もやリンクしておきたいと思います。



まず、このAffective Thinking(情意的思考)とはなにか?

記事内に出てきた定義によりますと、

”the sense the individual makes of the world around him in relation
to what he feels is valuable, ethically or morally right; what he feels
is appropriate remedial or supportive action, and what he envisions
as the ideal. what he prioritizes as important, worth caring about."
(Mathew Lipman)

とあり、まぁ、大まかに言えば、


”個人が、自分にとって貴重で、倫理的、又は道徳的に正しいと感じる事や適切
であると感じる改善処置、もしくは支援的活動、そして理想として心に描くもの、
重要だとして優先させるものや、気にかける価値があるもの、などと言った自ら
の内面的な要素と関連させ、自分の周りの世界を解釈する観念”

と言うような感じではないかと思います。


感受性が強く、感情的にセンシティブで激しい反応を見せたり、観察力や洞察力
に優れ、道徳心や倫理観が高く、責任感が強く、リーダーシップの素質に恵まれ
たりする傾向にあるギフテッドの人達は、一般よりもこういった”情意的思考”
活発に働いて、そういった個人の内面的な世界は認識され、評価され、更に促進
されるべきだと思うのですが、このオリジナルの記事の中でも著者も述べている
ように、現在の教育機関において、(ギフテッドプログラムの中でさえ)大抵が
認知的領域をターゲットにした「批判的思考」に重点を置いたカリキュラムが
フォーカスとなっていて、「情意的思考」に十分目が向けられていない感じが
します。


もちろん、「批判的思考」や「クリエイティブ思考」も大切なのは言うまでも
ありませんが、豊かな内面の世界を持つギフテッドの子達は、それらの世界を
アウトプットする機会と場所が必要となってくると思うのです。


ギフテッドの子供達は、世の中で起こっている出来事や問題、課題に対して、自
ら感じる事や意見などを述べたりして、独自の価値観、道徳観、倫理観を表現し、
まわりからのフィードバックや評価を得たりしながら、セルフ・コンセプトを
形成していくと思うので、彼らが健全な自己概念を育んでいく為には、このよう
な機会や場所を与えてあげるのがとても大切だと思います。


「情意的思考」をターゲットにしたカリキュラムがギフテッド教育の一環として
もっと積極的にプログラムやカリキュラムに組み込まれる事を望むばかりですが、
でも学校だけでなくても、家庭でこういった分野の活動を取り組むこともできる
と思います。


∫も小さい頃から道徳的、倫理的、哲学的な課題、世界情勢、社会問題や課題や
世の中のあり方一般などにおいて、年齢以上の興味関心を示していて、これらの
話題について、よく二人で延々と話し合ったりしたものです。


ホームスクールをやっている時なども、こういった分野も学習の一部として
独自のカリキュラムとして組み込んだりもしました。

(うちもこのオリジナルの記事でも推薦されている「Philosophy for Kids」
の本を教材の一つとして使ってました。)




後、こちらのオリジナルの記事でリンクしてあった、「モラル・ジレンマ」の
エクササイズは、子供の内面の世界(道徳観、価値観)を垣間見る、いい機会
にもなりますね。


以前も紹介したことのある、こちらのページも子供に答えさせてみると興味
深いです。



子供の考えや正当化の理由、弁明などを聞くと、今まで自分では想像していな
かった子供の物事の捉え方、感じ方、考え方を発見したような感じがし、いい
意味で子供に対しての見方が変わってくるかのように思えたりしますね。


何よりも、こういう活動をしている時の子供の表情がとても生き生きとしていて、
”エンジョイしている”というのがよくわかります。


あっ、最後に情意領域について、なかなか興味深い日本語の文献を見つけたので、
そちらの方も参考としてリンクしておきますね。


*この文献では、個人の内面世界が、

個人の経験、価値基準・判断、信念、感情、興味、願望、などと定義されて
いました。


”…人間に知識を詰め込むことを最重要課題とし、人間の「こころ」の部分は
二の次にしてきた”つけ”が様々な社会問題となって現れている。「あたま」中心
の教育は「こころの豊かさ」ではなく「ものの豊かさ」に価値基準をおく人々
を作り出し、物質的な住みやすさを得ることができた反面、精神的な住みやすさ
を失ってきた。このような状況の中で、これまでの教育を見直し、人間の認知
領域だけでなく、人間の情意領域である「こころ」にも焦点を当てた教育を見
い出していこうという動きが世界で活発になっている。”


と言う部分にはうなづいてしまいました。


「情意的思考」に目を向けた学習は、ある意味、社会や個人の問題が起こるの
を防ぐのにも役に立ち、「批判的思考」や「クリエイティブ思考」と同様に、
個人レベルだけでなく、社会にとっても非常に大切な要素でもあるのではない
かと思います。


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by giftedinfo | 2015-04-13 13:03 | Instructions

ギフテッドが身につけるべき勉強スキル

これはギフテッドに限らず、全ての生徒に当てはまる事だと思うのですが、学業、
学習を効果的にこなして行く為には、早いうちから良い「勉強習慣」と「勉強
スキル」を身につけておく事が大切だと思います。


ギフテッドの子においては、小学、中学くらいまではそれほど勉強しなくても
簡単にテストでいい点が取れたり、優秀な成績を維持できたりするのも決して
珍しい事ではないかもしれませんが、高校、大学と進んでいくうちに学習内容
もそれなりに高度でチャレンジングになっていく為、それらを効果的に習得し
ていく為には知能や能力だけでなく、それプラスしっかりとした学習習慣と
勉強スキルが重要となってくると思います。


幸いな事に、3歳の頃から1日8時間のABAセラピーを始めた∫は、幼い頃から
から”学ぶ事の楽しさ”と”学習の習慣”を自然と身につけていった為、その際確立
された習慣やメンタリティー、マインドセットは後々まで続き、親の私たちが
特にあれこれうるさく言わなくても自発的に学習に取り組んでくれているので、
こちらとしては随分楽だなぁとありがたく思っています。



ただ、効果的に学習を進めていく為の諸々のスキル(勉強スキル)においては
やはり親の私が色んなテクニックや方法などを指導して行き、それらのスキル
を洗練させていく必要があるなと思いました。


特に∫は実行機能の部分が欠けていて、時間管理や整理整頓、計画実行や身の回
りの管理一般などといった分野が苦手な為、学業を難なくこなしていく為には、
かなり早いうちからこれらのスキルを身につけさせる必要がありました。


ネットで見つけたこちらの記事に、重要な勉強スキルが具体的にリストアップ
されていてとても参考になると思ったので、リンクしておきたいと思います。



以下、ギフテッドの生徒が身につけるべき重要な「勉強スキル」のいくつかを
オリジナルの記事より抜粋しました。

(英語が苦手な方、ごめんなさ〜い。汗 またしても怠慢な為、日本語訳が
 できてません。)


Time management

Often gifted students have been able to still succeed while
procrastinating and completing assignments at the last minute.
Help your child learn to:

・study at a regular time every day and week- make it a habit;
・set a daily, weekly, and semester schedule, assigning amounts
 of time to each subject or project;
・be sure to revise this schedule periodically;
・prioritize goals on a daily basis- priorities will change as
 deadlines approach;
・break long-term projects into short-term attainable steps.

Motivation

Help your child to:

・recognize the "real world" application of the material being learned,
 e.g., a poetry analysis develops not only analytical skills applicable
 across a spectrum of occupations, but the creativity employers
 emphasize and 21st century jobs require;
・define success as learning new material and working hard, not
 getting an A on an assessment. Praise effort.


Organization

・find a place free of everyday clutter to study;
・visit office supply stores to get an idea of all the possible products
 available to help with organization;
・let the student select the organizational method (your method may
 not work for them);
・realize the first choice of organization aids may not work and
 another method may need to be tried.


Studying in chunks

・try not to study for longer than 25 minutes as studies show the
 brain struggles to concentrate on a specific topic for longer
 than that;
・break for about five minutes at a time, no longer;
・if possible, change your environment when you change subject
 or topic, e.g., study for the math exam in the bedroom and the
 literature exam in the kitchen (it will help your brain to recall
 and organize information);
・start with a harder subject/topic and then alternate with easier
 ones.


Note-taking

・take notes when listening to a lecture. (Practice with a TED lecture
 online if the content presented in class is too easy);
・develop an abbreviation and punctuation system that makes sense
 to you;
・use indentation and white space on the page to separate and
 organize information;
・consider a formal method of note-taking, e.g., Cornell notes;
・check your notes as soon as possible after taking them to make
 sure they are complete and coherent;
・re-write your notes as a way of reviewing for an assessment;
・use mnemonic devices to help recall information from notes.


尚、このオリジナルの記事にリンクしてあった「勉強スキル」に関してのサイト
の中に日本語で読めるページがあったので、そちらの方もリンクしておきますね。




*以下の日本語のリストを直接クリックしてもリンク先のページへ飛びます。



など、とても参考になりそうな情報が満載されていてますので、よかったら
チェックしてみてください!


おまけ

朝はカラフルな朝焼けが見られたのに、今日は夕焼けはなし。(涙)

でもまるで山からツノでもでているような、面白い形の雲がうっすらと色づいて
いました。





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by giftedinfo | 2015-02-18 12:59 | Instructions

If you are always the smartest person in the room...

For Frustrated Gifted Kids, A World of Online Opportunities
という記事の中で、Art of Problem Solving (AoPS)の創立者、
Richard Rusczyk氏の言葉が印象的だったのでメモ。

___φ(゚ー゚*)フムフム___φ(。_。*)


" Even if standard schools offer advanced placement classes
in calculus, those offerings aren’t rigorous enough for many
of the mathematically precocious kids who come to AoPS,
said Richard Rusczyk, company founder and a winner of the
USA Mathematics Olympiad in 1989.


“They get everything right away. The problems are just too
easy,” he said. Typical AP classes don’t prepare the students
for math courses at places like MIT, he said, where they may
hit the wall of failure for the very first time – and get so
discouraged that they just might quit math or science.


"A key part of challenging the smartest kid in a school, he
added, is exposing him or her to peers who are just as sharp
or even sharper. “I’ll tell kids, if you’re always the smartest
person in the room, you need to find another room,” Rusczyk
said.


まったく同感です! 045.gif


そして、数学クラブや数学コンテストなどで知的仲間達と交流している
あーちゃんを見ていると、まわりから常にインスピレーションを得たり、
ヘルシーな競争心がわくせいか、モチベーションの維持にも効果的な
ようです。


あぁ〜、やっぱり何としてでもProof Schoolへ行かせてあげたいなぁ。


Richard, 良いアドバイスをありがとう。





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by giftedinfo | 2014-06-16 20:25 | Instructions

家庭教師による学習を開始

以前の記事でもすでに報告しましたが、あーちゃんは8年生に入ってからと
いうもの、クラスの授業内容や先生達の指導法、クラスメートの態度
などに対して少しずつ不満を感じていたのですが、ここ最近になって
からはその不満が頂点に達し、学習全般に対してかなり意欲を失って
いました。


その状態を何とか改善しなくてはと、私も日々パソコンに向って色々と
この地域の教育オプションを調べまくった結果、地元で高校に行きなが
らカレッジの単位が取れるというDual Enrollmentのプログラムを見
つけ、あーちゃんもそれを知り、将来の状況に希望が見えたのを感じ、
少しは気持がアップしたようだったので私も少し安心しました。


それでもそのプログラムが開始するまでにはまだ1年以上もある事から、
現在の時点であーちゃんの失った学習意欲を再度蘇らせる為に私が何か
出来る事はないものか?と、久々にギフテッド関連の情報や資料を読み
あさったり、過去に参考になった記事などももう一度読み返したりして、
私自身もあーちゃんの教育面のサポートに対する自らのモチベーション
付けや情報の収集、再確認に努めたりしました。


(あーちゃんが現在の学校へ行き始めた数年は全てがうまく行っていた
事もあり、私自身、あーちゃんの知的刺激の分野に関しては全て学校
任せにしていたところがあり、意識的にかなり怠慢になっていた事を
反省しています。汗)



他の教科も簡単過ぎて学習内容がちっともチャレンジにならないみたい
ですが、やはり数学に関しては最近特にそう思うみたいで、学校側の計
らいで数学だけ飛び級して現在通常は高校2〜3年が取るPre-Calculus
のクラスを受講しているのにもかかわらず、授業内容や試験も簡単過ぎて、
成績も常にAを維持しているらしく、最近になって特に「数学の授業が
退屈でたまらない」と文句を言うようになっていたのでした。



あーちゃんが尊敬してやまないArt of Problem Solving の創立者、
Richard Rusczyk氏がこちらの「Tip for Parents: Developing
Mathematical Talent」と言う記事で述べているように、数学の才能
に秀でている生徒達にとっては、アメリカの一般的な数学カリキュラム
は内容の深さが欠けているため、どれだけ先取り学習してもこういった
子達にとってはチャレンジが足りないようですね。



そんなわけで、久々にこちらの「Eight considerations for
mathematically talented youth」という記事にも再度目を通し、
ここに挙げられている項目を再確認したりしました。

その中でいくつかの項目をチェック。


・For the mathematically brilliant youth, acceleration may
 be the best educational option.

 
よっしゃー。とりあえず今のところ学校で数学は飛び級させて
もらっている。



Teachers, mentors, clubs, and competitions can enrich
an accelerated mathematics curriculum for talented youths.
Skilled mathematics teachers can offer supplemental
problems that are more advanced than typical students
can handle. A mathematics mentor can enrich or super-
sede the youth's mathematics curriculum and provide
suitable pacing.


飛び級の他には学校では週に一度の放課後数学クラブで、高校の数学
の先生と一緒にAMC(数学のコンテスト)などの問題をやっていて、
学校でのスタンダードのカリキュラム以外の数学にも触れるチャンスを
設けているし、毎週日曜日に行われている数学クラブの練習でもARML
(高校のコンテスト)の問題とかやっているので、こちらの方もとりあ
えずよっしゃーって感じです。




Participation in clubs and contests offers students an
enriching opportunity to develop their mathematical
maturity and a chance to meet other mathematically
talented students. A mathematically talented youth
should consider every opportunity to hone his or her
talents in competitions, from the Mathematical Olympiads
for Elementary Schools and Mathcounts in junior high
school to striving to become a member of the United
States team in the annual International Mathematical
Olympiad, and other major international events. In
addition, to moving ahead in mathematics and other
subjects, students can study and understand th material
at a deeper level than is typical.


こちらの方も、北ネバダ数学クラブに参加したり、Mathcounts
AMC ARMLなどといったコンテストにも参加したりと活発に
活動しています。そしてそれらのコンテストをきっかけにデイビソン
アカデミーやその他の学校の子達などの数学仲間と知り合う事ができ
、彼らとの交流を楽しんでいるようなので、こちらの方もよっしゃー、
ちゃんとやってますー!って感じです!



・The mathematically brilliant youth should be kept on a
steady diet of highly satisfying mathematics at his or
her appropriate level of mental functioning. This
does not necessarily mean racing through the standard
sequence in truncated periods of time. There is no
need to study mathematics intensely every day; one
weekly two-hour session with a mentor may provide
the challenges and stimulation an unusually talented
student needs. Pacing of this sort helps avoid a
situation in which a student will not have the opportunity
to study mathematics for long periods of time.


う〜ん。


実際じっくりよく考えてみると、学校の数学の授業は飛び級と言って
も通常カリキュラムなので内容が浅くてあまりチャレンジになってない
ようだし、週に一度の学校での数学クラブはそれなりに効果的だけども
基本的にはAMCを専門にやっているので、あまり柔軟性がなさそうだし、
毎週日曜日の北ネバダ数学クラブは団体活動なのでコーチとは一対一の
個人的なインターアクションはないのでメンター的な存在ではないし...


その生徒の機能レベルにあったチャレンジが常に必要で、そのニーズ
をコンスタントに満たしてあげる為には、やはり個人レベルのメンター
兼テューターの存在が大切ではないか?と思い始め、あーちゃん本人、
そしてパパと色々と話し合った結果、トライアルベイスで数学の家庭
教師による学習を始めてみる事にしたのでした!


今回の家庭教師探しはパパが頑張りました!038.gif


長い間色々とネットでリサーチをしまくり、エージェンシー、そして
教師本人とも何度もメールで連絡を取り合ったりした後、やっと期待
出来そうな人を見つけました。


あーちゃんと家庭教師、Dr. Bの初セッションの様子。

(Dr. Bがいかにも典型的な物理学者って感じなんで笑ってしまう。笑)









このDr. B、歳は60代くらいでしょうか。

学歴の方もとてもインプレッシブで、物理学の博士号を持ち、長年に渡り、
「高エネルギー電磁気の相互作用」のリサーチを専門にしてこられたら
しく、(一体何のこっちゃ?って感じですが。笑)数学に関してもゲーム
の数学的分析やゲームセオリー計算などの分野においてコンサルタント
として働いていた経験があるみたいです。

(その他、14もの特許権をもち、25以上の研究文献を発表したらしい!)


そして何よりもあーちゃんの関心を惹いたのが、Dr. Bが長年、MIT
の教員だった(リサーチもしていたらしい)という部分ではないかと
思います。


Dr. Bはあーちゃんがまだ8年生なのに三角関数、微分積分なども
マスターしていたのでかなり感心してましたが、自らの本業は物理
のせいか、

「数学が出来る事は素晴らしい! 数学というものはあらゆる分野、
特に科学の分野にとってもとても効果的なツールなので、数学が得意
なら科学の分野のキャリアも幅広いオプションの一つとして探って
みるといい。」

などと、アドバイスしたりしてました。


これこれ、これなんですよね!実は。


今回私達が家庭教師を雇う事を考えたのは、もちろん中身の濃い数学
の指導を期待していると言う部分もありますが、それ以上にあーちゃん
を様々な面で刺激し、インスパイアしてくれるメンター(ロールモデル)
の存在を確保してあげたかったという部分が大きく、Dr. Bの存在は最近
意欲が沈滞低迷気味であったあーちゃんにフレッシュな刺激をもたらし
てくれるのではないかと期待しています。


一応今のところは週に1〜2回の割合で、各一時間のセッションの
内容は、基本的にはあーちゃんがやりたい分野(数学コンテストなど
の問題や、Art of Problem Solvingの問題集など)でヘルプが
必要な部分をやったりするみたいです。


今週の火曜日の初めてのセッションではMathcountsの問題の解法
について語り合っていたみたいで、あれこれ言いあっている二人の
少し興奮した楽しそうな声が聞こえていました。


普段はスタンダードのカリキュラムの指導(学校のテキストを使用)
をする事が多いのか、Dr. Bはこういった数学コンテストに出て来る
”問題解決力を要する数学”の問題にとても興味を示して、

「これはなかなかチャレンジングで面白い。」


とか言ってました。

とりあえず短期的なものだとは思いますが、(場合によっては週一の
ペースをずっと続けるかも)あーちゃんにとってはちょっとしたいい
刺激になるのではないかと思います。

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by giftedinfo | 2014-01-26 06:34 | Instructions

ギフテッドの生徒にも学習習慣が必要

小学校や中学校の間は、(時には高校でも)多くのギフテッドの子達が学業
おいて、とりたてて必死に勉強をしなくても、さほど苦労する事もなく、
素晴らしい結果や優秀な成績を出す事もよく見られます。


ギフテッドの子達は学習の習得が効率的で、色々な事が簡単に出来てしまうの
で、一般と比べてそれほど努力を必要としないのでしょう。


でも、しっかりとした学習習慣がないままの状態で、大学などの高等教育で
同じような事を期待していると、親も子供もその時になって(しまった!
遅かりし!)って事にもなりかねません。


という記事に、ギフテッドの生徒も大学に入る前に(私個人の意見としては
中学に上がる前にと思ってますが)しっかりした学習習慣を身につける事の
大切さが書かれています。

とても参考になるアイデアが載ってますので、チェックしてみて下さい。

いつものように英語がお嫌いな方の為に、大体のポイントを簡単に訳して
おきます。

(いつものように、英語の得意な方はそのままリンク先へ飛んでくださいね!)



■勉強する事が必要となるチャレンジを見つける

授業で既にマスターしているコンセプトや情報、又はすぐに学べてしまう事
を繰り返し学習したり、宿題にだされたりするのは子供にとっても苛立ちが
つのるばかりである。子供にとって実際チャレンジを必要とするマテリアル
を学習せる事により、子供に良い学習習慣を植えつけやすくなる。


きちんと行われれば、この経験(子供にチャレンジを与える)は以下の事が
関わってくる為、子供と親両方にとって少し慣れる必要があるだろう。


・新しい概念を理解する上での健全なもがき、苦労

・完璧なスコア以下の結果を得る

・いつもクラスやその他の場で一番頭のいい子ではなくなるかも

・よい結果を出す為に勉強(学習)する


科目別や学年飛び級も時には役立つが、でも基本的には授業内容はその学年の
一般の生徒達を対象としてデザインされているので、ギフテッドの生徒にとっ
は不十分な場合も多い。

(この事は私もあーちゃんの幾度かの飛び級を通して痛感させられました!)

標準のカリキュラムを”早く”進んでやり終えるよりも、ギフテッドの子特有の
”なぜ?”と考察したがる知的好奇心にポイントをあてながら、”より深く”理解
する事を励ます学習形態を見つけてあげる方がよいだろう。



■「しなやかマインドセット」を心がけるように支援する

「しなやかマインドセット」(Growth Mindset)については、こちらの
過去記事を参考にして頂ければわかりやすいと思います。




■子供にあなたをテストさせる

学習を面白くさせ、同時に脳への刺激となる一つの方法として、子供にあなた
をテストさせるという手がある。 子供にテストを作成させ、それをあなたに
受けさせ、その後それを採点させる。

テストを作成する(問題を作り出す)過程では、子供は自分がテストを受ける
ことになる概念を自らの頭の中で強化し、採点の際は、親の解答が正解か、
不正解か、不正解の場合はどうしてそれが間違っているのかの判断をしたり
など、分析の練習となる。 親の方は子供が作ったテストの内容を充分把握
していたにしても、所々にわざと間違った答えを記入し、子供に正解の説明
をもとめるとよい。


このテストを作成するというの、実はあーちゃんも大好きな活動であります。

こちらが指示しなくても、娯楽の一部として色んな教科のテストなど作って
いて、たまにその教科の先生に(無理矢理押し付け提出)したりしています。


ちなみにあーちゃんの長編小説に関しても、すでに読解のテストが作成されて
いて、私は小説を読み終えたらこの読解テストを受けなければならない事に
なってます! (不合格だったら親のメンツ丸つぶれ! 苦笑)


ギフテッドの子達ってクリエイティヴマインドが多いから、こういう創作活動
は喜ぶのではないでしょうか。


と言うわけで、いくら高い知的能力、認知能力をもっていても、やはり学習
スキルや学習習慣、そしてチャレンジに挑む姿勢や精神力が欠けていては、
これから先の高等教育、そしてひいては社会に出た時直面する壁や困難など
を乗り越えて行くのが難しくなると思うので、幼い頃からこういった精神力
を育成したり、学習習慣を身につける支援をしていってあげたいですね。


    Developing good study habits is an essential skill だよ〜!



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by giftedinfo | 2013-12-05 19:41 | Instructions

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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