カテゴリ:Gifted In General( 31 )

またやっちゃいました!(;´◇`)ゞ

最近、ぼんちゃんママを始めとし、その他、色々なブロ友さん達の記事を読んでいて、ギフテッド
の子供達だけでなく、ギフテッドであろうと思われる大人達も、同じような仲間とそれぞれの思い
を語り合ったり、意見や情報交換したりできる「居場所」が必要なのではないか?と感じ、反対意
見や批判の言葉を受ける可能性を認識しつつも、又もや性懲りもなく、ブログ村に「ギフテッド
アダルト」のサブカテゴリーの新設をリクエストしました! (;´◇`)ゞ

(もしかしたら誰かがすでにリクエストをしているのかもしれませんが、現在、存在するカテでは
見つけることができなかったので、とりあえず申請しました。)

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ある一定の人達からは、「もぅ、ええ加減にせんか!子供ならまだしも、大人になれば(もう義務
教育は終わっているんだから)ギフテッドなど関係ないわ。そんなもん、そんなカテに登録する者
など誰一人もおらんわ!」っと、非難されそうなのは十分、承知してますが、でもそういう否定的
な意見やコメントを見る事もなく、ストレスフリーなので自分の精神衛生を維持しながら、自分の
やりたいことを実行できる事こそ、ブログのコメント欄を閉じていることのアドバンテージなので
あります。(爆笑)


(中には私がコメント欄を閉じている事に対して、かなり批判的な意見をお持ちの方もいるようで
すが…まぁ、それは各ブロガー一人一人の考え方や、方針の違いなどもあると思うので、いちいち
ご自分の価値観を無理やり押し付けられてもこちらも困りますし。)


もちろん、現在の日本の風潮、傾向としては、(もしかしたら自分はギフテッドの傾向があるのか
も?)という思いがあったにしても、「当事者」として「ギフテッドアダルト」のカテゴリーに登
録するのは勇気がいることだと思います。

心ない人達から、嫌がらせのコメントとかもいっぱい来そうですしねぇ。


でも中には「ギフテッドアダルト容疑者?」としてでも、今まで生きてきてずっと胸につかえてい
た様々な思いや、疑問など、吐き出したり、新たな知識や情報を得て、(あぁ〜!そうだったのか、
これでストンと腑に落ちた!)と自分自身を確認する場所があるというだけで、精神的にもかなり
違ってくると思うんですよね。


私はこれまで「ギフテッドチャイルド育児」と「2Eチャイルド育児」のカテに所属してきましたが、
∫が高校を卒業して大学進学すれば、∫もギフテッドチャイルドからギフテッドアダルトへの移行す
ることになり、ギフテッドアダルトにはギフテッドアダルトならでの、特殊な課題やニーズなども
出てくることになるだろうから、もし誰もこの新しいカテに登録する人がいなかったにしても、私
自身が”当事者ではないけれど、ギフテッドアダルトに深く関係する関連者”として、登録するかも
しれませんし。

(うちはパパもアンダーアチーバーのギフテッドアダルトなので。)


そこでまた、今度はブログで時折、「ギフテッドアダルト」が直面する課題や問題などについての
記事を紹介したり、自分が思ったことなどを綴ったりしていければなどと思っています。

(まだ後、∫も1年ほど高校生活が残っているので、その先はブログの趣旨もはっきりとどうなるの
かも定かではありませんが。)


…っと、ここまで言っといてなんですが、今の時点ではブログ村にカテをリクエストしたばかりな
ので、それが実現するとは限らないんですよねぇ。

一応、申請はしたものの、いとも簡単に却下されるかもしれませんし。

でも何事もやってみなければわからない!という私自身のモットーに従い、今回もとりあえずダメ
元でトライしてみました。

(当時は「ギフテッドチャイルド育児」も「2Eチャイルド育児」も同じようにきっとダメだろう
と思っていたけど、最終的には実現しましたのでね。)


さて、どうなることでしょう。気長に待つしかないですね。

でも、こんな小さな事から「変化」は始まるのだと思いますし。


あっ、最後に、ぼんちゃんママさんの名前を出してごめんなさいね〜。嫌な思いをされたのであ
れば申し訳ないです。

そして、たとえ「ギフテッドアダルト」のカテが新設されたからといって、ぼんちゃんママ、決
して(私もカテに登録するべきか?)などの妙なプレッシャーなど絶対、感じないでくださいね。


ぼんちゃんママを出したのは、あくまでも”インスパイアされた”という理由ですので。


The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2017-08-09 03:35 | Gifted In General

ギフテッドの道いろいろ ②

まず最初に近況から。

どうやらここ数日の間、うちの地域だけでなく、カリフォルニア州内陸部やネバダ州の南部(ラス
ベガス)、アリゾナ州なども記録的な猛暑が続いているみたいですねぇ…(汗)

いやぁ〜、ほんと、毎日暑いのなんの!

そのせいか、(エアコンの効いた部屋にいるものの)何だか暑さで身体が妙にかったるくて、何
もする気が起こらず、ここ最近、ブログの更新も怠り気味…(汗)

幸い、∫が現在、ボランティア活動として参加している数学キャンプのクラスルームにエアコンが
復活したようで、初日に比べると断然、元気を取り戻していて、毎日の活動を楽しんでいるような
ので何よりであります。


さて、今回も前回のJ君に引き続き、”ギフテッドの道はいろいろあるのだよ〜”というお話。

今回も元北ネバダ数学クラブのメンバーで、∫とは∫が小学校6年からずっと数学仲間として様々な
活動を共にしてきたD君についてのストーリーです。


このD君も地元のPG学校であるデイビソン・アカデミーの生徒だったのですが、彼は高校に進学
してすぐの9年生の時にデイビソンを辞め、ホームスクールという形をとりながら、地元のコミュ
ニティ・カレッジや大学(UNR)でクラスを取り始めたのでした。


彼がデイビソンをやめてホームスクーリングを始めたと聞いた時は私もパパもびっくりしました
が、これまで彼の社会面や教育面での”事情”を観察したり、他の人たちから色んな話を聞いてい
た為、(やっぱりねぇ…)という感じで、ある程度理解できましたが。


学校や教育環境って、端から見たら「すべてがうまくいってそう」に見えていても、公に見えな
いところではやっぱり色々と課題があったりして、ギフテッドの子それぞれ個人に最適な教育や
社会環境を確保するのって本当に難しいなと思い知らされますね。


彼は∫より学年が一つ上なので、通常の道をたどっていたら今年の春に高校を卒業する予定だった
のですが、デイビソンを退学してすぐに自力で勉強して(っと言っても彼は多分、勉強する必要は
なかったみたいですが。)GEDを取ってしまい、その後、ほぼフルタイムで短大や大学でクラス
を取るという方向へ進んだようでした。


そして現在の時点(17歳)では、地元の州立大であるUNRで学士に必要な単位を取り続けながら、
(多分、かなりの単位を取得して卒業も近いのではないかと思う。)その傍ら、パートタイムの
教師として、学区の中学校でコンピューター・サイエンスの科目を教えているそうです。


パパは彼とは数年来の馴染みの仲なので、たまに数学関連の活動であった時によく彼から近況を
聞いてくるのですが、その度に、

「彼は頭脳もズバ抜けていて、デイビソンにそのまま残っていたら、アイビーリーグやその他の
超エリート大学へもどこにでも行けるのに。よりにもよって、コミュニティ・カレッジやUNRに
行くなど理解できない。"He deserves so much more!"」

などと、非常に残念そうに言うんですよね。


それを聞いて私はいつもムカついてしまいます。

だって、それはパパが自分自身で望む事であって、D君はまたパパとは違う価値観や人生観を持
ち、パパとは違ったことを望んでいて、D君は自分自身にとって最適(だと感じる)道を選んで
それに突き進んでいるんでは?と感じるんですよ。


パパにしてみれば、アイビーや一流大学へ行くことが”サクセス”かもしれないけど、D君にとっ
てはまったく違うことがサクセスと感じるかもしれないし、大体、パパには自分の考え方や価
値感が一番正しいと言った、とんでもない独断的な意識がある為、自分とは異なる”個人の見解
や価値観を尊重する”ってことができないんですよ〜。


どうしてそんな風にしか見れない?考えられないかが私には不思議でたまりませんが。

”He deserves so much more!”

ってたって、D君はアイビーや一流大学へ行くことを望んでいないかもしれないし、もし望んで
いたにしても、家庭やその他の事情で困難なのかもしれないし。


でも私が感じるところでは、昔に比べると現在のD君は顔がイキイキして目が輝いていて、心底
からハッピーそうな様子が明らかに伝わってき、彼が自ら選んで進んでいる道にとても満足して
いるというのがわかります。


彼は実質的には高校生でなくなったので、もうオフィシャルな数学クラブのメンバーではなくな
ったけれど、でも未だにクラブ活動にはインストラクターとして、そしてクラブ関連のイベント
やコンテストなどにもいつも献身的にボランティアとして参加して、(今回の夏期数学キャンプ
にもインストラクターとして参加している。)彼を見ていると、「大学受験の為の肩書き作り活
動ではなく、本人が心から望んで参加している」という真の奉公精神が伺われ、私は彼の人間性
を深く評価しているのであります。


私としては、D君が自分自身に対して誠実であり、自分の選んだ道を思う存分、エンジョイして
いるのを見るのが心から嬉しく思うし、これからも応援したいと思うんですよ。


アイビーや一流大学へ行ける頭脳を持っているから、それがその子のミッションだとばかりに
”行くべきだ!行かないのは個人のギフトを無駄にしている!”とばかりの価値観の押し付けを
することに対してものすごく違和感を感じてしまいます。


D君は人がなんと言おうが自分の信念を貫き通し、(それがどれだけ”ギフテッドらしくないよ
うに見える選択”であろうと)自分自身を信じて自らが選んだ道を突き進んでいるわけで、私と
してはそういう部分がよっぽど”ギフテッドらしい道の進み方”と感じるのであります。


あっ、ちなみに彼の将来の目標はポリティカル・サイエンス(政治科学)の分野に進み、政治
家になって「教育改革」に貢献したいらしいです。


彼も∫同様、教育関連(特に州の教育事情)に関心を示していて、教育面においての改善、改革
などをミッションとして目指しているみたいです。


∫は教育者、D君は政治家(ポリシー・メーカー?)と職の分野は違えど、どちらも教育面にお
いて社会に影響を与えるポジションを目指しているという事で、何やら将来が明るく感じます。


∫自身、こんなふうにギフテッド仲間たちの様々な人生を見てきて、それらから色んなことを学
び、インスパイアされながら、∫らしい生き方を追求していって欲しいな、なんて思います。


先日の夕焼け。

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by giftedinfo | 2017-07-21 09:21 | Gifted In General

ギフテッドの道いろいろ

∫が北ネバダ数学クラブの仲間から聞いた話…

元クラブメンバーであり、去年、アメリカ人なら誰でもが知っているという超一流の難関大学へ
合格し、大きな期待と夢に胸をワクワクさせながらその大学へ入学したJ君が、なんと、この秋
から地元の州立大であるUNR (University of Nevada, Reno)へトランスファーすることに
したというではないかですか!

この話を聞き、J君のことを個人的に知っているパパと私は思わず、

なっ、なんですとー!!!

っと、耳を疑ってしまいましたよ!

仲間から聞いたところの∫の話によると、どうやらJ君、ドリーム・スクールに合格して天にも昇
る気持ちでその大学を始めたものの、実際に行ってみると、カリキュラムやプログラムの内容な
ど、アカデミックな部分で自分が望むものとは違っていたみたいです。

(授業のレベルや内容などはもちろん、チャレンジングで満足が行くみたいですが、コース選択
や、自分が目指す分野でのプログラムに不満を感じていたようです。)

(ちなみに、彼はあのPG校であるデイビソン・アカデミーの卒業生なので、アカデミックな面
ではほぼ、問題ないはずであります。)


詳しいことは言ってませんでしたが、それ以外にもキャンパス・ライフ(特に寮生活)などの面
でも色々と思うことがあったみたい。

いくら超エリート大学と言われているところでも、やっぱり実際、自分自身で体験してみないと
わからないものなんですねぇ。

アカデミックな部分だけでなく、キャンパス・ライフとか、総合的に自分に合うかどうかの”フィ
ット”もすごく大切でしょうし。

パパは、

「〇〇(大学名)からUNRにトランスファーなど、クレイジーだ!両親は(超難関エリート校を
振り切って学力的には平均の地元の州立大へ移るなど)大泣きしているんではないか!!!」

って言ってましたが、いやぁ〜、私はJ君らしい決断だわ〜!っと心の中でうなづいてましたよ。


彼はPG(Profoundly Gifted)で、学業も超優秀、特にSTEM系に優れていて、様々な活動でその
才能を発揮してき、人格的にもとても素晴らしい青年で、彼の性質を考えると、

「どれだけの名門大学でも、自分自身が満足しないのなら無理して続けても意味がない。それよ
りも、別にネーム・バリューはなくても、自分が納得でき満足して学べる大学へ行きたい。」

…っと言った考えを持ち、人が何と言おうが自らの信念を貫き通す、って感じですかね。

そういうとこなど、よくギフテッドに見られる特徴じゃないかな?なんて思います。

(尚、J君はすでにUNRで自分が追求したい分野の気に入ったプログラムを見つけたそう。)


尚、私が感じるところでは、私は個人的には彼のお父さんしか知らないのですが、J君の両親も
彼の決断に支援的なのではないかと思います。

J君の親御さんは、(ここでは詳しいことは書けませんが)J君以外のお子さんに関して悲劇を
体験していることもあり、その出来事で人生観が大きく変わり、基本的には「子供が健康で幸福
であることが一番!」という気持ちが強いのではないかと思うのであります。

親としては、なんやかんや言えど、最終的には自分の子供が健康で幸せな人生を送ってくれる事
を一番に望むものなので。


とりあえず、このニュースにはびっくりしましたが、この変化、J君にとって人生の大きな転機と
なり、より良い方向へ向かっていってくれればいいなと願っております。

ギフテッドの道もその人、それぞれ。

大切なのは、自分自身をよく知り、自らの幸せに向かって自分が納得する道を進むことでしょう。


親の私達としては、そんな子供たちを温かい目で見守って、支援していってあげることが大切で
はないかと思います。

南カリフォルニアから北ネバダへ帰る途中のハイウェイから見た夕日。

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by giftedinfo | 2017-07-17 05:44 | Gifted In General

兄弟そろってPG

今朝、あちこち(特にギフテッド関連のサイト)でこちらのニュースが話題になってました。

いやぁ〜、世の中にはすごい兄弟がいるもんですねぇ。

お兄ちゃんは14歳で大学を卒業、(物理学専攻、中国語、数学副専攻)そして、弟の方は11歳
の若さ(幼さ?)で高校を卒業し、この秋からお兄ちゃんが行ってた大学へ進学するみたいです。

(弟の方は天体物理学とエンジニアリングを勉強するそう。)


早期大学入学に関しては、色々な意見もあるようですが、子供(達)のことを一番よく理解して
いる親が様々な面から見て”その子に最適である”と判断し、子供がハッピーであれば素晴らしい
オプションだと思いますね。


うちの場合は∫自身が「高校生活をエンジョイしたい。」(訳=AMCやARMLなどの高校生対象
の数学コンテストを体験し損ねたくない!)という強い願望により、科目飛び級(Dual Enroll
ment)という形でパートタイムで大学に行くことにしたのですが、最終的にはそれは∫にとって
は正しい選択だったと思います。

(社会性・感情面においてものんびり時間をかけて成長する機会が持てたので良かったです。)


この兄弟のお母さんも彼らのニーズを満たすために大変だったと思いますが、よく頑張られたな
と感心しますね。

二人の幸せそうな笑顔を見ていると、お母さんも頑張った甲斐があるというものですね。


うちもあともうちょっとなので、最後まで気を抜かずにサポートを頑張らなければ。

Meanwhile....∫の方と言えば…

夕方、郵便物を取りに行って帰ってくるのに前庭の芝生を渡ろうとした瞬間…


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芝生に一歩足を踏み入れた途端、∫を待っていたかのようにタイマー仕掛けのスプリンクラー
がいきなり作動し始め、ものすごい水しぶきの攻撃にあいました。(爆笑)

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芝生のエリアは通れないので、仕方なく石ころだらけの横の道を裸足で歩いてやっと家へ戻って
きましたよ〜。

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あまりのタイミングに私は久しぶりにお腹を抱えて笑い転げてしまいました。

よりにもよってついてない!うちの一人息子、大丈夫かいな?(爆笑)


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by giftedinfo | 2017-06-23 01:54 | Gifted In General

「Gifted」を観てきました

昨日の晩、本当は先週、観に行く予定にしていた「Gifted」という映画を家族で観てきました。



うちは家族全員、人混みが大の苦手なので、私たちが外に出る時は極力、人が少ない日や時間帯
を選ぶようにしていて、昨日も水曜日の最終上映時間(9:50pm)だったせいか、映画館には私
達の他には大人が3人の、計6人しかいませんでしたよ〜!


席も選び放題、ガラガラに空いてたので話し声や色々なノイズに苦しむことなく、まるで自宅の
ソファーでのんびりと観ているかのようで、とても快適でした。

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このたった少し前に日本食レストランで「食べ放題の寿司」をたらふく食べてきたばかりだと
いうのに、まるで「映画館で映画を見るときはポップコーンを食べなければならない」とばか
りに妙にこだわって、顔まるごと突っ込んで洗えそうなバケツサイズのポップコーンを買って、
むしゃむしゃほおばっているパパ。

ほんと、変なおっさんやわ。

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私は出不精(&デブ症 笑)なんで、普段は映画館に映画を観に行くことなど滅多にない為、
最近は映画館のシートもこんなに快適になってるなんて知りませんでしたよ〜。

リクライニング式で、とても心地よかったです。

退屈な映画とかだと完全に寝てしまいそうだけど。

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さて、肝心の映画の方ですが、実際にこの映画を観る前は(予告編を観ただけの時点では)内容
(ギフテッドの概念や子供たちがどのように描写されていて、どのようなメッセージが含まれて
いるかなど)について色々と憶測をめぐらしていたのですが、正直なところ、自分が当初、予想
していたものと少し違っていました。





まだ観られてない方にはネタバレになってしまうので、ここでは話の内容や展開などについての
詳しい言及は控えたいと思いますが、観終わった後の感想としては、とても心が温まるスイート
なヒューマンドラマという感じでしょうか。


タイトルから判断すると、もっとギフテッド(ギフテッドの子の毎日や、ギフテッドならではの
ユニークなチャレンジや生き方について)がメインのテーマになっているのかな?と思っていた
のですが、個人的には「ギフテッド」の部分はどちらかというと”サイドストーリー”的な感じで、話のバックボーンとなっているのは、ギフテッドというユニークな特質を持った子をめぐっての、祖母と叔父の間で繰り広げられる「親権争い」「ファミリードラマ」という感じがしました。


もちろん、この場合、親権争いは、子供がギフテッド、それも天才レベルの超ギフテッドという
ことで、そのことが一般の場合よりも更に複雑に(決断に)影響をしてくるのですが、それに加
えて家族の過去の歴史的な要因も絡み合い、最初は叔父さんの考え方や見方に少しばかり反感を
感じていた私も、詳しい裏話が展開されるごとに、


(う〜ん、なるほど、そういう過去があったのか、それなら彼がそう感じるのもわかる気も…)

などと感じ始めたりしました。


結局のところ、ギフテッドの子にとって最適な人生(家庭環境、教育設定、交友関係、etc)な
どというものは、その子一人一人によって違うもので、ギフテッドの子はギフテッドである前に
まず、”一人の人間・子供”ということを忘れてはならないのではないかと思いました。


主役のギフテッドの女の子メアリーが、心理士?ケースワーカーと叔父さんについての話をして
いる時に、

”He is a good person. He wanted me before I was smart”


と言う部分にグッときてしまいました。(涙)

(自分がまだ赤ちゃんの頃に引き取って面倒を見てくれている叔父さんに対し、それまで関心を
示さなかった祖母が、自分が天才的な数学の才能を見せていると知った後、いきなり自分を引き
取ろう(親権を希望)と動き始めたことについて指しているのではないかと思う。)


尚、この映画の中では、メアリーはPGとして、かなり現実的に描写されていたのではないかと
思います。


ギフテッドの一般的に見られる特徴も彼女の言動を通してあちらこちらに見ることができます
し、(知的な部分だけでなく、OEのインテンスさや正義感の強さ、ユニークな感性や視点、
ユーモア、頑固さ、などなど。)やっぱり普通の公立学校だとかなり生き難いだろうなと思い
ましたね。


学校での先生や校長先生との会話や、メアリーが体験するギフテッドの子によくありがちな
(と見なされる)”問題行動”に思わず自分自身の過去を思い出してしまったのか、それらの
シーンの数々を観ながら、∫はニヤニヤと(ある、ある、わかる!)と言わんばかりに笑って
ましたよ!


詳しくは言えませんが、最終的にはまぁ、それなりにハッピー・エンドだったんではないで
しょうか。


世の中、何に関しても白黒、善悪、all or nothingと、どちらか一つが正しいというような
二分法的思考に囚われる必要はないと思いますし、やはりその子の性格や置かれた環境、状況
などを見極めて、(大人側にとってではなく)子供にとって一番、適切な道を選んであげるの
が真実の思いやり、愛ではないでしょうか。


ということで、映画内に出てきた数学に関してのリファレンス(ミレニアム問題など)はもち
ろん、∫はところどころ登場する黒板に書かれた数式なども大いにエンジョイしてました。


最初は「あまり期待はしていない」と言っていたパパですが、映画内にちょくちょく出てくる
フランク(叔父さん)のちょっとひねくれたユーモアが含まれたセリフや、彼とメアリーの
会話に笑ったりして、見終わった後は、

「思ってた以上に楽しめた!」

などと言ってました。


いつもは批判的で辛口なコメントや意見が多いパパにしては、珍しくポジティブな反応だった
のでちょっと驚きましたが。


この映画を見たからといって、ギフテッドやギフテッドの子たちの事がすぐに理解できるとは
思わないけれど、一般に、”ギフテッド”という言葉や概念を新しく紹介するにおいては、まずは
最初の第一歩!って感じではないでしょうか。


ただ、こういう天才的レベルのギフテッドはギフテッドの中でもごく稀で、あくまでもマイノ
リティであるので、自分の子供がメアリーのような能力を見せていないからといって、親が、
「あぁ、うちの子はギフテッドではないわ!」といとも簡単にそのアイデアを却下しなければ
いいのだけれど…などと思ってしまいます。


(個人的には、ここまでのレベルになると、「ギフテッド」というより「天才児」といった方
がニュアンス的に伝わりやすい感じがしますが。)


おまけ

外食&映画を見に行く時に見た夕暮れ時の空。

昨日は雲が多かったので、うっすらとしたピンク・オレンジ系の夕焼けがきれいでした。


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by giftedinfo | 2017-05-25 05:14 | Gifted In General

Gifted(映画)

本当は今日の夕方、家族みんなでただ今、公開中のGiftedという映画を観に行く予定だった
のですが、運悪く数日前からパパが風邪をひき、(そして私もパパにうつされたのか、今朝
起きたら頭痛がして、あまり機嫌が良くない。汗)キャンセルすることに…


この映画、アメリカのギフテッド・コミュニティの間でもかなり話題になっていて、私自身
もギフテッドという概念や、ギフテッドの子がどの様に描写され、どんなメッセージが含ま
れているのかすごく興味があったので楽しみにしていたのですが、まぁ、仕方ないです。




改めて気がついたのですが、∫は明後日の金曜日にAP Human Geographyの期末試験が予定
されているので、正直言って、今日映画など観てる暇などないんですがね。(笑)


そのことを私はすっかり忘れて予定を立てたのですが、やっぱり期末の数日前なんだから少し
は勉強するべきなので、なんだかんだ言って、とりやめてちょうど良かったです。

(基本的に∫はコースワークや課題などはやるけれど、試験勉強するのはあまり好きではないみ
たいで、いつも適当にやってる感じ。汗)


この映画の主人公の少女というのが、7歳ですでにdifferential equations(微分方程式)を
学んでいる、数学的に”Profoundly Gifted”で、∫は主人公が自分と同じ分野に興味・
能力を示しているという部分にすごく関心を示し、この映画をすごく観たがっています。(笑)


∫は、「ひえぇ〜!僕はdifferential equationsは14歳の時に学んだ(大学でクラスを取った)
のに、この子、すご過ぎる〜! (゚Д゚;) (」゚ロ゚)」

って、驚愕してました。(笑)


もちろん、こう言ったレベルの子も確かに存在するのでしょうが、7歳で大学の数学を学ぶなど、
実際にはすごく稀なレベルだと思います。

(そう、”PG”レベルですね。)


私が今までに(全国レベルのコンテスト出場者や、デイビソンの生徒達など)見てきた中でもこ
う言ったレベルは多分、片手の指で数えきれるくらいじゃないかと思います。

(例のユニコーン君などこのレベルか、このレベルに近いのではないかと。)


でもこう言った子達はギフテッドの中でもマイノリティーなので、この映画を観て、ギフテッド
に関して認識のない人が、(あぁ、ああいうのがギフテッドなのか!)と、一般化してしまい、
妙な固定観念を抱いてしまうことにならなければいいのだけど、と思ったりします。

まぁ、まだ観てないので実際、どう描写されているかはわかりませんが。


ここまで極端ではないかもしれませんが、とにかく実際に存在するのですよ、こういう尋常から
逸脱したレベルの子達が。


映画の中で、こういう子達の教育ニーズやソーシャル・エモーショナルニーズがどのように取り
扱われているかが興味津々であります。


とりあえず、今週は無理でも、パパの体調が回復した来週あたりに観に行くつもりです。

(その時の感想をまた、ブログで記事にしますね。)


The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2017-05-25 05:08 | Gifted In General

Gifted Community

ギフテッドの子育てって大変ですよね。 ε=( ̄。 ̄;)フゥ

知的/学業的な教育面だけでなく、感情面や社会面、その他、ギフテッドならではの特殊な課題
やニーズに対応して支援をしていかなければならないので、(そしてこれらの方法は一般的な
育児書には書かれていないので)親も別のルートをあれこれと探索し、試行錯誤を繰りかえしな
がら子育てをしていかなくてはならず、本当にチャレンジングだと思います。

(まぁ、ギフテッドに限らず、あらゆるスペシャル・ニーズを持つ子供の親は皆そうですが。)

あっ、だからギフテッドも”スペシャル・ニーズ”とみなされているんだ。


学校などの公共教育機関では、全ての州や学区にギフテッド・プログラムがあるわけではないし、
(特に日本の場合はギフテッド教育のサービス自体存在しませんし。)仮に幸運にもあったと
しても、それらは主に「学習や教育面」においてのニーズを満たすことが主な目的となっている
ので、ギフテッドの子たちの感情的、社会的なニーズにまで注意は向けられにくいのではないか
と思います。


ギフテッド教育を実施しているところでも、生徒のソーシャル・エモーショナルニーズや人格形成、
情動教育に特化したプログラムを提供しているところは未だに少ないと思いますし。


とは言え、私が∫や他のギフテッドの子たちを観察して思うことは、学校や課外活動などで、彼ら
の知的/教育ニーズがある程度満たされることができるなら、多くの場合、それが子供達の精神や
感情にプラスの影響を与え、教育ニーズに対応することで、感情的な課題も自然と解決すること
もあるのではないかと思います。

(要するに知的欲求が満たされることによって、精神的に満足する。)


仮に学校で正式なギフテッドのプログラムがなかったり、何らかの教育サポートが行われてない
場合など、課外活動という形で、”学校外”でもある程度、その役割を果たすことは可能だと思い
ますね。


一定の課題のキャンプやクラブ活動、フィールド・トリップや、様々なイベントなどの活動を通
して、子供たちの興味関心分野の知的欲求をさらに刺激したり、同じようなタイプの仲間たちと
交流しあったりできる場所があれば、学校では不満に感じる子供たちも、精神的に救われるので
はないかと思います。


これは∫にあてはまることで、∫も学校ではずっと孤独感や疎外感、教育に関する不満感を感じて
いたのですが、北ネバダ数学クラブの存在により、クラブ活動やイベントを通じて、精神的に救
われただけでなく、感情面や社会面、人格形成など、個人的な成長においてもポジティブな影響
を受けることができました。


ゆえに、こう言った”ギフテッドの子達が学校以外でニーズを満たせることができる場所や機会”
である課外活動はとても大切で、その場所や活動を作りだすギフテッド・コミュニティの存在は、
学校では子供のニーズが満たされない場合は必要不可欠だと思うのであります。



子供達だけでなく、ギフテッドの子育てをする親の私たちも、情報交換や感情面でのサポート、
(場合によっては経済的なサポート)などの心の拠り所的な場所がとても大切になってくると
思いますしね。


うちの地域は幸い、学区のギフテッド・プログラムも充実しているし、それ以外にも地域での
それぞれ独自の興味関心分野においてのコミュニティ活動もかなり活発で、特に私は北ネバダ
数学クラブの存在にはどれだけ感謝してもしきれません。


北ネバダ数学クラブというよりも、正確にはこのクラブを自分だけで一から創り上げた、創立者
兼コーチのMrs. Gに感謝すべきですね。

北ネバダ数学クラブの活動中


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地元のニュース局より取材を受けている創立者のMrs. Gさん

(北ネバダ数学クラブは地元のニュースでも取り上げられた。)

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彼女の「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」的な実行力、リーダーシップ
と、後に彼女の姿勢やポジティヴエネルギーにインスパイアされた地元の企業や経営者、教育者、
父兄などの協力や絶え間ない努力のお陰で現在の数学クラブが存在するのですから。


クラブのイベント関連では、いつも多くの熱心な父兄がボランティア活動に参加してくれてます。

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ちなみに今日(日曜日)も数学クラブの練習に行っていた∫の話によると、この日は地元のコミ
ュニティ・カレッジから数学のプロフェッサーが指導に来てくれていたそうで、(彼はつい最近、
PH.Dを取得したらしい。)最近は自分が下級生に指導する方が多い∫ですが、今日は自分も知ら
なかった分野(幾何学)が学べてよかった!などと言ってました。


∫が言うことには、Mrs. Gは地元の教育機関(高校、コミュニティ・カレッジ、大学)の数学教
師やプロフェッショナル達に、クラブ活動の際に指導やレクチャーをしてもらうように交渉して
いるらしく、これから先も頻繁に彼らの指導やレクチャーを受けることができるみたいで、∫も
大喜びしています。

現在、決まっているのは、

・地元のコミュニティ・カレッジの数学の教授
デイビソン・アカデミーの数学教師のMr. M
・UNR(ネバダ大学リノ校)の数学の教授のDr. R


と、普段忙しいであろう教育者の方々が、週末(日曜日)にわざわざこうして子供達の為に時間
を割いて、指導のボランティアしてくれるというのは本当に素晴らしいことだと思います。


デイビソンのMr. Mと、UNRのDr. R(現在、∫は大学で彼のクラスを履修している。笑)とは
すでに親しい仲なので、∫もこの二人が講義をしに来る日を楽しみにしています。


このように、地域にオフィシャルには「ギフテッド教育」や「ギフテッド・プログラム」がなか
ったとしても、caringな大人達がこんな感じで皆協力し合って、ギフテッドの子の教育、感情、
社会性の発達の支援(そして親同士の支援も!)をする場所を作りあげることができるんですよね。


こういうポジティヴで前進的で、素晴らしい人格に溢れたコミュニティに所属することができ、
彼らを見ながら、私もいつも”私も少しでも人の役に立ちたい。いい人間になりたい”と刺激され、
インスパイアされるので、∫同様、私もすごく恵まれていると思うのであります。


尚、日本でもきらりママさんの立ち上げた「ギフテッド応援隊」も素晴らしいギフテッドの
コミュニティですよね。

応援隊の活動が記録されている「ギフテッド応援隊の日日是好日」のブログもいつも楽しく読
ませていただいてます。

コミュニティのこれからの活躍を期待しているので、ぜひ、頑張ってくださいね。


The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2017-04-25 02:23 | Gifted In General

知的な人が幸せになれない6つの理由

を読み、この中に出てきた特徴が、ギフテッド、特に”知的ギフテッド”の人の間でよく見られ
る傾向(ギフテッドの特徴)ではないかと思ったので、参考としてシェアしますね。


知的な人が幸せになれない(と思われる)6つの理由とは、

(ごめんなさい。全部訳できないので、細かな説明はリンク先の原文を読んでください。)


1. Intelligent people overanalyze everything.
 (知的な人達は全てにおいて分析し過ぎる)

知的な人って、人生の中で起こった出来事や、物事全てにおいて常に深く考え、分析し過ぎる
傾向にあり、特にその思考プロセスが、自分が望んでいない方向や結果などをもたらすことに
なると、精神的にどっと疲れ果ててしまうことでしょう。


これ、∫もこの傾向が強く、つい何でもかんでも細かく深く分析し、深読みし過ぎて(私から
みると)余計な脳と精神的エネルギーを使っているように思えてしまうのですが、これもこう
いう人たちにとっては”無意識的にやっていること”で、仕方がないのかもと思ってしまいます。


2. Intelligent people have high standards
 (知的な人達は高いスタンダードを持つ)

これもギフテッドの人たちの中ではよく見られる傾向の一つですね。


3. Intelligent people are too hard on themselves
 (知的な人達は自分自身に対して厳しい)


ここでは、”自己のアチーブメントや失敗に対してだけを言っているのでなく、知的で物事を深
く考える人物は、まるで意図的に自らを責める原因を探っているかとも言えるように、厳しく
自分自身や自分の行動を分析する傾向にある”、とのことで、自己評価が厳しいために、自らの
ことをポジティブに見ることができないということでしょうか。


”時には夜寝ようとしてベッドに横たわっていると、急に過去に経験した後悔される状況が頭
に浮かんだりして、(あれこれと考えてしまい)その為、眠れなくなってしまったり、気分を
害してしまうことなどもある。知的な人達はよくこう言った過去の過ちに関する”フラッシュ
バック”を体験する。これらが罪悪感や不満感、そしてその他のネガティヴな感情を増殖させ、
個人の幸せに害を及ぼす。”


とあり、確かに過去に起こした過ちや不祥事などのフラッシュ・バックに悩まされ、その度に
再度、罪悪感や羞恥心、後悔の念といったネガティブな感情を繰り返し”経験”すると言うのは、
個人の精神衛生に良い影響を与えるはずはありませんよね。


4. Reality is not enough
 (現実だけでは不十分)


”高いIQの人達は、普通では満足できず、いつも更にそれ以上の大きな何か探し求めている。彼
らの疲れ知らずでイマジネーション豊かなマインドは、”一般的な人生の楽しみや喜び”に満足し
てリラックスできず、(彼らにとって”平凡”は退屈すぎる)常に、素晴らしくて、理想的で、永
久的で、現実では見つけることができない”何か”を切望している。”

そして、

”自分がこの世には属しない。別の時代か、又はどこか別の惑星に属するかのように感じる。”

などという部分なども、ギフテッドの人が感じる”違和感”を描写しているかのようですよね。


5. Lack of deep communication and understanding
 (深いコミュニケーションと理解に欠ける)

"Many of them feel alone and misunderstood, like if no one is able to see and
appreciate the depth of their minds."


と、彼らの精神の深さが理解されなかったり、その価値が認められないと、もちろん孤独を感
じるのも理解できますよね。


知的な個人は一般よりも、それほど他人との交流を必要としないかもしれないけど、でも彼ら
は”有意義な人間関係と刺激的な会話”を渇望し、それらをとてつもなくエンジョイするので、
そういった意味でも、同じようなマインドを持つ仲間達との交流がすごく大切になってくるの
ではないかと思います。

(これは知的な子供にも言える事だと思います。)


6. Many people with a high IQ suffer from psychological problems
 (高IQ者の多くが精神的な問題に苦しむ)


高IQと社会不安障害や双極性障害などといった、精神障害との繋がりを示す研究も結構見られ、
”これらの症状は、創作的天才や素晴らしいマインドであるがゆえの、ある種の副作用か?”など
の問いかけもあるようですが、これらの精神的な問題がない個人でさえ、知的な人達は、過剰な
思考からくるところの、実在的鬱(existential depression)に陥る傾向がある、ということ
で、こういう部分もギフテッドの特徴と共通する点ではないかと思います。


以上、こうやって見てみると、確かにこれらの特徴・傾向は一見、ネガティブ、又はマイナス
に見えるかもしれませんが、私は個人的にはこれらの要因が一概に、”知的な人は幸せになる
ことができない理由”とは思わないんですよねぇ。


こういった特徴や傾向(例えば鋭い分析力や洞察力、内省のスキルなど)自体を見ると、それ
らは決してマイナスの要素ではなく、そういった能力やスキルをうまく別の方向へチャネリング
すれば、ポジティブで創作的、生産的に活かすことができると思いますし。


高いスタンダードを持つことや、自分に対して厳しいことなども、見方を少し調節してヘルシー
なマインドセットで見ると、”高い志を持ってチャレンジに挑む精神”として、モチベーションを
アップするのに効果的だと思いますし。


そして世の中のことや、物事を深く考え追求する精神(過剰の思考)も、時として自分ではどう
にもならない現実にフラストレーションを感じたり、幻滅をすることもあるでしょうけれど、で
もそれらのネガティブな感情も、ある意味、”個人が精神的、心理的により高いレベルへ成長す
る為に必要不可欠な要因”だとも思うので、要は個人がどのようにプロセスをしていくか、とい
うところではないかと感じます。

(否定的な分離 vs 積極的な分離)


”否定的な分離とは、一般社会的な生き方から受動的・破壊的に離れてしまうことで、行為の主
体性を喪失するため精神病や自殺を引き起こす可能性がある。それに対して積極的な分離とは、
一般的な受身の人生から離れるべく、まず対象から主体的に分離し、物理的あるいは精神的な
距離を置くことで、より広い視野を俯瞰し、強い知覚に基づく深い理解を形成し、より高いレ
ベルの認識を求め続けることである。


たとえば、一般社会に対してでさえ積極的分離と再融合を繰り返すギフテッドは、自己や世界
の概念が徐々に変化しながらも少しづつ社会の矛盾を解きほぐし、問題を認識し、最終的に独
創的な生き方のビジョンを得てその解決や克服、その現実を目指す。しかし、その分離過程で
は常に、緊張、不安、気分的うつ、恥、罪悪感といった精神的苦痛を伴う。 その自己の葛藤
は、常に深い感情作用と連動しており、人生の要となる出来事から日常の内省行為まで、世の
中がそうあるべき姿と現実世界とのギャップを思い知る強烈な機会となる。


ドンブロフスキは、短時間の単純な感情は人格の成長にあまり影響はなく、否定的感情も含め
激しい感情作用こそが人生を変えるような劇的な体験をもたらし、積極的な分離を起こすと
考えた。つまり精神的苦痛は、個人が心理的により高いレベルへ成長するために不可欠であり、
その深い感情作用を最大にもたらすのはOEである、と結論付けている。


ギフテッドの子供が、OEという平均以上に敏感な精神状態にあることは、勉学や芸術で著し
い成果をあげるだけでなく、日常におけるすべての活動においても精神的に得意な反応を起こ
していることを示す。つまりギフテッドは、誕生時より常に外界・内界両方からの刺激を増長
した精神で感じ、激しく深い幅を持って経験し、内省を繰り返していることが、彼らの著しい
成長に関連しているという仮説である。”



私は個人的にこの見方にすごく納得できるのであります。

OEを凹や「発達障害」とみなしてしまい、それを妙に修正したり改善することにフォーカス
してしまうと、この”積極的な分離”のプロセスがスムーズにいかなくなるのでは?などと思っ
てしまいます。

OEは神経学的に特殊な脳の傾向を持つギフテッドの人たちが示す”特徴”であり、それらを一
方的な視点から”凹”や”障害”と見ることに、私はひどく違和感を感じてしまうのであります。

確かに中には困り感があるOEもあります。


でもそれらを全て障害と一括して取り扱ってしまうのではなく、そう言った生き辛さや困難
に対して、いかに個人が上手く対処していくか、というコーピングやマネージメントのスキル
を身につけさせ、それらを”精神的により高いレベルへ成長”する方向へ導く為に不可欠な要因
と捉え、前向きな姿勢で子供達の指導や支援をするのが、私たちの務めではないか?と思う
のであります。


ギフテッドの個人が上手く”積極的な分離”のプロセスができるように支援してあげるべきだ
と思うのです。


だからギフテッドはネガティヴな要因に苦しむから幸せになり難いとか、ギフテッドはOE
(困り感、障害)に苦しむなど、それこそ”ネガティヴ”な概念や要素を強調するのではなく、
彼らの並外れた素晴らしい感性や才能、情熱やインテンシティを評価し、大いに称賛すべき
ではないかと思います。


私は知的な人達も大いに幸せになることができると信じております。


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by giftedinfo | 2017-02-07 02:49 | Gifted In General

ふと、思ったのだけど…

論争を蒸し返すつもりはないのですが、最後に一つだけ、(本当にこの件に関してはこれで終わり
にしますので!笑)純粋に疑問に思った事があったので、書いておきたいと思います。


ついての情報や意見を持ち出すと、


”子供の能力の差を比べて分類するわけだから、立派な差別だ!そのような差別を教育現場で使
う必要性を主張できるあなたが恐ろしい。”

などと非難されたりしてますが、それならば、こういう概念や情報なども、”教育現場上で使われ
ている立派な差別”だと言うんでしょうか?





自分の教育ニーズにあった学校を選ぶ為には、まず、自分の学力レベルがどの立ち位置にあるの
か?それがその学校のスタンダード、レベルにフィットするかを把握することは必要不可欠では
ないかと思うのですが?


分類の呼び方(HG、PG、偏差値60、70など)さえ違えど、概念的にはどれも、”ある集団の中
での立ち位置を示す尺度”であって、それらの目的は”能力の差異を述べるだけ”ではなく、(まぁ、
中にはそれだけを目的としている人もいるかもしれませんが。)最終的な目的を果たす為に用い
る”手段”ではないでしょうか?


日本でもこのように、”自分にあった教育設定の選択(学校選び)”の参考として、学力偏差値な
どが応用されているのに、基本的にはそれと同じような概念を持ち出すと、”それは差別的”で、

「日本では、ムリですから、そんな考えは!!」

と言うのが私にはよくわからないのですが…

このように、あらゆるレベルに分かれた教育機関(学校)が存在する日本は、私から見ると、
幅広いオプションがあっていいことだと思いますが。


アメリカは高校まで義務教育で、住居地域によって学校が指定されていて、学区にギフテッド
プログラムなどない場合、(アメリカと言えど、全ての州や学区でギフテッド教育が提供されて
いるわけではない。)ギフテッドや学力優秀な子達は、ごく一般のカリキュラムによる学習しか
受けられなくなるのです。

(私のママ友など、自分の子供たちを学区内の評判のいい学校へ通わせる為に、住所を偽って
たほどですよ。旦那さんの両親ーグランマ&グランパの住所を記入してた。)


高校教育を義務付けられ、行く学校まで指定され、そこで自分に適した教育が受けられない場合
など、親が子供に適した教育の提供を望むことは、”一般の子供達と同じように、ギフテッドの
子にも”新しい事”(すでに習得している事ではなく、まだ学んでいない事)を学ぶ権利があると
思うので、それらを提供してやって欲しいと言っていることは、決して自分の子だけ特別な扱い
を要求しているようには思いませんが。


(例えば又、変な例かもしれませんが、学校が生徒に制服を供給することが義務付けられてい
るとすれば、各個人のサイズにフィットしたものを与えるべきではないですか? 背が高い子
が、”一般より長いズボンを要求することは”特別扱いをして欲しい”と主張しているわけではな
いですよね?)


子供を教育するのが政府の義務なのであれば、(高校を義務教育とするのなら)その義務をきち
んと果たすべきでは?と言ってるだけです。


もちろん、公立学校に束縛される必要もないのですが、私もこれまで色々と必死の思いでその他
の教育機関のオプションも調べましたが、∫に適すると思えるような私立学校の数々は、うちの
ように、パパのしがない公務員の恩給で細々と暮らしている家庭では全く不可能な金額の授業料
だったりと、泣く泣く断念をせずを得なかったり。


だから仕方なく、最終的には学費が無料である公立のオンランスクールという道を選びましたが、
そこでは学区の他の高校のようにギフテッドのプログラムやサポートなどもありませんし、その
中で学区や地元の大学と交渉をしながら、∫にとって適した(必要な)教育設定を追求する為に、
私もあの手この手を駆使して、現在のある程度満足出来る状態に至ることができたというわけで
あります。


現在、∫は学区の高校と、地元の大学とのDual Enrollmentという形をとってますが、学区は
それを承認する(大学で履修したクラスも高校の単位として認める)けれども、大学の学費(1
クラスー3単位で約$800)は学区側は負担できないので自腹を切ってください、ってことなの
で、それらは私たちが全て払ってますしね。


まぁ、1年に$1600くらいなら、(私立の学校に比べると)しれたものですから、私たちも、
”他のギフテッドの生徒たちは学区が提供しているプログラムを無料で利用しているのに、うち
は学費自持ちってのは差別じゃないですか?”などと文句など言ってませんし。


∫が学区が提供する一般のプログラムには適応しないので、(例えば、この学区の高校ではギフ
テッドの生徒は11年生と12年生でAP Caluculus BCのクラスが受けられるけど、∫はそのクラ
スはすでに終わっている。)大学とのDual Enrollmentという形で教育の機会を提供するのが
学区の義務なのに、金銭的な面においてはその義務は果たしてくれてませんしね。


(この件に関しては、前々から学区と話し合いをしているけれど、現在のところは予算の関係で
難しいと言われている。)


でも私も学区の事情などもある程度理解できるので、これも仕方がないと思って、学区に対して
クレーム付けたりしてません。

学校側との関係をぎこちなくしたくないので、(∫にとって少しでも不利になることは避けたい。)
妥協できるところはそうしているのであります。


”ギフテッドという呼び方が、支援を受けるにあたり必要な名称として、差別に該当しない”ので
あるならば、∫が∫自身に適した支援を受けるにあたり、”HG”や”PG”という呼び方(ギフテッド
のカテゴリーの一部)が必要であるのなら、それは差別に該当しないのではないですか?

MGもHGもPGも”ギフテッド”という名称の一部であって、ギフテッドという域に所属している
のだから。

ギフテッドをMGやHGなどと区別するのは差別というのなら、一般とギフテッドを区別するの
も差別になるんではないですか?

ギフテッドの存在を認めてはいるが、その中での更に詳しい区別は”能力を区別しているので差
別だ”というのは、何だかダブルスタンダードな感じがしてなりません。

(実質的には、ギフテッドも一般と区別していて”差別”ということになるのでは?)


タレント開発、支援、そして研究などを目的とし、ターゲット層の基準を明確にしてメンバー
の受け入れを決めているCTYのSETや、Davidson Young Scholarsのプログラムを提供
するDavidson Instituteなども、「差別機関」ってことになるんですか?


何度も言いますが、私のブログで書いている内容や情報は、「アメリカではこうなので、日本
でもこうあるべきです!こうすべきです!」と押し付けているものではなく、アメリカのうち
の地域ではこういう事情なんですよ〜、私たちの経験はこうなんですよ〜」と、あくまでも自
分たちに関連する課題や経験をお伝えしているだけであって、私としては、私のブログを読む
方が、「あぁアメリカではそうなんだ〜。そういう考え方ややり方もあるんだ。」と捉え、又、
私の記事から何かヒントや洞察を得たりして、ご自身の課題を対処するにあたってそれらが少
しでも参考になれば嬉しいなと思うだけであります。


だから私は日本でギフテッド教育を広げていこう!というミッションも持っていないですし、
自分の意見や見方、考え方を唱えて人を導いていこうなどといった大それた考えなどまるっき
りありませんし。

(私は目立つのも大嫌いだし、人をリードするようなタイプではない。)


コメント欄を閉じているのも、ブログ開始以来、これまであれこれと(私としては理不尽に思え
る)批判や嫌がらせ、誹謗中傷を受けたり、コメント欄での炎上なども結構、経験したこともあ
り、ブログを続けていく上で、私の精神の安定を維持していく為に必要な手段だったので、そう
させてもらっているわけであります。

(ブログを閉鎖してしまうよりはよっぽどいいかなと思って。苦笑)

でもそれが無責任だ、卑怯だと思われるならそれは仕方がないです。

まぁ、それならそれでいいです。

(だって〜、私のブログはビジネスが目的ではない、単なる個人ブログですし〜。)

私はこれからもマイペースで、自分の思ったことや、為になると思った情報を発信し続けたいと
思いますので。


長々とした私のつぶやきに最後まで付き合ってくださりありがとうございました。


マジでこれで最後にしますので〜!笑


(別ブログ、The Curious Life of ∫より転載)


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by giftedinfo | 2016-12-27 04:15 | Gifted In General

子供が学校へ行きだしたら考えも変わるって〜!

何やら又してもこのような、”アンチ・ギフテッド”のセンチメントがたっぷりの記事がネットに
浮上していて、オンラインのギフテッド・コミュニティの間で物議を醸しているみたいですねぇ。



こういうギフテッドや、ギフテッドの個人が抱える課題について何もわかっていない人が、自ら
の”無知さ”に気がつかず、こういった意見を唱える度に、ギフテッドの子を持つ親はそう言った
人達の誤解や歪んだ事実、思い込みを訂正したり、啓蒙したりしなければならないので、本当
に(精神的に)疲れるんですよねぇ。(はぁ)

(もう、時間とエネルギーの無駄!)

この方、記事内に、

”Frankly it would seem unfair to me to treat one kid differently than the other
based on any perceived notion of intelligence and "giftedness."

と、書いてますが、これはまず第一に”子供はどの子も皆同じニーズを持つ”という前提をもと
にして見ているからこういった考えになるんじゃないかと思うんです。


実際、彼女はこの記事の中でも

"Every child is gifted and talented.”

と、太字で強調して主張してましたし。(笑)


でも実際には子供にはそれぞれ独特の”ニーズ”があり、(障害児、定型時、ギフテッド児、
2E児など)それらを考慮に入れず、どの子も同じように扱うという方が(彼らの個々の
ニーズを満たしてあげられないので)”unfair"ではないかと思うんですがねぇ。

アメリカ人の中でも、"equality"と"equity"という2つの言葉の違いをきっちり把握していな
い人もいるようですしね。

ちなみにこの2つの違い。

”Equity and equality are two strategies we can use in an effort to produce
fairness. Equity is giving everyone what they need to be successful. Equality
is treating everyone the same. Equality aims to promote fairness, but it can
only work if everyone starts from the same place and needs the same help.
(中略)But not every starts at the same place, and not everyone has the
same needs.”


Justiceより)


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ギフテッドの子には”perceived notion"などといった主観的な概念ではなく、(客観的な
方法で測ることもできる)”知的、教育ニーズがあるのは明らかだと思うのですが、中には
それが見えない(見ようとしない)人もいるんでしょうかねぇ。

そしてそれは知的、認知的な分野だけでなく、社会・感情的な分野においての特別なニーズも
存在するわけで。

ギフテッドのことをよく理解していない人には、そういう点も理解しにくいのでしょうね。


ちなみにこのオリジナルの記事に対しての反応(反論?)記事が興味深かったので、参考とし
てリンクしておきますね。






彼女のお子さん達はまだ学童期に達していないので、(上が3歳で下が1歳)ギフテッドの子の
教育面や学習面に関わる苦労や、集団生活の中で経験する社会的・感情的な課題、問題なども
直面してないから、そういう事が簡単に言えるんですよ〜。

ギフテッドであるということは、知的やアカデミックな部分だけではないと言うのを知った上
でこのようなことを書いているのだろうか?と思ってしまいます。

でもこの方、子供が大きくなって、学校へ行き始めたら又、考え方や感じ方も変わるって〜!

(もちろん、もし彼女のお子さん達が実際に”gifted"だったらの話ですが。)


子供が学校へ行き始めて、実際に”現実の課題や問題”に直面し、ギフテッド(我が子)の支援
が必要となった時に、「厳しい現実」や「事実」を思い知らされるんじゃないかと思いますね。

その時になって、今度は自分がギフテッドに関する苦労を知らない他人が、

”Every child is gifted and talented!」

などと言っているのを聞いたりすると、

(…う〜、こいつ、何もわかってないくせに何をぬかしやがる〜!)

と、思いっきり頭をどつきたくなると思いますよ。(笑)


とりあえず、英語ですが、興味のある方は是非読んでみてください。

そしてできればページの下の方にある、この記事に対して送信されたコメントの数々も読む事
をお勧めします!

ギフテッドに関して参考になる意見や情報が含まれていて、とても興味深いです。


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by giftedinfo | 2016-10-26 02:48 | Gifted In General

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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