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あーちゃんの知能テストの結果比較

先日のエントリーで、自閉症(Autistic Disorder)と診断された
グループと、アスペルガーのグループとでは、WISC-IVの下位検査
の結果にある種の「傾向」が見られると書きました。

その部分

”ちなみは私が持っているEssentials of WISC-IV Assessment
という本の中には自閉症のグループで一番高くでたのは「積木模様」
で、次に「行列推理」そして3番目が「絵の概念」でした。 
又、アスペルガーのグループでは、一番の高数値が「類似」でその次が
「知識」そして3番目が「絵画完成」でした。。”


わかりやすく書くと、

      自閉症       アスペルガー

高  1.「積木模様」     1.「類似」
   2.「行列推理」     2. 「知識」
   3.「絵の概念」     3.「絵画完成」



あーちゃんの現在の知能テスト上の認知プロフィールは典型的な
”聴覚言語優位のアスペルガー”の認知プロフィールのパターン
なようですが、(言語理解>知覚推理、ワーキングメモリー優位)
はて、自閉症(Autistic Disorder)と診断されて間もない頃はどうだった
んだろう?と急に気になり、随分昔のアセスメント結果を掘り起こし
てみたんです。

すると、面白い結果が!

自閉症と診断されて1年後と2年後の知能テストを見てみると、

(4歳)          (5歳)

積木模様  15       16
行列推理  13       14 
絵の概念  15       15
絵画完成  14       15
絵画配列  14       15

(*数値(SS)は1から19まで。 10が平均)

何と! 4歳と5歳とも、一番高い数値が「積木模様」となって
いるじゃありませんか!

最新のテストでは「積木模様」が14と、全下位検査で一番低い数値
になっているというのに!

言葉を習得して間もない頃は、かなり著しく言語性<動作性
だったのですが、(4歳ー言語性IQ101,動作性IQ127, 
5歳ー言語性IQ106、動作性IQ131)、それが6歳以降、”とても
同じ子供のものとは思えない”くらいに下位検査の数値の傾向が
ガラッと変わってきていました!

現在では言語性がダントツ優位であります。

3歳半で話し始める前迄は、よく色んなタイプのパズルもして遊んで
いたし、あまり熱狂的に興味があったとは言えませんが、それなりに
レゴやリンカーンログ、そして積木などで遊ぶ事も多かった感じがします。

でも言葉を身につけてからは、あまりそういった方面の遊びも
しなくなったし、図形やジグゾーパズルもしなくなりましたね。

知能テストにもそういった”興味関心”のシフトによるスキルの
違いが反映されるのでしょうか?

あーちゃんのテスト結果の流れを見ていると、知能テストはその時
のスキルを表すものであり、結構流動的なものなのかも〜、なんて
思ったりしたのでした
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by giftedinfo | 2011-08-31 16:37 | Testing &Assessment

スペシャルグループのWISC-IVプロフィール

私がたまにお邪魔するGifted Childrenのディスカッショングループ
のサイトでは、親が子供達の知能テストの結果を(数値も含めて)
公に公開して分析し合ったり、意見を交換したり、アドバイス
し合ったりと、とてもフランクに子供達の能力について話し合って
いて、第三者として見ていても非常に参考になります。

こうしたメンバーの中には現役の心理士や、ギフテッド教育専門
教師などもいて、これらのプロフェッショナル達の情報は実践的
に応用する事ができ、すごく役に立ちます。

先日も我が子の知能テスト(WISC-IV、アメリカではほとんどが
この最新版となっています)の結果に疑問を抱いた親が、数値を
細かく載せてスレッドを立てていました。

彼女の疑問(心配)とは、息子さんのWISC-IVの各下位検査の数値の
ディスクレパンシーがあまりにも大き過ぎるので、もしかして彼には
LD(学習障害)があるのではないか?という質問でした。

確かに、知能テスト内の下位検査の数値がかけ離れていると
いうのは一見するとちょと心配になるかもしれませんね。

ちなみに彼女がポストしていた息子さんの数値は、

・言語理解Verbal Comprehension(VCI): 144
・知覚推理Perceptual Reasoning(PRI): 136
・処理速度Processing Speed(PSI): 88
・ワーキングメモリーWorking Memory(WMI): 89



言語、知覚は明らかにギフテッドの域なのに、(VCI は”Highly Gifted”
の域!)確かに、言語理解と知覚推理の高数値と比べると、処理速度と
ワーキングメモリーの数値は平均以下とでて、少し警戒してしまう
かもしれません。

(そして結果的には全検査IQもこの4つの下位検査の平均的数値
になってしまうので、VCIのような高い数値はでないでしょう。)

でもほとんどの場合、WISC-IVの下位検査のディスクレパンシー
だけを見て”LD”を診断するプロはいないと思います。

アメリカでLD診断の参考としてよく使われるモデルは、IQ-Achievement
Discrepancy
で、知能テスト(能力の可能性)と学力テストなどの
実績(実際のアチーブメント)の差などを参考にしたり、後は実際
のクラスでの観察や成績結果など、複数の要素を取り入れて考慮
するようです。

それでも、アンダーアチーブメントの原因は”LD"に限られていない
ので、(レベルの低い授業に退屈で、やる気を失い成績不振等)
様々な方向から色んな要素を探っていくべきのようです。

又、ギフテッドは普通の人口と比べて、能力に大きな凸凹の差がある
のも決して珍しくない事のようです。

どちらかと言えば結構多い!

(あーちゃんをテストしたギフテッドの専門家もおっしゃってました。)

という事で、その親に対して寄せられた意見として、”cautions against
"profile analysis"
(知能テストの数値やプロフィールの分析だけ
による診断への警戒)があげられていました。

参考文献までリンクしてくれていて、読んで(ほう〜、なるほど〜ね)
と思いました。

興味のある方はコチラ

又、この同人物は別の参考文資料もリンクしていたのですが、こちら
は面白い事に、ギフテッドや自閉症、ADHD 、各種の学習障害など、
”診断されている”(もしくは認識されている)スペシャルグループ
を対象にして得たWISC-IVの結果をまとめたレポートでした。

テストの数値のみで「診断」するのはリスキーでけど、逆に、
すでに”診断済み”の各グループはWISCにおいて、一般グループ
(norm)と比べ、どのようなパフォーマンスの傾向を見せるの
だろう”とちょっと好奇心が湧きました。

英語ですが、そのリンクです。

WISC-IV Technical Report#3

"Children Identified as Intellectually Gifted"(ギフテッド)は
1ページ目で、"Children with Asperger's Disorder"(アスペルガー)
は7ページに載っています。

このレポートによると、「ギフテッドのサンプル」では知覚推理(PSI)
の中では「絵の概念」の下位試験が一番低い数値だったとか。

実はあーちゃんも「絵の概念」が一番低かったんです!


(日本版WISC-IV実施・採点マニュアルより転載 © 2010 NCS Pearson, Inc.)

そして更にアスペルガーのグループを見ると、このサンプルは
言語理解の中の「類似」が高く、やはり「絵の概念」が低かった
ようです。

あーちゃんも「類似」の数値が高く、「絵の概念」が低かったです。

こうして見ると、何だか非常に興味深いですね。

もちろん診断を受けた個人が全て似たようなパターンを持って
いるのではありませんが、このようにグループ別に観察すると、
何だか一定の認知のパターンやスキルの凸凹パターンが見えて
くるのかもしれません。

ちなみは私が持っているEssentials of WISC-IV Assessment
という本の中には自閉症(Autistic Disorder)グループの一番
高くでたのは「積み木模様」で次に「行列推理」そして3番目が
「絵の概念」でした。



又、アスペルガーのグループでは、一番の高数値が「類似」
その次が「知識」そして3番目が「絵の完成」でした。

あーちゃんの認知パターンは、言語優位の典型的アスペルガー
のパターンです。 知覚、動作よりも言語。視覚よりも聴覚と
いった感じです。

何だか色んな認知のパターンがあって、本当に興味深いですな〜
なんて思いました。
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by giftedinfo | 2011-08-30 16:36 | Testing &Assessment

モチベーションについて

小学校低学年の頃から、学期末に持って帰ってくる私の成績表の
”先生からの一言欄”には、毎回決まって、”○○ちゃん(私の事)
学習意欲に欠けている”
とか”やれば出来るのにやる気がない”
とかいった注意書きが書かれていたのを今でも覚えています。

私にしてみれば、(別にわざとやらないわけじゃないのに)と何か
自分自身も妙にしっくりといかない感情を胸に抱きながらも、他の子
と自分を比べ、(どうして私には学習意欲がないんだろう?)などと
不思議に思ったりしたものです。

教育に関してかなり無関心だった母は(父は仕事に忙しくて、子供
の教育は全て母に任せていた)「人の価値は”頭脳”や”学歴”だけ
では決まらない、大切なのは人間性だ!」と、何だか”負け惜しみにも
聞こえるようなことをよく言ってましたし。(笑)

(別に”頭脳と学歴VS素晴らしい人格”、と白黒思考をしなくても
いいのでは?と思うのですが...)

この”やる気がない””モチベーションに欠ける”という言葉は、
その後世代を下り、学校でのあーちゃんの評価にも頻繁に出てくる
表現となりました。

又、色々調べて行くうちに、将来の成功の鍵はIQ数値よりも、野心、
やモチベーションの高さだ! なんて唱えている文献もゴロゴロ
目にしたり...

そういう理由もあり、私は常にこの「モチベーション」というもの
に興味を抱いていたのです。

モチベーション、意欲、やる気、といったものは、ある程度個人が
生まれもって兼ね備えた要素で、個人の気質や性格、得手不得手など
のように、”先天的”な割合を多く占めているのだろうか? などと 
考えてみたり。

私の周りを見てみても、”頭はいい”のに(中には学生時代”
ギフテッドと認識された人達も..)何ごとにも”やる気なし”
で、非生産的どころか破壊的な人生を送っている個人が結構いて、
非常に残念に思ってしまう。

かと思えば、子育てや家事、そしてその他もろもろの雑用に追われた
ごく平凡な毎日を送っていながらも、様々なゴールを立て、それら
を達成する為、意欲満々で実行していってる人達を見ていると、
(どうやったらあのような”やる気”がわいてくるのだろう?
やっぱり持って生まれた特質かな?)なんて思ってしまいます。

何やら前置きがえらく長くなってしまいましたが、そんな中、
過去記事でもご紹介した、ギフテッドの若年起業家、Andrew Hsu
のブログを読んでいて、(うーん、納得!)と唸ったエントリ
がありました。

(オリジナルの記事)

HOW TO BRING MOTIVATION TO THE CLASSROOM

彼によると、多くの教師が生徒に対し、”モチベーションが
欠けている”
と、まるでモチベーションというものが、各自皆
あるレベル、本質的に備わっているものといわんばかりに、当然の
事のように要求しているが、こういった考え方は正しいものではない、と。

”In fact, motivation and drive comes from pleasure of
accomplishment and incremental success.”

というふうに、

実際、”モチベーション”や”動因”というものは、何かを成し遂げた
事から生じる喜び(達成感)や増加性の成功(少しずつ増えて行く
成功)から生じるものである。

もし、仮に子供にジグゾーパズルなどのタスクを与えたとして、
暫くの間がんばってやっているにも関わらず、目に見えた進歩が
見られなかったとしたら、子供は明らかにイライラし始め、続
けていく意欲を失うでしょう。

でも、もしパズルの端や角のピースを見つけ出し、枠から始める
という第一のステップを考えついたなら、子供は確実にプログレス
が見る事ができ、それがパズルを続けて解いて行くモチベーション
を満たし続けていってるのだと。

Andrew はこう述べてます。

”So here is the source of motivation – it comes from progress.”

つまり、モチベーションは”プログレス”から生じる、という
ことのようです。

彼は更にこう述べてます。

”この事は特にクラスの中でとても重要な事だ。 もし教師が
生徒が”やる気がない”と思っているとしたら、それは生徒の
せいではない。 その場合、学習の進行や教師の行動が調整
されるべきである。”

”このモデルに沿うと、教師の第一の仕事というのは、学習過程
にて、全ての生徒の進行と増加性のサクセスを経験させるという
ことを確実にすることだ。

ゲームのいいところというのはこういった点を満たしている
という事で、それゆえ子供達はゲームが大好きなのだと。

(確かに多くのゲームはステージで成り立っていて、その
ステージを一つずつクリアして進行して行く、って感じです
もんね。)

この”ごく当たり前”とも言えるアイデアが、現在の教育機関の
学習法に応用されていないのは、非常に残念です。

学習のプログレスが見られず、又それに対しての支援もなしで、
とにかく自分自身に”頭が悪い”とか”落ちこぼれ”というレッテル
を貼付けてしまった子は、一体どうやったら”やる気”というものが
わいてくるのでしょうと言いたい!

...とまあ、自分の事は置いといて、この記事を読んで、私自身
もあーちゃんの学習指導をするに当たり、いい参考になりました。

そして、モチベーションというものは、環境や指導の仕方などに
よって大きく左右するものであるという事を知って、私が何とか
うまく工夫して取り組んで行けば、あーちゃんの(学習面のみ
ならず)色んな分野においての”やる気”を奮い起こさせる事が
可能なんだと、ちょっと明るい気持ちになった感じがしたのです。

又、最終的なゴールとしては、あーちゃんには自分自身で
モチベーションを高める術を身に付け、常に人間として成長、
発達をしていって欲しいなと思いました。

            小学校3年の初日。(あーちゃん7歳)
新しい学年の初日はいつもやる気満々だったのですが...009.gif


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by giftedinfo | 2011-08-23 06:54 | Instructions

大学なんか辞めて今すぐその才能を活かせ!

少し前の話になりますが、PayPalの共同創業者でもあり、
Facebookの立ち上げ期の投資家として知られ、ヘッジファンド
マネージャーかつベンチャーキャピタリストでもあるPeter Thiel
氏(ピーター・シール)
が、自らの財団を通じて、「Thiel Fellows」
というプログラムを発表したそうです。

詳しくはこちら。(英語)

Peter Thiel Announces Inaugural Class of 20 Under
20 Thiel Fellows


この「Thiel Fellows」は20歳以下の科学やテクノロジー分野で
天才的な資質を持った24人の若者達に、2年間、10万ドルの資金を
与え、大学を離れ、画期的な起業プロジェクトに取り組むサポートを
するというプログラムなのです。

この Thiel氏、現在のアメリカの教育制度(特に大学)に批判的で、
彼によると、米国が1970年代以降、技術革新のペースが大幅にスロー
ダウンしている一つの問題というのが、社会の高等教育(大学教育)
に対する強い信仰心で、それが若い世代を”偽りの安心感”へ導き、
多額のstudent loans(進学ローン)を抱え込む事になり、卒業後は
その返済を考え、どうしてもリスクが低い仕事に就き、(収入が安定
している)リスキーで冒険的な事に挑戦するのを避けるようになって
しまう傾向があるから、ということらしいのです。

          Peter Thiel(ピーター・シール氏)



というわけで、

「大学なんかとっとと辞めてしまって、その才能を今活かすんだ!」

って感じでしょうか?

確かにいくら素晴らしく、イノベイティブなアイデアを持っていた
にしても、現実的な経済面を考えるとそれを実際実行するのは
なかなか難しいものですよね。

大学卒業のタイミングや経済面などを考慮している間に画期的な
アイデアを活かす絶好の機会、タイミングなどを失ってしまい
かねない、ということなのでしょう。

(Thiel氏は私が観たテレビのインタビューで、”facebook創立者の
マーク・ザッカーバーグが当時ハーバードを中退し、facebookを
立ち上げたのは、タイミングとして必要だった”と述べてました。)

Peter Thiel氏の意見に同意するかどうかは別として、彼の”才能
ある若者達への投資”はこういった素晴らしい頭脳と画期的な
ビジョンをもった若者にとって、最高の機会をもたらす事になる
のは間違いない事だと思います。

尚、このPeter Thiel氏、本人も子供の頃は数学が得意で、トップ
クラスのチェスマスター、そしてStanford Law SchoolでJ.D.
(法務博士)を習得していて、言動などもなかなか一癖も二癖も
ありそうな人物で、ギフテッドの匂いをプンプン漂わせた人なの
ですが、”ギフテッドがギフテッドを支援する”という感じがし、
なんとも素晴らしいな〜なんて思ってしまったのでした。

特に彼の”遥か先を通り越してみる才能”は学力的才能と同様
(もしくはそれ以上に?)素晴らしい素質ではないでしょうか?

このように本人自身、法律学校に行ったというかなりインプレッシブ
な学歴の持ち主なのに、「大学教育は才能の芽をつぶす」などと、
言ってる事が矛盾してはいないか?という批判の声もあがっている
ようですが、それはやはりこれまで実際自分の経験や観察などにより、
大学教育が如何に過大評価されているかという事を、身をもって知った
ということではないでしょうか?...

いずれにせよこのThiel Fellowsに選抜された若者達はいずれも
優秀な実績と可能性をもつななかなかの顔ぶれ揃い!

その中でも特に私が興味を抱いたのがこの、Andrew Hsuという
人物で、彼は10歳で病理学の研究所で研究を始め、12歳で飛び級
制度によりワシントン大学に入学。すぐに神経バイオロジー、バイオ
科学、化学の3分野の学位を取得。19歳でスタンフォード大学の
博士課程の4年目のところ、このThiel Fellowsに選ばれ、現在は
シリコンバレーで、「Airy Labs」という企業を起こした
ばかりの若者です。

              Andrew Hsu



Airy Labs is creating the next generation of social
learning
games for kids.


という事で、

この「Airy Labs」は彼の専門分野である神経科学の知識、情報
を応用しながら、子供に人生で成功を収めるのに必要なスキルを
教える「ソーシャルラーニングゲーム」を開発する企業の様です。

これらのゲームは“learning through play” そして“learning
by doing,”
という”学習とは楽しいものである。そして最高の
ゲームというのは子供が楽しみながら学べるゲームだ”という考えが
基本になっているらしく、”ゲーム命”のあーちゃんにびったりの
学習システムだ!って思わず関心が湧きました。

彼はあるインタビューの中で、自閉症の脳の神経回路についての関心
も示しており、個人的にはそういった分野の研究も継続しつつ、
(個人のプロジェクトかなにかとして)その発見などをもとに、
一般の人口だけでなく、”自閉症の脳にとって最も効果的な学習法を
駆使したプロダクト”
を彼の会社で開発して欲しいな〜
なんて期待をしました。

とにかく、あの一風風変わりな投資家Thiel氏が見込んだこの
Andrew Hsu君とAiry Labsには、これからも個人的に注目して
いきたいなと思います。

尚、Andrew Hsu君の公式サイトやブログには神経科学やその他の
興味深い情報が満載されていますので、興味のある方はチェック
してみてください。

★Andrew Hsuのサイト

★Andrew 's blog INSIDE ANDREW HSU'S BRAIN

★Airy Labs
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by giftedinfo | 2011-08-15 16:34 | Gifted In General

2E (Twice-Exceptional)に関する情報

あーちゃんはこの10月、Exploreというテストを受験する予定
なのですが、それはUniversity of Iowa (アイオワ大学)内の
The Belin-Blank Centerというギフテッド&タレンテッド
のプログラムが提供するAcademic Talent Search(学力優秀
な生徒を発見するプログラム)の一貫です。

このThe Belin-Blank Centerの公式サイトはギフテッドに
関した情報だででなく2E (Twice-Exceptionalーギフテッド
で同時になんらかの障害を持つ)に関しての情報や資料にも
溢れており、教育者や保護者にとって大変貴重な情報源
でもあります。

Belin-Blank Center公式サイト内の

The National Institute for Twice-Exceptionality (NITE)という
セクションでは2E に関する資料がダウンロード出来ます。

・overview of NITE

・The Paradox of Giftedness and Autism
Packet of Information for Professionals (PIP)

(ギフテッドと自閉症のパラドックスー教育関係者用)

The Paradox of Giftedness and Autism
Packet of Information for Families

(ギフテッドと自閉症のパラドックスー家族用)


これらの文献の中にはミステリアスな2E についての理解を深める
重要な情報や実践的なアドバイスがいっぱいで、教育関係者の
教育(笑)や自らの参考にも非常に役に立ちます。

英語ですが(毎回ですね〜)英語の苦手な方はすみません。

でも1番目の「overview of NITE」は文章が簡潔で、箇条書き
が多いので、英語があまり得意でない方にも比較的フレンドリー
なパンフレッドだと思います。

参考にどうぞ。

           2E (ギフテッド&ASD)のアカデミックスキルの傾向


(The Paradox of Giftedness and Autismの文献より)

ひぇ〜、やっぱソーシャルスキルのレベルが低いんですね〜!008.gif
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by giftedinfo | 2011-08-05 16:33 | Twice-Exceptional

キャリア成功の秘訣はIQよりもEQ?

最近、あーちゃんのこれからの進路についてあれこれ
考えています。

私もパパも将来的にはあーちゃんは大学に進学するんだ
という方向で色々な人生プランを立ててはいます。

本人も”将来は一流大学に行って、数学とコンピューター
サイエンスを専攻したい!”と意欲満々。

その計画を実行する為のステップとして、あーちゃんの複雑な
学習ニーズに応えてくれそうな「デイビソンアカデミー」
入学する為のステップも踏み始めました。

その為には試験も受けなければなりません。

そのせいか、最近パパはあーちゃんの学習に関してすごく厳しく
なり、ほぼ”教育パパゴン”もしくは”タイガーマム”ならず、
タイガーダッド”(虎父)と化してしまったかのように、「もっと
勉強時間を増やせ!
」と自由時間を規制したり...

私としては何となく見ていて腑に落ちないんですよね〜。

長時間机に向かって練習ドリルをやってればいいというもの
でもないという感じがして。

もちろん一流の大学に入学する事は将来のキャリア上の成功
に繋がりやすい、というのはわかるのですが、IQや学業成績
といった要因は、果たしてどの程度まで個人の人生での成功
や幸福に関連してくるのだろうと考えたり。

最近いろんな教育関係の情報を読んでみても、「人生の
成功の秘訣」はIQ以外の要素で大きく左右される、なんて
事もよく見られるようになってきてるし...

そんな感じで、あれやこれや思想を巡らしている時、こんな
記事を見つけました。

Research Findings on Career Success
IQ is important, but Emotional Intelligence,
including Social Skills (SQ), is even more so.


この記事によると、キャリア上のサクセスは、IQや専門知識
などといった要素よりも Emotional Intelligence
(感情面におけるの知能)が大きく関連しているということ
らしいのです。


(個人がもたらす実績の67%ー(2/3)はこの心の知能
優れているという要因に由来するとか。)

尚、この傾向は様々な職種や団体など、全てに該当するらしい。

もちろん「仕事上や人生での成功」というのは個人によって定義
が若干違ってくるとは思いますが、やはり職場や私生活の中で
自分が望む状況や物などを獲得/維持する為には、自己の自覚
自己の制御社会的自覚そしてInterpersonal skills
(対人関係のスキル)などといった感情の知能とそのスキルの
応用が必要となってくるのでしょう。

頭が良い事に超した事はありませんが、「頭が良い」だけでは
不十分なのかも。

ちなみにここにはもっと細かい数値の内分けが。

Why your social skills are important :

この記事によると、人生の成功を決定付ける要因とは、

・IQ 1/3
・ソーシャルスキル 1/3
・野心、野望 1/3

という事らしいです。

(しかしこういった数値の振り分けはどうやってだすんでしょう?)

いずれにしても、いくら高い知能をもっていたにしても、
セルフコントロールや自己管理力、コーピングスキルや
ソーシャルスキル、そしてモチベーションとかが欠けて
いたりすると学校での学習や成績にその能力はなかなか
反映されにくいでしょうし、態度や行動の問題とみなされ
教育者からの個人の評価などもあまり思わしくなくなる
でしょう。

社会にでる以前に、こういった分野の能力やスキルは子供の
学校生活での成功の鍵も握っているような感じがします。

(そういう理由で、あーちゃんの学校生活はあまり
サクセスフルとは言えませんでした。007.gif

学習面においては進んでいるかもしれませんが、感情面や
ソーシャルスキル等はまだまだあーちゃんの大きな課題分野
であります。

そういった部分が個人のキャリアや私生活での成功の鍵を
大幅に握ると具体的な数値まで叩き付けられると、やはり
は〜、まだまだ先は長いな〜、とため息がこぼれます。

ただ、救いようはこの

You have control over 2/3 of your future success -
with your social skills and ambition.


という事で、将来の成功の2/3(ソーシャルスキル、野心)
は自分でコントロール出来る、という事でしょうか。

これからは学業もそうだけれども、一層こういった感情面に
おいての知能指数(EQ)
もあげていってあげないといけない
なと思ったのでした。



(ウェキペィアより拝借)


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by giftedinfo | 2011-08-03 06:46 | Social/Emotional

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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