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ギフテッドアダルトの特徴

このブログでは主に「ギフテッドチルドレン」とその育児についての話題を
とりあげていますが、読者の方の中には子供はいないけれども実際、自分自身
がギフテッドではないか?と疑っている成人の方もかなりいるのではないかと
思い、今回は「ギフテッドアダルト」について見つけた記事をアップしました。


(ギフテッドの子供をお持ちの親達自身もギフテッドであるという確率が高い
 こともある為、親の皆さんも参考になるのではないかと思います。)


以下はGifted People and their Problemsという記事の中の、
「Characteristics of Gifted Adults」より。


■ギフテッドアダルトの特徴

・完璧主義、自他共に対して高いスタンダードを持つ。
 断固とした道徳的信念を持つ。

・とても繊細で、知覚が鋭く洞察力に優れている。

・単語や言葉に極度に関心があるか、又は熱心な読書家である。

・他人と感覚がズレている(同調していない)と感じる。
 とても好奇心が強い。

・ユニークなユーモアのセンスを持っている。
 問題を解決するのが得意である。

・鮮明で豊かなイマジネーションの持ち主である。

・ルールや権威者に対して疑問を抱く。

・型破りでユニークなアイデアを発想したり、一見関連がないような
 概念などもつなげる事ができる。(パターン認識に優れている?)

・困難やチャレンジの中で繁栄する。

・新しい事を学ぶのが早い。

・長期記憶に優れている。

・色々な事に対しての興味関心や能力に時として圧倒されがちになる。

・慈悲深い。

・周りは特に何も思っていないような”道徳に反する行為”に
 対して大いに憤りを感じる。

・情熱的で強烈な感情の持ち主。

・エネルギーに溢れている。

・思考のスイッチをオフにできない。
 (次から次へと考えてしまい、考えが止まらない。)

・創作意欲にかき立てられる。

・概念、そして熱心な討論を愛す。

・あれこれ考える(熟考する)時間を必要とする。

・人生においての???(意味?)を探し求める。

・疎外感や孤独感を感じる。

・鋭い知覚の持ち主。物事の本質などを鋭く見抜く力に優れている。

・他人と歩調が合っていないように感じる。


■The“Too-Problem”

その他、ギフテッドアダルトが自分に対して周りからよく聞く言葉と
言うのが、

・「どうしていつもすべてを複雑にしてしまうの?」
 
 (ギフテッドの人には一般には”見えないもの”が見え、物事を複雑に
  しているように見えるのでしょう。)

・「どうして何もかも真剣にとるの?」

・「どうして全ての事がそれほど重要なの?」

などで、一般の人達はギフテッドに対して、

・敏感過ぎる
・強烈過ぎる
・意欲的過ぎる
・正直過ぎる
・理想が高過ぎる
・道徳的過ぎる
・完璧主義過ぎる
・何もかもが過剰気味!

The Universal Experience of Being Out-of-Sync: An Expanded View
 より引用)


などと、ギフテッドは何事に置いても”too much"だと言った印象を抱くようで、
そういった(微妙であるにせよ)批判まじりのトーンの言葉を周りの人達から
言われたりすると、子供の頃は特にそれらを”他人と違っている”と指摘されて
いると感じてしまい、自分はどこかおかしいのではないか?といった意識が芽生
え、セルフコンセプトの形成にマイナスの影響を与えてしまう可能性があるとの
事なので、そういった面に気を配ってあげるべきですね。
(子供&大人のギフテッド両方)


これらの”違い”は、ギフテッドであるがゆえの本質的な特徴に由来するものなので、
周りがそれを認識し、理解し、そして受け入れる事によって、ギフテッドアダルト
が感じる、「疎外感や孤立感」がある程度は緩和されるかもしれません。


私もよくあーちゃんに、

「You are too 〇〇!」(〇〇過ぎ!) щ(`Д´щ;)


と、文句言って怒っていたのですが、今考えてみれば悪い事をしたなぁ、と
大いに反省しております。 (*_ _)人ごめんなさい。

(今はもちろん言ってませんが。)


と言う事で、それそれ、そこのあなた!

もしかしてあなたもギフテッドアダルトじゃないですか? “ヘ( ̄ー ̄ )ほれほれ!
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by giftedinfo | 2013-09-28 19:08 | Gifted Adults

15歳の天才少年Jacob Barnett君の近況

2年以上前にも一度、以前のブログでこのJacob Barnett君についての記事を
書いた事があるのですが、最近になって又ギフテッド関連のニュースで彼の
名前をあちこちで聞き始めるようになり、久しぶりにJacob君がどうしている
か気になって、色々な記事をチェックしてみました。


ちなみにこちらが当時12歳だったJacob Barnett君についての過去記事です。

「12歳の天才少年Jacob Barnett君」


当時は12歳でCalculus(微積分)をマスターしていると聞き、(ひょえぇ〜!
すごい子やなぁ!)とビックリしていたのを覚えていますが、考えてみれば
ただ今12歳のあーちゃんもCalculus2まで習得してるという事なので、おぉ!
あーちゃんもなかなかいい調子で進んでるんじゃないか?なんて思いましたよ。


現在15歳のJacob君は、これまで4年間在席していたインディアナ州の大学で
ほとんどの学部過程、そして様々な大学院過程レベルの数学、物理のコースを
修得してしまった為、その後更なるチャレンジを求め、この8月からカナダの
Waterlooにある、 Perimeter Institute for Theoretical Physicsという基礎、
理論物理学の研究所で修士課程レベルの学科を学んでいるようであります。


Jacob君の近況について報告した記事です。
       
「Jacob Barnett, boy genius」



12歳の頃のJacob君は、どちらかと言えば「数学」への関心が強かったような
印象を受けたのですが、15歳の今はどうやら一番の関心は「物理学」に向いて
いるみたいですね。


元々は彼の家族はインディアナ州に住んでいたらしいのですが、Jacob君の為
に両親は家を売り、一家はわざわざカナダに引っ越ししたそうです!


私達は州を超えての引っ越しでしたが、Barnett一家は国境を越えての移動
とあり、まさにアメリカ版孟母三遷とでもいいましょうか! 家族の皆の
Jacob君に対するdevotionは、本当にすごいなと思ってしまいます。


Jacob君もあーちゃんと同様、小さい頃(2歳)に自閉症の診断を受けている、
という事もあり、こんなふうに彼の成長をみるのは私にとってもある意味
とても大きなreassurance(安心させられる、元気づけられるもの)ともなり、
又(私もあーちゃんにとって出来る限りのサポートをしてあげなければ!)と
いう気持にさせてくれ、偉大なインスピレーションともなっています。


彼の母親、Kristine Barnettさんの、発達障害児を持つ親に対しての
メッセージ、

”Parents should encourage their children's passions
instead of trying to remediate their flaws."

がじ〜んと胸に響きます。045.gif


もしかしたらそれほど遠くない将来、Jacob君がノーベル賞物理学賞を受賞し、
最年少受賞者の記録にのるかもですね?


*Wikipediaによりますと、最年少ノーベル賞物理学賞受賞者は、1915年に
25歳の若さで受賞したローレンス・ブラッグさんだそうです。


25歳って、かなり若い!


いや、でもまだ後10年もある! Jacob君、頑張れ! 


久しぶりにお兄ちゃんになったJacob君のいいニュースが聞け、私も嬉し
かったです。

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by giftedinfo | 2013-09-25 19:05 | Twice-Exceptional

違ったレベルのギフテッドそれぞれの解法

ここ数日間、あーちゃんがちょっと風邪気味かな?と思っていたら、今朝
起きると私も喉が痛くていやぁ〜な予感...008.gif


最近、急激に朝晩冷え込んできているものの、まだ風邪のシーズンは早いの
では?と思っていたけど気をつけないと。

皆さんも風邪引かないように、どうぞお身体に気をつけてくださいね。


さて、本題です。


こちらの「The Highly Gifted」という、高度なレベルのギフテッドに関した
文献の中に、(ほぉ〜、なるほどねぇ〜!)と思った箇所があったので、その
部分をここで皆さんとシェアしたいと思います。


まず最初に、一口に「ギフテッド」と言いましてもそのレベルにはそれぞれ
違いがあり、この文献によりますと4つのレベルに別れているようです。


(専門家や文献によって呼び方やIQの数値に多少違いはあるようですが。)


Levels of Giftedness

■Mildly Gifted        115 – 129  
■Moderately Gifted     130 - 144  
■Highly Gifted        145 – 159
■Extraordinarily Gifted    160+


右のIQの数値を見てもわかりますように、同じ「ギフテッド」と言えど、
”Mildly Gifted" と”Highly Gifted”ではOEの度合いや知的レベルもかなり
違ってくると思うので、もちろんそれらの分野のニーズも違って来ます。


教育のニーズにおいて言いますと、アメリカの一般の教育機関のギフテッド
教育やプログラムなどはほとんどの場合が、MG(Mildly Gifted,Moderately
Gifted)の範囲のギフテッドが対象となっている事から、それらの教育設定
の中ではHG (Highly Gifted)の子達の学習のニーズが十分に満たされない
可能性がある為、子供がギフテッドかどうかだけではなく、どのレベルなのか
も正確に判別する事がとても重要になってきます。



もちろん総合的に見てHGと言えど、個人によって分野や教科内で凸凹が
著しい子も存在しますので、やはりこういった高度にギフテッドな子達には、
それぞれの特質や学習のニーズに対応する為の「Individual educational
plans」
(個人別教育計画)を作成するのが効果的であります。



デイビソンアカデミーのようなHG/PGの層(IQ 145以上)の子達が対象
の特別な学校では、この「個人別教育計画」が適用されています。)


あーちゃんの学校では、オフィシャルにはこのような「個別の教育計画作成」
といった手段は取られてませんが、私達は毎年、新しい学年が始まる前には必
ず学部長とミーティングを持ち、あーちゃんの教育環境の設定をするといった
形をとらさせてもらってます。


アメリカに在住の方で、子供が学区のギフテッド教育を受けているにも関わらず、
学習意欲が欠けていたり、精神が不安定だったり、行動や感情面などに問題が
見られたりする場合など、子供のギフテッドのレベル、そしてひいては教育の
ニーズが充分に満たされているかどうか、といった部分を見直す必要がある
かもしれませんね。


WISC-IVなどの知能テストにはシーリング効果があるので、個人の実際の
能力を正確に測るのに限界があり、HGであるにもかかわらず、数値的にはMG
レベルとでる事も珍しくないので、知能検査の数値だけでは判断すべきでない。)



この文献の中には、HGを見つけだすのに参考になる”HGならではの特徴”など
が色々とあげられているのですが、その中の一つに、平均的知能、MG、HG、
各知的レベルの問題解決の仕方(アプローチ)の違いについての例があげられ
ていました。



■Differential Problem Solving


以下の問題は、HGの子の問題解決のテクニックが、平均値とMGの子たちと
どのように違うのかを説明したものであります。


この例では、小学校2年生の子が方式のバランスがとれるように、の中に
2つ同じ数字を挿入するよう指示されたとします。


(多分、子供には”バランスをとるように..など”説明せず、ただ図だけ
見せて、□のブランクに数値を埋めるようにと指示したのだと思います。)



              (「The Highly Gifted」より画像借用)



■Average(平均的な2年生)

平均的な2年生の場合、認知的に見てまだ 均衡(バランス)の概念を理解する
ところまで行っていないかもしれないので、両サイドの数字の関連性を見い
だす事ができず、右と同じように全ての数字を同じにしようと、左の□に2つ
9を挿入したりする。



■Mildly Gifted (いささかギフテッド)

Mildly Gifted(IQ 115~129 )の範囲の子達は、問題を解く為の方式を探そう
とする。このレベルのギフテッドの2年生の場合、右の全ての数字を足し、それ
からを引き、その数字を2で割って答えをだす、というアプローチをとる
傾向にある。


■Highly Gifted(高度なギフテッド)

HGの2年生ジャスティン君の場合、右と左の数字の関係を直ちに把握し、
ユニークな解法で問題を解く事ができた。 彼は数字をいちいち書かずとも
ただそれぞれの数字を見てすばやく各□の中に39の数字を埋めた。どうやって
そんなに早くこの数字をだしたのかと聞かれると、彼は、29は9よりも20多い
ので、(29-9=20)、その20を半分に割り、それら(10)を各29に足して39
という数字をだした、という事だった。


と、各ギフテッドのレベルによって、問題解決のアプローチ(思考プロセス)
の違いが垣間見えるようで、面白いなぁ〜と思いました。


もちろん全てのMG、HGがこの思考パターンやプロセスを見せるというわけ
ではないと思いますが、やはり傾向としては、たとえ同じ「正解」にたどり着く
にしても、HGの子の場合はその解法に無駄のない”efficiency"(効率の良さ)
と(それゆえの?)スピードが見られるようで、まさに問題解決の中にart
(技法)
を見る事ができるかのようにも思えます。



あーちゃんも数学に関しては、教えられなくても自分でよくこういった
ユニークで無駄のない解法を思いつくのですが、数学バカの私でさえ、そう
いうのを見たりすると(おおぉ〜! なるほど〜!すごい〜!)とひどく
感激して、時にはぞぞっ〜と、鳥肌がたったりする事があり、とても貴重な
経験をさせてもらっているなぁ、と思ったりします。


ギフテッドの子の育児は親にとっても色んな面でチャレンジが多いですが、
こんな感動を経験させてくれているという事を忘れてはダメですね。
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by giftedinfo | 2013-09-20 19:03 | Cognitive Abilities

ギフテッドの子育てヒント:友情関係

学校に行っている間など、あーちゃんが他の子達とどのように係わり合って
いるかのかというのが自分自身では確認する事が出来ず、いつも先生達から
学校での様子を聞いたりして、ある程度安心していた部分がありました。


...が、ここ数週間、実際にデイビソンの生徒達とビデオでやり取りをしている
あーちゃんを見ていると、ソーシャルスキルの面においてはごく基本的で、まだ
まだかなりぎこちない対応を見せる事も多く、やはりこういった部分は持続して
練習を重ねていき、様々なスキルを身につける支援をしてやるべきだと再認識
させられたようでした。


初回の勉強会の時など、この勉強会の企画者であるD君がその際初めて参加
した女の子にあーちゃんの事を「This is A」と紹介した後、その女の子が
あーちゃんに向かってフレンドリーな笑顔で手を振りながら


「ハロー! Mr.〇〇!(ファーストナームではなく名字)」


と、言ったにもかかわらず、当のあーちゃんはスクリーンに映し出されている
その女の子(Cさん)の方を焦点さだまらないような目でぼ〜と見つけたまま
しばらく何も言い返さないので、私がマイクに聞こえないように、


「Cさんがあーちゃんに向かって挨拶しているじゃない! ちゃんと挨拶
仕返さないとダメじゃないの!」


と注意すると、


「彼女は、”Mr.〇〇(名字)”って言ってるから僕じゃなくてパパに話し
かけているんだよ! 皆僕の事”A”って呼ぶんで、Mr.〇〇はパパの事だよ!」


って言うじゃないですか! ( ; ゚Д゚)


私はこのあーちゃんのあまりの”clueless"さに、マジでずっこけそうに
なりましたよー!!!! (。_゚)〃どてっ!


大体、パパはこのビデオハングアウトにログインしてないわけだし、(マン
ケイブ–男の隠れ部屋でビデオゲームをしていた。笑)パパに会った事も
ないデイビソンアカデミーの女生徒が、D君にあーちゃんの事を紹介された
後、どうしてパパに挨拶すると思うのか?


数学に関しては誰もが見えないような事でも鋭く見えたり、凄まじい洞察力で
私達を驚かせてくれる反面、こういった社会的な部分でコモンセンスが大きく
欠けているのが本当に不思議でたまりません。


      (Cさん、どうしてパパに挨拶しているのだろう??? (・_・?) )




そんな中、お馴染みデイビソンの「Tips for Parents」のシリーズで、まさに
タイムリーな記事を見つけたので、自らの参考として、又皆さんの参考となれば
と思い、ここにアップしておきました。


「Tips for Parents: How to Make and Keep Friends -
Promoting Pro-Social Behavior」




■ソーシャルスキルの基礎

まず高度なソーシャルスキルというのは、2つの分野から成る。
それらは、

① 対人関係のスキル

  ・グループに参加するスキル
  ・会話を続けるスキル
  ・会話をお互い交わし合い、言語的、非言語的どちらともの
   社会的な合図を読む(空気を読む)スキル

などが含まれる。
   

もし子供にこれらのスキルが欠けているようであれば、こういったスキルを
習得させる為に直接指導をする必要がある。 その中にはこれらのスキルの
重要さを子供に説明し、ロールプレーングやゲームなどを通して各スキルを
練習する事も含まれる。


②社会的状況において、実際それらのスキルを実行出来る。

中にはすでに知っているスキルを実際に活かす事に困難を感じる子供もいる。
これは不安やナーバスだったり、注意不足、衝動的、意欲や関心が欠けて
いたりなどの要素が原因だったりする場合がある。

そういった場合、社会的状況の中で大人のサポートが必要となる。
ボーリングやボードゲーム、工作などの構造がしっかりとした活動などに
関わらせる事により、子供は即興に振る舞う必要がない為、大人が子供達
の交流を監視する事ができる。


この場合、ロールプレーも役立つ。
練習は、子供の社会的交流の際のためらいを減少出来る事も。
時として、子供にその日や週の目標を与える事が役に立つ事もある。
例えば、毎日のランチタイムに一緒に食べようと誰かを誘うなど。


注意すべき点は、個人それぞれが望む「社会的交流」のレベルというのは
各自によって異なるというのを認識する事で、子供に2〜3人しか友達が
いなかったにしても、その子自身が満足していて、それなりの社会スキルを
心得ていて、必要な時にそれらを活用できるならばそれはそれで良しする。



とあり、私自身がこの「社会的交流の願望」のレベルが低い為、(これと
言って特に大勢の人達と係わり合いたいとも思わず、数人のいい友情関係
で満足するタイプ)そして、私の見た限りあーちゃんも私と同じタイプの
ようなので、私としてはあーちゃんが自分自身が満足する社会的交流の
レベルを習得でき、それをメインテインする事ができるようにサポートして
あげたいと思いました。



■意欲のない子のモチベーションを高める

(このセミナーのディスカッションで持ち上がった例として)中には近所の子
やクラスメート達と友情関係を築いたり、維持したりするの事に対してあまり
関心がない(モチベーションが低い)子もいるという事で、一つの理由として、
子供自身が”自分には友達が必要ない”と思い込んでいたり、他の子達と共通
する事がなくて、うまく関われないという思いがあるというのがあげられる。



そう言った場合、介入をする際は十分に気をつけなければならない。
もし子供自身が他の子達との交流の少なさを気にしてなくて、満足そうである
ならば、介入する適切な時期ではないのかもしれない。 大切なのは子供自身
が変化を望んでいると言う事である。 そうかと言って、子供が他の子達を
無視したり、無礼な態度や不適切な行動をとっていいというわけではない。


そんな場合でも、とりあえず子供には学校内やその他の子供達との活動に
関わらせたりして関係を維持させておく事。そうしておけば、子供がもっと
友達を欲しがった際など他の子供達と交わりつながる場がすでにあり、友情
関係を築きやすくなる。


■ソーシャルスキルを促進する具体的な戦略


・指導

子供にスキルが欠けている場合、それらのスキルを教える必要がある。
ソーシャルスキルもその他のスキル(服を着たり、運転したりなど)と
同様に扱う。とにかく練習する事。


・練習する

ロールプレーなどでスキルを練習する。
物語を作ったり、うまくいった交流などを想像したり、お手本を見せたり、
練習する状況を作成したり。


・自然な状態の中で練習する

実際の社会的交流の中で指導をする。
社会的な状況に対してのプランを立て、そのプランを子供に練習させ、
その後、実際の状況下において指導を行う。その際、適切なスキルを
促す為に、二人(親子)の間に”秘密の暗号”を設定しておくのも
いいかもしれない。


・報告

状態が落ち着いた後、うまく言った状況や、そうでなかった状況などに
ついて話し合う。 うまくいかなかったものもだが、ポジティヴな交流
や成功だったプレーデートを特に強調して話す。


・うまくいく状況を設定する

プレーデートを成功させる為には、

①いざこざや衝突が生じにくい、構造化されたプレーデートを計画する。
 動物園や映画館を訪れたりするのはいい活動になるし、会話の話題
 ともなる。
 交流が楽しくいい雰囲気のままで終われるように、プレーデートは
 なるべく短時間に抑えること。


②プレーデートを計画する。
 ゲームやアクティビティ、そして休憩なども前もって予定する。


(これはプレーデートの際、とても大切なポイントだと思います。特に子供
 がまだ小さい場合、まだ遊びを自分達でうまくオーガナイズするスキルが
 発達していないので、親などが幹事(?)となって活動を取りまとめると
 子供同士もインターアクションがスムーズにいきやすいと思います。)


オリジナルの記事にはひき続きソーシャルスキル向上の為のヒントが
書かれているのですが、長くなるのでそれらはまたの機会という事で。


あーちゃんの場合、これらのスキルを練習したり、実践的に応用する場を確保
する事ができましたので、(ビデオチャット勉強会)これからもこの機会を
利用し、一般的なソーシャルルールや、微妙な仲間同士での交流スキルなど
もますます向上させていって欲しいものです。
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by giftedinfo | 2013-09-18 19:01 | Gifted Parenting

ギフテッドの子育てヒント:完璧主義

前回の記事では本の紹介だけとなってましたので、今回、リンク先のデイビソン
インスティテュート
による「完璧主義」についての記事をとりあげてみたいと
思います。

まず、Davidson Institute for Talent Development(DITD)は、アメリカ
ネバダ州、リノに所在する非利益の「ギフテッド支援機関」で、ここではギフテッド
(特にPG-Profoundly Giftedと呼ばれる最高層のギフテッド)の支援やギフテッド
教育に関連した様々なプログラムが運営されています。


デイビソンアカデミー(ギフテッド専門校)もその一つで、その他には
The Davidson Young Scholars Programと言う、全米のPG層の子達への
無料の支援サービスがあります。


ヤングスカラーのサービスは子供達だけでなく、親もギフテッド関連の様々な
課題をテーマにしたワークショップやオンラインセミナーなどを受ける事ができ
たりして、私も随分色々と勉強させてもらってます。


このデイビソンのデータベース内にある、

「Tips for Parents from YS Seminars」

のページではヤングスカラーのセミナーでとりあげられた様々な課題のまとめ
や情報記事がリストされていて、セミナーの重要ポイントなどを読む事ができ、
とても参考になります。


*ちなみにこちらの過去記事は、以前私達が出席したヤングスカラー集会の
 際のペアレントワークショップに参加した時のレポートで、「完璧主義」
 についての対策なども報告していますので、興味のある方は参考にして
 みてください。


「OE(過度激動)、完璧主義、ストレスのマネージメントについて」



では、本題に入りたいと思います。

            
         Tips for Parents: Perfectionism Resources


(セミナーの)ディスカッションの準備中、完璧主義に関してある一つの重要
ポイントが常に出て来ます。 それはーこの特質は決して消えてなくなるもの
ではなく、どちらかというと微妙に調整されるものであると言う事。

一旦この事を認識し、受け入れる事が出来さえすれば、後はヘルシーで実り
のある「完璧主義」へのアプローチの仕方を見つければいいのです。


■負ける事を練習する

  ”スキル”ではなく(じゃんけんや戦争など)”運”を強調する簡単なゲーム
  から始めましょう。 そのうち徐々に”スキルや能力”を要するゲームへと
  移行するといいでしょう。これらの練習は子供に”潔く負ける”事を教える
  のにも役立ちます。
 
  (運任せのゲームだと、子供が負けても”自分のスキル不足のせいではない”
   と、負ける事に対しての抵抗も少しは抑えられそうですよね。)



■とにかく練習する

  子供が努力を必要とする事を見つける。子供が苦手の事でもかまいません。
  (アートのクラス、チームスポーツ、水泳など) 音楽などにあまり興味
  がない子などに楽器を試さすのもいいでしょう。 間違って演奏したと
  しても、音楽は絵や彫刻のような作品と違って後に残らないので。

  (子供にとって、自分の間違いや失敗が具体的に記録となって残らない
  ものは”間違う事に慣れる練習”をしやすいかもですね。)



■結果ではなく過程を強調する

  どうやってその結論、又は次の過程にたどり着いたのか?
  なぜその色を使ったのか? この経験から何を学んだか?



■望みや期待を明確にする

  ギフテッド(PG)の子達はとても文字通りに物事を捉える(正確さを重視
  する)為、具体的に明確に定義付けをする事。 プロジェクトを”終える”
  とは正確にはどういう意味なのかなど説明する。望み、又は期待を子供に
  明確に伝える。
 
  英語のペーパーを書く際、子供にそこから何を得る事を期待するのか?
  時間を少しずつ増加していきながら学習に取り組ませ、それらの時間を
  最大限に活かす。全ての子供に適していると言うわけではないが、一つ
  の方法として、ストップウォッチを使って時間の制限をするという手もある。
  
 
 (これは”間違いをおかしたくない””完璧な作品を生み出したい”という意識
  から、何度も消しゴムで消して書き直したり、作業を開始しなかったりする
  子への一つの対策案であると思えます。)



■ユーモアのセンスを持つ事

  ギフテッドの子達はすでにかなり自分に厳しいので、失敗した時などは皆
  で大いに笑うといい。「America's Funniest Home Videos」(アメリカ
  のコメディ番組)を観る課題など、いい宿題になるでしょう。



■間違いが好結果をもたらす場合もある事を話し合う

  ペニシリン、チョコレートチップクッキー、バナナブレッドなどなど。
  ”偶然の発見”についての本を一緒に読んだりするといい。

  (本の例は一つ前の記事で紹介しています。)


■親がお手本となる

  親自らが自分も完璧主義者であり、いかに対処しているかを見せる。
  自分がおかした間違いや失敗などを指摘したり、若かりし頃の間違い
  について子供に話して聞かせる。



■優先事項と視点

  ある一定のプロジェクトや活動において、その結果がどれだけ重要で
  あるか(又は、そうでないか)という事を話し合う。
  (例えば、”初めて試した時うまく描けなかったらどうする?”など)



■ゴールの設定

  最初は達成しやすいゴールから始め、徐々にレベルをあげて行く。
  全てのゴールが現実的で達成可能なものであるように確認する事。



■タンク満タン&ダウンタイム

  家族の皆が十分に休めていて満腹である事。 皆が集まってリラックス
  できる静かな時間を設定する。 そうすることによって、癇癪やイライラ
  感を減らす事ができる
  
  (これ、特に我が家に必要な戦略です。パパがお腹空いて疲れている時
  や、あーちゃんが学校でちょっと感覚のオーバーロードになっている時
  などすぐに二人とも瞬間湯沸かし器みたいに”ぼっ”と火がついて、もの
  すごい剣幕でバドルが始まったりします。これは気をつけないと。002.gif


■優秀の追求vs完璧主義

  完璧である事など所詮不可能である。 子供に”優秀さ”と”完璧主義”
  の違いを説明する。 


以上。


既に多くの親ごさん達が気がついているかも知れませんが、この「完璧主義」
の傾向というのは完全に”排除されるもの”ではないようなので、少しずつ時間
をかけて、様々な方法や戦略で子供の意識を変えていってあげながら、本人に
とってマイナスの方向に向かわないよう”マネージ”をしてあげる、と言った
アプローチで取り組む事が効果的だと思います。


完璧主義に限らず、ギフテッドの子の抱える課題の対処においては、日々の
少しずつの働きがけがとても大切だなぁと思います。
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by giftedinfo | 2013-09-12 19:00 | Gifted Parenting

ギフテッドに関する50の必須サイト

ギフテッドに関するリソースの話題がでたところで、ついでといっちゃ
なんですが、こちらの方もリンクしておきたいと思います。

「50 Essential Websites on Giftedness」


このページにはギフテッドに関係した50ものウェブサイトがリストされて
いて、まさにギフテッドの知識情報の宝庫といったサイトであります。


全て英語のサイトなので、英語の苦手な方(又は嫌いな方)にはあまりお役
には立たないかもしれませんが、このブログの読者の方の中には英語圏に
お住まいの方や、英語が得意な方達もかなりたくさんいらっしゃる為、一応
リンクしておきました。


英語の記事には拒絶反応を起こしてしまう020.gif というくらい英語が嫌いな
読者の方達は、私の下手な訳でもよろしければ、これから少しずつこれらの
サイトにある情報を訳して発信して行きたいと思っていますので、辛抱強く
待っててくださいね。(笑)


普段の生活の中では日本語を一切使わない私にとっても、こうやって日本語で
考えるのはいい練習になりますし、脳の老化予防としても有益なので頑張ります!


(ただ、このブログのメインの目的は、あーちゃんの日々の出来事や成長の記録
である為、ギフテッド関連の情報発信はのんびりペースになるとは思いますが。)


社会的にギフテッドの概念や教育システムが普及されていなくても、親がこれら
の知識や情報を心得ている事によって子供に与える影響は大きいと思います。


あーちゃんのギフテッドのニーズに関してお世話になった
「Davidson Institute for Talent Development」
こちらの記事でもあるように、


”A stimulating home environment can overcome the
effects of a boring school environment (and vice versa). ”



たとえ子供が学校での環境に満足していなかったにしても、(退屈してる)
親が家庭で刺激的な環境を与えてあげることで、それらが生み出す問題や
影響なども克服する事ができる。(逆もまた然り)


と言う事なので、親の意識と働きがとても大切になって来ると思います。


と言うわけで、皆さん、知識と情報という武器を手に、お子さんのサポート
頑張ってください!
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by giftedinfo | 2013-09-09 18:58 | Resources

ギフテッドの子育てガイドライン

ギフテッドの子を育てるにあたって、親にとってかなり参考になりそうな
情報(アドバイス)のリストを見つけましたので、リンクしておきます。

「Guidelines for Parents of the Gifted」


これらのリストはアメリカコロラド州のGifted Development Center
言うギフテッドの才能開発センターのディレクターであるLinda Silverman
博士が、ギフテッドの子の親達からよく聞く心配事に対しての自らの答えや、
その他、親同士の間でのアドバイスなどをまとめたもののようです。


一口に「家族」と言っても各家族それぞれがユニークな集合体である為、ある
一定の子育てガイドラインが必ずしも全ての家族に当てはまるといは限らない
とは言え、ここにあげられたアイデアは子育て全般において、”コモンセンス”
にあふれ、ギフテッドの子が直面する問題などにも適切に対応したアドバイス
が含まれていて、とても参考になるのではないかと思います。


(以下、私は翻訳が苦手で、日本語に直訳しようとするとぎこちなくなって
 しまうので、又もや”意訳”になると思います。)

            
            Guidelines for Parents of the Gifted
            (ギフテッドの子の親の為のガイドライン)


・子供と話す時は大人に接するように話す。

  ギフテッドの子は、語彙、言葉のパターン、態度、価値、興味関心、嗜好
  など、回りの環境からも全てを吸収してしまうスポンジのである。 
  けれども、子供を”大人化”しないように注意すべきで、彼らに大人と同じ
  ように感じたり振る舞ったりする事を期待しないこと。


・子供それぞれとのプライベートな時間を持つ。

  家庭によっては一日の中で子供とのプライベートな時間を設定したり、又
  は各子供がそれぞれ親と食事や映画、スポーツイベントに出かけたりして
  親と二人だけのプライベートなひと時を過ごす機会をもつようにしている
  ところがある。これらの時間は子供が親に自分の気持や経験を打ち明ける
  いい機会となる。
 


・ギフテッドの子達は一般の子達よりもアテンションを必要とし、大抵の
 事には自分も含めて欲しいと思っている。


  家族全員の為にも、子供にははっきりと境界線を引く事が大切である。
  就寝時間をきちんと定め、子供に大人にも自分の時間とプライバシー
  が必要である事をわからせ、それらを尊重する事を教えるべきである。 
  どちらが子供でどちらが大人であるかという事を明確にすること。



・子供が自分で本を読めるようになってからも毎晩読み聞かせをする事は
 いい習慣である。


  子供が小さな頃から図書館へ連れて行き、字が読めるようになったら
  すぐ自分のライブラリーカード(本を借りだすのに必要なカード)を
  与えてあげる。子供が自分の年齢より上のレベルの本も借りれるように、
  親が図書館員に話をして許可をとる必要があるかもしれない。



・たとえどんなに小さな事でも(新しい食べ物にトライしたりなど)
 子供がリスクを負ってチャレンジした場合は褒めてあげる事。


  多くのギフテッドの子が失敗やまぬけに見えることを大いに恐れる。
  その為、スケートや自転車などと言った新しい事にチャレンジする際、
  初期の段階では特に普通以上の励ましとプライバシーを守ってあげる
  事が大切である。 成功する為には失敗する事を学ぶ必要がある。
  


・ギフテッドの子には曖昧なルールを設定するよりも道理を説く方が
 効果的である。


  子供に”自分自身に影響してくる事柄の決定”に対する意見やアイデアを
  述べさせる機会を与える。 ただ、交渉が可能な事もあるし、そうで
  ない事もあるといういうのも知るべきである。 子供が自分で責任を
  もって選択をする事が出来るのであれば、彼らに選択権を与えてあげる
  べきである。子供が成長するに従い、「家族会議」は有益な共同の意思
  決定の方法となる。 とは言え、それらの決断の中には親の特権として
  子供にはオフリミットとされるべきものもある。
  


・しつけは公ではなくプライベートの事情であるべき。

  ギフテッドの子は批判にとても敏感なので、いとも簡単に屈辱を感じ
  てしまう傾向にある。 大人には面白可笑しいかのように思えても
  「皮肉」を言うのは避けるべきである。大人は子供に対して大きな
  心理的影響やコントロール力を持っていて、大人の何気ない”からかい”
  などが子供に深く忘れ難い傷を残す事になるかもしれないという事を
  つい忘れがちなので気をつける事。



・なるべく早いうちから子供には責任を与え、タスクを遂行できる準備が
 整ったと見たならば、少しずつその量や大きさを増やして行く。

 
  小さい子供だとシルバーウェア(フォークやナイフなど)の片付けなど
  を頼んだり。 小さい頃から”皆で助け合う”という事を学ばせる。
  責任感は子供に自らの能力に対する自信と家族としての一体感を与える。
  困難な作業をやり遂げる事は、将来の達成への準備となる。



・一般の子供と比べ、ギフテッドの子達は随分早くから色んな事が自分で
 できる。


  出来る限り子供に自分自身のやり方などを発見させるべきである。
  間違いや失敗もどんどん経験させよ。 子供が恥ずかしいと感じる
  必要以上の訂正や批判は避けるべきである。 最終的な結果(作品)の
  質よりも、新しい事にチャレンジしている過程で彼らが学ぶものの方
  がはるかに大切である。 



・創作性はギフテッドにとって重要な側面である。
 
  ギフテッドの子供は、音楽、芸術、文学、自然などといった分野にて
  表現される創作性に対してとても敏感である。彼らはインスピレーション、
  又は時には慰めとして、音楽や自然を必要とするかもしれない。
  彼らのイマジネーションやあらゆる創作的な表現の発展を大いに奨励して
  あげる事が大切だ。 子供と一緒に視覚化ゲームや幻想などを発明したり
  するといい。多くのギフテッドの子にはやがては消え行く ”ファンタジー
  フレンド”が存在するもので、そういった時期が続く限り、存分に楽しま
  せてあげること。



・子供に他のギフテッドの子達や年上の子達、刺激を与えてくれる大人達など
 と関わりあう機会を与えてあげる。

 
   もし子供の学校にギフテッドのプログラムが存在しない場合、こういった
  交流を促進する放課後の活動などを見つけたり作成してあげるとよい。



・子供がソーシャルスキルを学ぶのを援助する。

  社会的に適切な質問の仕方や、たとえ相手が自分に同意しない時でも侮辱
  をしない、人の気持を察し、相手を理解するように勤めるなどといった事
  を教える。 親自らが子供達の前で他人をけなしたり軽視したりする事を
  避け、いいお手本となる。 自らの個性を犠牲にする事なく他人とうまく
  やっていく方法を教える。
 人気者になる為に自らのギフト(才能)を軽く
  あしらってもいいというメッセージを子供に伝えない。



・たとえ自分の知覚、認識が他人と違っていたにしても、子供がそれらに
 対して自信が持てるように援助してあげる。


  対立や論争において、どちらの見解も正しい場合もあり得るという事を
  気づかせてあげる支援をする。 (思考能力においては言うならば)彼ら
  は大抵の場合、一般よりも相手の見解を明確に認識する事ができる。 
  しかし、自分自身の見解においてサポートが感じられない場合、自我の
  強さ(ego strength)が弱わまるので、心理的な面で”相手の見解を
  認識したり受けいてたりする姿勢”を失う事も。  
  

*自我の強さ(ego strength)についてはこちらのページが参考になります。


・子供の話に耳を傾ける時間を持つ。

  子供がいつも絶え間なしに喋っていても軽くあしらったり無視をしない
  ように。 忙しくて子供の相手をしてあげられない時はその事をきっちり
  伝え、後でじっくり子供と向き合い話を聞いてあげられる時間をさいて
  あげる。


・子供の質問に対してオープンである事。

  ギフテッドの子はとても好奇心が強く、彼らは随分幼い頃から人生の意味
  や死、正義、戦争、性などといった課題について関心を示す。
  彼らがこういった質問も安心して聞ける信頼できる存在となってあげる。
  
  親は彼らの質問に対して必ずしも答えを心得ている必要はない。その
  代わり、それらの質問に対して逆に子供に”どう思う?”と聞いてみる。
  そうすることは、子供の思考のプロセスを垣間見る事ができるし、大人や
  専門家に答えを頼るのではなく、彼らが自ら問題や疑問に対して仮説を
  唱え、問題を解決をしていく機会を与える事にもなる。



・ギフテッドの子の中には社交的な子もいるし内向的な子もいる。

  もともと外向的な子を内向的にしよう試みるのは稀だが、逆の場合はよく
  ある。多くのギフテッドの子が色々な事に関心を持ち、時には優先付けを
  するのが困難な場合もあるが、中には早くからある一定の専門分野へ関心
  を示し、そのままその分野へ情熱を注ぎ込み続ける子もいる。子供にはそれ
  ぞれ独自の気質や性格、興味関心、そして目標があるというのを認識する事。
  子供独自のスタイルで発達させてあげる事。



・学校での対策(学習環境の調節や設定など)において、自分が子供時代に
 感じた思いや反応を同じように子供に期待しない。


  親の中には自分が子供の頃私立の学校に行かされたり、飛び級したり、
  自分の親から勉強を強いられたりした事を悔やんでいる人もいて、自分
  の子供にはそういった同じ間違いを繰り返さないと固く誓っている人も
  いるようだが、子供はそれぞれユニークであり、たとえ親にとっては
  不適当であったとしても、子供にとって適切な選択であれば、それらの
  対策は必要だと言う事を理解すること。


(子供の教育設定は、親の経験や主観的な意見だけで決められるべきもの
 ではないですね。 その子にとって何が必要か、といった部分を考えるのが
 大切でしょう。)


・色んな習い事や活動でスケジュールを埋め過ぎない。

  子供には自由に色々と考え事したり、遊んだり、空想したり、”子供”
  でいる時間をたっぷり与えてあげる事が大切である。



以上、これらの中には当たり前だけど、毎日の生活の中でついうっかり
忘れかけていたような事も改めて気がつかされるものもあり、私自身も
とても参考になりました。
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by giftedinfo | 2013-09-08 18:57 | Gifted Parenting

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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