ギフテッド教育最前線の視察レポート

ベネッセ教育研究開発センターのサイトでこんなレポートを
発見しました!
(かなり前の記事みたいではありますが。)

「才能教育最前線─ 子どもの能力の多様性を認めた教育を求めて
アメリカ視察レポート」


こちらはプリントしやすいPDFバージョン。


”日本社会の多様化に伴い、子ども一人ひとりの個性に対応した
教育が求められるようになっている。しかし、その実現には様々
な課題が山積している。 アメリカ合衆国は多様な民族で構成
された国であり、こうした面での取り組みについて日本が学べる
ことは多い。Benesse教育研究開発センターでは、能力の評価、
指導や育成について、研究のための知見を得ることを目的に
アメリカの先行事例の視察を行った。”

(ベネッセ教育研究開発センターのサイトより)


ギフテッドに関しての知識や情報、又ギフテッド教育の導入など
に関しては、まだまだ発展途上の日本でありますが、このように
社会として”個人の能力の開発や発展の必要性”を認識し始め、
ギフテッドの先進国である(まあ、とは言え完璧に満足できる
システムと言うわけではありませんが。)アメリカの教育機関の
事例に目を向けるといった姿勢が見られるのは嬉しい事ですね。


このレポートでは視察先の一つとして、もうこのブログでもお馴染み
ジョンズ・ホプキンス大学CTY(Center for Talented Youth)
取り上げられて、あーちゃんがつい最近メンバーとなった、
SET(Study of Exceptional Talent)のプログラムについての
説明もありました。

こちらは小学校3年生の時、ジョンホプキンズCTYのタレントサーチ
でMathの分野で2〜3学年上(5〜6年)のレベルのテストで満点をとり、
「Top in Country」と言う賞を受賞したときの写真。



”Qトップ層の子どもを対象にしたプログラムについてお聞かせください。

SET(Study of Exceptional Talent)プログラムは、CTYの中でも
トップ中のトップといわれる生徒のためのプログラムです(全国
学年別集団のトップ0.01%弱に相当)。こうした生徒には、特に、
個人に応じたプログラムが必要になってきますので、適切な教育
機会が得られるよう、カウンセリングを行ったり、また、先輩や
同じ境遇の生徒同士を紹介して、お互いに励まし合ったり、良い
刺激を受け合ったりできるようにもしています。”

SETプログラムー13歳未満で、数学、あるいは、言語分野のどちら
かでSATスコア700以上をとるような超才能児のためのプログラム。

(ベネッセ教育研究開発センターのサイトより)

”超才能児”って、あーちゃんに当てはまらないような言葉だけど、
トップ0.01%(10,000人に1人)と言う数字を見ると、確かに
あーちゃんの数学の才能って並じゃないかも?なんて思ったり。

(ちなみに上記の3年生の時に受賞した「Top in Country」
10,000人に1人の割合だとプリゼンターが授賞式で言ってました。)

その他にもThree-Ring Conception of Giftednessでお馴染みの
Renzulliモデルの実践校の紹介などもあり、アメリカのギフテッド教育
最前線の情報を得る事ができるレポートです。


日本でもどんどんこういった能力開発の研究が進むと良いですね〜。
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# by giftedinfo | 2012-08-13 17:13 | Resources

タレントサーチで最優秀賞(上位1%)を受賞

先日郵便受けを覗くと、The University of Iowa The Belin-Blank Center
からこんな郵便が届いてました。






”You are being recognized for your outstanding score on the
EXPLORE test as a member of the 2012 Belin-Blank Center
Exceptional Student Talent Search"


EXPLORE? と、この手紙を読んだときはいまいちピンとこなかった
のですが、実は去年デイビソンアカデミーの入学願書を提出する際、
このEXPLOREというテストのスコアが必要だった為、あーちゃんは
このThe Belin-Blank Centerのタレントサーチのプログラムを利用
して、この試験を受験したのでした。

(6年生のあーちゃんが、8年生対象のExploreの試験を受ける為には、
ギフテッドプログラムが提供する”タレントサーチ”を通して受験
する必要があった。)

関連記事はコチラ。

「無事テストを終了しました~!」

「マジでぶったまげました!(ノ゚ο゚)ノ」

私達がこのテストを受けた元々の理由は”デイビソンへの入学基準
の一部だった為という事で、タレントサーチにおけるランキングとか
全く頭になかったのですが、この手紙によるとどうやらあーちゃんの
スコアはタレントサーチ内でtop 1 %のランキングに所属するようで、
その手紙はその功績を表彰する為の表彰式への招待状だったのでした。

★What is the Belin-Blank Center Recognition Ceremony?

The Belin-Blank Center Recognition Ceremony is held annually
and is an opportunity to acknowledge those students (grades 4–12)
who earned scores in the top 1% of the Belin-Blank Exceptional
Student Talent Search (BESTS), were selected to one of our
scholarship programs, or received special recognition in a
Belin-Blank Center program.

(Belin-Blank CenterのHPより引用)

ちなみに、上位1%というと、別にそれほど大した事はないんでは?
と思うのですが、このタレントサーチに参加する為には学年レベル
の標準テスト、又は知能テストが上位5%であることが条件という
事ですので、この上位1%は、全員が上位5%の集まりの中からの
”上位1%”
と言うことで、一般の人口をひっくるめますと、上位
... 数学が苦手な私にはすぐに数字がでてこないのですが、あーちゃん
に聞いたところ、上位5%の上位1%は0,05%(2,000人に1人の割合)
だそうですが、う〜ん、なんかもひとつしっくりしませんが、
そうなんですか????


とりあえず、Exploreの結果を知った時は私達が予想していた以上の
スコアだったので、(そしてデイビソンアカデミーのスコア基準も
クリアしていた)びっくりしていたのですが、まさか上位1%の
優秀賞を受賞したと知って、又もや驚いてしまいました。

               あーちゃんのExplore testスコア。



こちらのDuke Tipタレントサーチのデータを参考にすると、あーちゃん
のスコアは8年生(2学年上)の全国平均値よりも上まってますし、
ギフテッドの人口(タレントサーチ参加者)の平均値よりも上です。
English usage/Mechanics, Math, Scienceの項目はいずれも
全問正解のパーフェクトスコアでしたが、ここでも唯一Reading
”平均的ギフテッドレベル”ですね。001.gif



このテストもちらっと模試をやったくらいだったのですが、なぜか
あーちゃんってやけにこういう実力テスト系が強い!

勉強しなくてもとりあえずいつもかなり上位の結果を出す事ができ、
いつも不思議でたまりません。


せっかく特別な賞を受賞したものの、残念な事にネバダから遥か遠く
離れたアイオワ州で行われる表彰式には参加する事が出来ませんが、
(普通に学校がある週だし、時間的にも金銭的にもアイオワまで行く
のは無理がある)後日Belin-Blank Centerに丁重に”表彰式には参加
出来ない”という事を伝えると、特別なプログラム提供の情報と共に
表彰状を郵送してくれると言ってくれました。049.gif

ジョンズホプキンズの授賞式は同じカリフォルニア州だったんで
出席できたんだけどね〜。




あーちゃんはこのニュースを知り、

”大した事ないよ!”026.gif

と全てを軽くあしらっていた態度でしたが、内心嬉しそうなのが
丸見えでした。

これで又、あーちゃんのアカデミックな分野の自信がますます
強化されて行った感じがします。


表彰式には出席できないけれど、あーちゃんホント、よくやりました。

おめでとう〜!
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# by giftedinfo | 2012-08-09 18:27 | My 2e Kid

感情性OEについて

ギフテッドと呼ばれる人達の中には、”OE– Overexcitabilities ”
(過度激動)と言って、あらゆる刺激に対して並ならぬ反応を示す
という特徴がみられる事があります。

OE(過度激動)についてはこちらのWikipediaの記事で詳しい事が
説明されています。

このOEの一つである感情性OEが強烈な場合、ギフテッドの個人は一般
の人と較べてあらゆる感情をより幅広く、より深く強烈に感じてしまう
傾向にあるのですが、ただ”強烈に感じる”という量的なものだけでなく、
刺激に対して”違った感じ方をする”と言う質的な部分が大きい為、私達
一般人とはまた違った感覚で世界を体験しているのでしょう。

Wikipediaで説明されている感情性OEの特徴として、

”感情の種類と幅が大きく「ドラマチック」な反応を示す。より楽しみ、
より悲しみ、より腹立ち、より驚き、より恐れ、より共感する。深く
感情移入し、愛着心、責任感、自省意識も非常に強い。ある程度の
人生経験を持つギフテッドには、相手の気持ちを鏡のようにリアル
タイムで読取り、共感する人もいる。”

とあり、この特徴がどんなものであるかがある程度察する事ができる
のですが、この「Emotional intensity in gifted children」という
記事にもう少し突っ込んだ説明が書かれていてたので、ここでそれに
ついてとりあげてみたいと思います。


この記事によると、感情性OEは下記のような様々な形でその特徴が
表れるようであります。


★感情の強烈さー ポジティブやネガティブな感情、(もしくは両方ともが
         入り交じっている)極端な感情、短期間の間に移り変わる
         複雑な感情、他人の感情に対して敏感、同時に笑ったり
         泣いたりなど。    


★身体的兆候ー  感情が胃が張ったり頭痛や吐き気がしたりなどと、身体的
         な症状を引き起すなど身体に反映してしまう。


★感情的抑制ー  臆病や引っ込み思案といった傾向


★優れた感情の記憶ー 感情の激しい(敏感な)子供は出来事を経験した際
           に生じた”感情”を鮮明に憶えていて、その後長い間
           たった後でもそれらの感情(多くの場合が不安感や
           恐怖感、罪悪感や自制心の損失などネガティブなもの)
           を何度も繰り返し”感じる”傾向にある。

(これ、あーちゃんにぴったり当てはまってます!)         


★死に対しての不安、憂鬱感

★他人との感情面のつながりー 他人との感情的つながり、同情心、共感
               人間関係になどに敏感、動物への愛着心、
               新しい環境への適応の困難さ、疎外感、
               対人関係にてその“深さ”など関係の質
               についての衝突に苦しむ、など”人間関係”
               においての困難

★自己に対して批判的ー   自己に対する評価や判断に厳しく、
              (feelings of inadequacy)”自分なんか
              不十分だ、ふさわしくない”といった気持ち
              や劣等感を感じる


このように全てにおいて“強烈に感じてしまう”のは、当人にしてみれば
時には不安感や疑問、恐怖を感じ、辛い思いをする事もあるでしょう。

感情性OEについての認識などないギフテッドの子達にとっては、
こういった感情を経験する事に対して自ら批判的な判断をくだしたり、
”自分は普通ではない”などと思い込んだりしてますます不安感や
劣等感、自己嫌悪などといった否定的な感情が悪化したりする事
になるかもしれません。


それゆえに、この記事ではギフテッドの子達が体験しているそれらの
感情は”ギフテッドゆえの特徴”であって、”ごく当たり前の反応なんだ”
というのを伝える事が大切だと書かれていました。

又、ギフテッドの子達にとって感情面を育成していくのに更に重要
な事は、彼らを感情を受け入れる事だと。

だからいくら”扱い難い子だ”と思っていても、子供に対しては
”あなたは神経質過ぎ!”とか”どうしてそんなに気難しい事
ばっかり言うの???”
とか言った、批判的な言葉は口にするべき
ではないんですよね。

(私自身あーちゃんに対してついこういうセリフが口にでてしまう
事があり、深く反省しています。)008.gif
  
            
              感情性OEが強烈な子だと親も疲れますが...




親としては子供のこういった感情面を軽くあしらったり批判したり
せず、子供の気持ちに耳を傾け、話し合う事が大切なんだと思います。

そして記事に書いてあったように、例え子供の考え方や感情に賛同
できずとも、決して子供を判断したり、評価やお説教をする態度では
なく、それらの感情を生産的な活動に切り替えるなどポジティブな
方向へ導いてあげる助けをしてあげるべきなんですよね。

(例えば強烈に感じる気持ちを物語や詩、音楽などクリエイティブ
な手段で表現したり、スポーツやエクササイズなどのフィジカル
な活動にエネルギーを向けたりなど。)

その際、

”Reward the process of effort and not only the outcome. ”
(結果だけでなく努力の過程を褒める)

"Emphasize strengths and don't dwell on shortcomings."
(欠点にいつまでもこだわるのではなく、長所を重要視する)

などの参考になるアドバイスが書かれていました。

ギフテッドの子達の感情の敏感さや強烈さ、情熱”を批判するのでなく
大いに評価してあげ、その感情性OEを彼らの持つ才能の更なる促進に
役立つ方向へ導いて行ってあげるべきなんだなと改めて思いました。
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# by giftedinfo | 2012-07-24 17:11 | Social/Emotional

レディー・ガガもギークキャンプへ行った...

「Lady Gaga went to geek camp, too」
   
この記事、アメリカでよく知られているギフテッドプログラム機関
Center for Talented Youth (CTY) at Johns Hopkins Universityや、
Duke Talent Identification Program (TIP)が提供する特別なプログラム
(集中講座のサマーキャンプ等)について書かれたものみたいですけど、
それにしても”geek camp”って...何だかすごい呼び方だな。005.gif

今でさえ、”geek"って言葉は”コンピュータやインターネット技術、
その他の専門知識を持つ者”って感じでかなりネガティブなイメージ
が薄れて来てはいるものの、ちょっと前まではこの言葉、あまりいい
意味では使われてなかった感じですよね〜。

geekとはもともとはサーカスやパレードなどの見世物で、ヘビや
ニワトリを食いちぎったり、(オジー・オズボーンか?)昆虫を
呑み込んだりするパフォーマーのことをさしていたらしく、どちらか
と言えば奇人や変人と言ったfreakyな印象だったようですが。

でも現在では会社名に”Geek Squad"(コンピューター関連のサポート
を供給するサービス業者)って付けるぐらいだからね〜。

社会的に受け入れられる言葉になってきたんでしょう。

(言葉って時代や社会風潮によって意味合いや含意なども変わったり
と流動的で、本当に”生きている”って感じ。だがらeuphemism
( 婉曲語法)もある程度浸透しすぎてしまうと、その効果を失い、
そのうちeuphemismのeuphemismが必要となってきそうだわ。)


それにしてもレディー・ガガCenter for Talented Youth (CTY)
参加していたとは知りませんでした!

という事は、彼女もギフテッドだったんですね〜。



                 (Wikipediaより画像拝借)


こういった特別プログラムに参加する為には、この団体が行っている
タレントサーチでテストの数値がある一定の基準に達している事が
条件だったりするんで、一般の学力テストが上位5%という人口の
中から更に上位の子達だけが選抜される事を考えると、レディー・ガガ
ってかなり学力的に優れていたみたいですね。

尚、この記事によるとFacebookMark Zuckerbergや、 Google
創立者、Sergey Brin もCTYに所属していたそうです。

まあ、この二人はごく”典型的だわ”とうなずけるのですが、
レディー・ガガはちょっと意外だったかな?

でも考えてみたら、ギフテッドの人達は知的分野(学力面)だけで
なく、知覚性や想像性なども敏感で、感受性が強く創造性、芸術面
においての才能に秀でている人も多いですから納得できますね。

あーちゃんもCTYに所属していて、毎年夏休みが近くなると決まって
こういったスペシャルプログラムの招待状やカタログが送られて
くるのですが、正直言ってこういう特別集中サマーキャンプなど
うちのような家庭ではとても経済的に無理なんです〜!



約3週間の集中講座が$3500〜(約28万円)という感じで、とても
じゃないですが、うちのような退職手当でおまんま食って行ってる
家庭ではそんな費用はどこをどれだけたたいても出て来ません!

うちはその1/10以下の費用の、学校が主催する1週間のキャンプで
精一杯ってところですかね〜。

プログラム参加基準スコアは達していても出すべきものがない、
という悲しい状態なのであります。007.gif

でも同じCTY内の Study of Exceptional Talent (SET)という
プログラムでは、サービスの一環としてこういった様々なプログラム
への資金援助などもしてくれると聞いたんで、ちょっと期待したり
なんかしてます。

あーちゃんには出来る限り有益な経験をさせてあげたいですので。

さて、この数学キャンプも後1週間とちょっとになったわけですが、
もう今は”なるようになるさ”といった投げやりな感じの精神状態です。

はっきり行ってもうあれこれ心配して神経使うのも疲れました。002.gif

例えあーちゃんが失敗したり、恥ずかしい思いをしたり、人に迷惑
をかけ顰蹙かうような事になったとしても、それも本人にとって
いいこやしになるでしょう。

失敗して、恥ずかしい思いや悔しい思いをしてこそ、それから何かを学び
精神的に成長して行くんじゃないかと思います。

(そんな冷たい!いやこれもtough loveです!)006.gif


ちなみにあーちゃん達の滞在先はタホ湖の湖畔にある結構素敵な
キャビンです。

私もついて行きたい!
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# by giftedinfo | 2012-07-06 17:10 | Educational Options

あぁ、あんたほんまにメンサの会員? ┐('~`;)┌

小さい頃から学業に関しては落ちこぼれだった私は(自分自身
絶対何らかのLDがあると信じて疑わない)劣等感のかたまり
そのものでした。

小学校高学年、中学校の頃などクラスで”勉強ができる”優等生の
グループに鼻であしらわれ、バカにされた経験もあり、当時は
「ガリ勉優等生」タイプ027.gif が大っ嫌いでした!021.gif

まだあーちゃんが生まれる前の20代や30代の頃でさえ、頭脳明晰
高知能の人達に対して(自分たちは頭がいいと思って私達のような
一般人を上から目線で見ている”エリート意識”バリバリの集団)
という、偏見の目で見ていました。

(ホント、ひどいですよね〜。今大反省してます。)

そんな私ですから、過去に何度かAmerican MENSAについての
情報とかに出くわした事がありましたが、

(あーちゃんはすでにデイビソンヤングスカラーのメンバーで
ギフテッドに関してのサポートはそちらから十分に得ているし、
メンサに入会したといって、たいして利益が得られるとも
思えないしね〜。それに”メンサの会員”ってエリートっぽい感じ
がしてなんか嫌だわ!)

などと思っていたのですが、(又もやすごい偏見、メンサの会員さん
ごめんなさ〜い!)040.gif 先月(5月)丁度メンサがスペシャル
キャンペーンを行っていて、5月中ならGifted youth admission
(14歳以下)の申し込み手続きが無料だと知り、ついせこい主婦魂
がでてしまい、とりあえずメンバーになっておいても損はないだろう
という軽い気持ちで申し込んでおいたのでした。

(なんでも”ただ!”と聞くとすぐ反応してしまう私の脳!012.gif

申し込んだ後、メンサのHPで色々調べていると、ヤングスカラー
のほとんどの活動がオンラインを通して行われる中、メンサの場合
地元の団体が活発にさまざまな活動、行事などを開催している
らしく、あーちゃんにとってネット以外の、”生身”の交流の
機会が得られあーちゃんにも有益ではないか?と思い始めた
のでした。

そんなこんなで6月になり、メンサ入会の申し込みをしたのも
忘れていたのですが、先日郵便物を開封していてメンサからの
封筒を見つけたので開封したところ...



メンバーシップが承認されたとの通知でした。

その事を早速あーちゃんに知らせようと、ソファーでiPadをやってる
あーちゃんの側に行ってみると、あーちゃんキャラキャラ041.gifと大声で
笑いながらこんな事してたではないですか!



iPadのカメラの特別な効果を使って、自分の顔を変形させて
大笑いしてました。(-_-;*)


iPadの中に写った自分の顔を「ママ見て! 僕〇〇だよ〜!」とか
言いながら大笑いしていたのですが、これが見てみるとマジで笑える
じゃないですか!

            これは”ugly dude"だそうです。(笑)

私もあーちゃんと一緒になって、ひーひーと涙がでるくらい大笑い
してしまった!041.gif



「ママ、Look, 僕はジャパニーズビジネスマンだよ!」って...
クォーターのあんたはほとんどジャパニーズでしょう?) 



               本当に楽しそうでしたよ。



              実際はこんな顔をしているのですが...


          iPadの中ではこんな顔になってしまった。
        「ママ、見て! 僕、イースター島のモアイ像だよ〜!」


         確かに似てる!045.gif 再登場のモアイ像。


こんなアホなことして大笑いしてるメンサ会員もいるんですぅ〜。

とりあえず、あーちゃんおめでとう。
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# by giftedinfo | 2012-06-12 17:07 | My 2e Kid

Gifted Myth Busters (ギフテッドの怪しい伝説)

ギフテッド先進国と言われるアメリカでさえ、ギフテッドの子達に
関してはまだまだ間違った認識や、”伝説的”なアイデアを持って
いる人も少なくないようです。

(実際こういう子達と触れあった事がない人達にとっては”ギフテッド”
と聞くと、”跳び抜けて頭がよく、知的、感情的など全ての面において
並抜けた能力を示す子達”といったイメージが湧いてくるのも無理
ないかも。)

学校での態度や成績が悪かったりしたら、

(学年レベルの学習にもろくについていけないんだもの、あの子は
絶対ギフテッドなんかのはずがない!)
013.gif

なんて思われる事もあるかもですよね。

この7 GIFTED ED MYTH LISTSでは、そういったギフテッド、又は
ギフテッドの子達にまつわるMyth”伝説”とその真実について書か
れたサイトのリンクが集められています。

(相変わらず英語のサイトですみませんが、頑張って読んで下さい!)

数ある”Common Myths About Gifted Students”のリストの中で
私自身が特に思わず、「それは違うで〜!」046.gifと思ってしまった
のは、

★Gifted students do not need help. If they are really gifted,
 they can manage on their own.


そりゃ、中には学習や自己管理などのスキルもあり、意欲も旺盛な
ギフテッドの子もいるかもしれませんが、”ギフテッド”だからといっても
様々な面を全て自分で管理、対処して行ける子達は少ないんじゃない
でしょうか?

いくら芸術面やスポーツ面の才能に秀でている子達でも(タレンテッド)
やはりそのタレントを伸ばしてあげる為にはコーチやメンターなど
のサポートや指示が重要になって来ますよね。

アカデミックな面では比較的高度なレベルをもつあーちゃんですが、
その部分を最大限に引き延ばしてあげる為には、確実に自己管理や
その他の実行機能面などのサポートが重要だというのは真実です。

★Gifted students are self-directed; they know where they
 are heading.


これも個人によるかもしれませんが、一般的に“自らの方向性”
きっちり把握して、それに向かって自主的に行動(学習なりなんなり)
を起こしていく子はマイノリティではないかと思いますが。

”ギフテッド”イコールいつも”モチベーション”が高い事もない
ですし。

あーちゃんの場合でも、たとえ大好きな数学でさえ、時には気分的に
マンネリ化状態になってくるのも確かですし、そういう時など
”学習法”を変えてみたり、課題を変えてみたりしながらこちらが
色々と工夫して、興味関心を持続させる努力をしたりする必要も
ありますし。

高校生ぐらいならともかく、特に小学校低学年〜高学年の子達は
まだまだ精神的、感情的に未熟でもありますので、やはり親や
先生達と言ったまわりのバックアップが非常に大切になってくる
と思います。

★This Child Can't Be Gifted, He Has A Disability.

こんなあまりにも教育的、脳神経学的に"無知”な発言をしている人
を見るとハッタリ倒したくなりますね。033.gif

★That Student Can’t Be Gifted; He’s Receiving Poor Grades.

これも結構一般的に聞く”間違った認識”の一つですよね。

”ギフテッド”の定義を、”知的能力に優れている”という点だけ
フォーカスして、学校の成績は純粋に”知的能力”又は”高い学力”
の現れだ!”と決めつけてしまうとこういった”ああ勘違い”的な
伝説を信じてしまうのかもしれません。

実際、学校の成績って、子供の態度や自己管理、(時には社会性!)
などと言った、直接”知能”と関係がない部分が大きく関係して
くることもあるわけで。

学力テストではいつも学年の何年も上のレベルの数値だったあーちゃん
が、4年生の成績表で”宿題や課題を出し忘れたり””授業中の態度が
悪い”などの理由で、CやらDやらもらってきてたのも事実ですし。

又、知能テストなどで高い知的能力が見られていても、LDとか
ADHDとかのコンディションがある子など、学習に何らかの困難
がみられ、本来の能力が成績に反映しにくいのも良く知られた
事実ですし。

★Teachers Challenge All The Students, So Gifted Kids
 Will Be Fine In The Regular Classroom .


クラス内で学習レベルがピンからキリまである場合、(実際私がクラス
ボランティアをしていた時、同じ学年内と言うのにあまりにも算数や
リーディングのレベルの差が激しいのにビックリしました。)ギフテッド
の子にとって”真ん中レベルの授業”が行われる一般のクラスは
チャレンジも何もあったもんじゃないと思いますが。

小学3年生の時点ですでに中2レベルの数学をマスターし、本格的に
代数を学習する準備が出来ているあーちゃんが、他の子と一緒に3桁
のかけ算、割り算や初歩的な分数のドリルをしなければならなかったの
ですから、普通のクラスはあーちゃんにとっては全くチャレンジでは
ありませんでした。

★Gifted Education Programs Are Elitist.


よくギフテッドと聞くと、それが唯一白人の上流階級と関連がある
とみられ”エリート主義”だととられやすいとの事ですが、エリートか
何か知りませんが、私個人的にはギフテッドプログラムはギフテッド
の子供達を毎日の”涙が出るくらい退屈な授業”から救ってあげる、
言わば”精神的な苦痛を少しでも和らげる”サンクチュアリ的な存在
にもなりえるものだと思うんです。

確かに、学区によってはこういったプログラムの選別基準として
”学力テストの数値”や”先生の評価”を特に重視している学区など
もある可能性があり、子供の教育に対してあらゆる面で”投資”出来る
社会的経済の地位が高い層の人達が多く見られるかもしれません。

そういった意味では、マイノリティーや社会経済的地位の低い層
の家族の子供達は、実際ギフテッドであるにもかかわらず、学力
面でそれが反映せず、プログラムを利用する事ができず、確かに
不公平になってくる場合もあるわけなんですけどね。

まあ、でも個人の能力を伸ばすとか、将来国家に大きく貢献する個人
を育成する為に設立されたプログラムとか、なんと言われようといい
ですけど、私個人としては、知的好奇心豊かで、知識の渇望を望み、
既に実際の学年レベル以上の学業を身につけているギフテッドの
子達にとっては、一日のほとんどの時間を”クラスで大人しく
座って聞かなければならない”
という拷問に近い環境から抜けだせ
られるというだけでも、精神面で利益があると思ってます。

(まあ、これは私達家族の体験で、学区のギフテッドプログラム
の内容や子供にもよると思いますが。)

”ギフテッド”というとマスコミやメディアなどから得た”一般化”
された概念や、自らの固定観念など、結構間違った認識を持っている
人も決して少なくないと思うのですが、このリンク集にあるサイトを
訪れ、是非そのMyth(伝説)bust!(破壊)したいですね!

Myth: ギフテッドの子はいつも姿勢が正しい。Busted!006.gif


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# by giftedinfo | 2012-05-20 17:05 | Characteristics

2Eについての情報リンク集

ギフテッドやスペシャルニーズ関連で有名な出版社、Prufrock Press
のブログサイトに、2E( Twice-Exceptional ギフテッドであり、かつ
何らかの障害をもつ)に関した情報のリンク集が記載されてましたので、
ここでも皆さんともシェアしたいと思います。

これら全てが英語のサイトですが、英語が苦手な方は翻訳ツール
などを使うという手も。

(個人的には私は翻訳ツールで翻訳された文章を読んでいたら、あまり
にも変な文章なんでわけわかめ???039.gif状態になりますが...)

これらは主に2Eの生徒達を指導する教育者達向けの情報や資料の
ようですが、親にとっても非常に参考になる情報が満載されてます。

又、こういった子供達に関しての知識,情報を求めている普通教育
の先生達にコピーして渡してあげるのも良いですね。

ESSENTIAL RESOURCES FOR TEACHING
TWICE-EXCEPTIONAL STUDENTS


私が特に「これは参考になる!」049.gifと思ったのは、このリンクの
ブックレット!

★Twice-Exceptional Students: Gifted Students With Disabilities



実に素晴らしいですので是非覗いてみて下さい!

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# by giftedinfo | 2012-05-09 17:03 | Twice-Exceptional

ギフテッドの人は考え過ぎる傾向にある?

まず始めに、こちらはLife Hackerと言うサイトの記事にあったパズル
ですが、皆さん、解けますでしょうか?



サイトによるとこの問題、幼稚園の子は5~10分ほどで解いてしまい、
プログラマーは1時間ほどかかるらしい。

高学歴の者ほど”Overthinking”してしまって、結構明白に見える
事も見失ってしまいがちな傾向にあるようです。

この記事によると、私達の子供の頃というのは学習創作性
凄まじいエネルギーで溢れているのだけど、大人になる頃まで
にはこの”クリエイティビティ”(創作性)がほとんど失われて
しまい、”大人の思考”になってしまうと。

(すなわち、私達大人は”考え過ぎる”傾向にあり、そしてその
思考は”知識”に大いに影響されがちだと言う事らしい。)


”知識に縛られた思考”か....

なるほど。009.gif

だから歳をとると思考に柔軟性がなくなるのかしら?

クリエイティブ思考、柔軟思考の重要性もさることながら、個人的
にはこの”考え過ぎ”そして”深く読み過ぎ”というのを聞いてふと
知能テスト、それもWISC-IVの下位検査のひとつPicture Concept
(絵の概念)を思い出してしまったのでした。

この「絵の概念」という検査は、”2~3段からなる複数の絵を提示し、
共通の特徴のある絵をそれぞれの段から1つずつ選ばせる”という
視覚的情報を伴う流動性推理を測るエリアであります。

例えばこんな感じで絵が出され、その中から共通の概念を指さして、
(これは動作性なので、言葉で言わなくても良かったと思います。)
テスターに知らせます。


この場合だと”一般的”な答えとして、上段からの熊のぬいぐるみと
下段のお人形が”どちらも遊ぶ道具(おもちゃ)という共通の概念と
して選ばれるでしょう。

ただ、面白い事に多くのギフテッドの子供達のアセスメントを
手がけているギフテッド専門家達によると、ギフテッドの子達は
質問を深く考え、(時には考えすぎてしまい)出された質問に対して
何通りもの、”理屈にあった、いくつもの可能性がある”解答を
考えつき、その子が最終的に選んだ解答が”マニュアルの解答”
(一般の概念)と一致しない場合はポイントがつかないので、結果
として数値に反映されず、その子の推論能力が過小評価される事も
少なくないようです。

上の絵の例ではちょっと難しいのですが、例えば4歳の子が猫、
ダチョウ、犬、人間と4つの絵を見せられたとします。

この中で、多くの4歳の子はペットとしてよく飼われている
動物として”猫と犬”を選ぶでしょう。

でもそれプラス、もう少し幅を広げた見方が出来るギフテッドの子
は”ダチョウ”と”人間”を選び、”どちらもbipedal(二足性)だから”
なんて(実際そんな4歳の子にしては高度な単語を使い)理屈付け
する可能性もあったり。

あれこれ色々な可能性を深く考える子は、テストのマニュアルにある
”一つの決まった答え”だけでは満足しないのかもしれませんね。

だからギフテッドの子達の間では、この「絵の概念」の下位検査の
数値が低い例なども決して少なくないそうです。

(ちなみにあーちゃんの8歳の時に受けたWISC-IVでも、この検査
の数値が一番低かった! 汗!)

もともとWISC-IVは知能やその他の発達遅滞の識別などが目的として
開発されたもののようですので、ギフテッドを正確に識別するには
ギフテッドの人達の独特な思考、認知パターン、そして特質などを
よく心得ている専門の心理士の洞察力と経験が大変重要になってくる
のではないかと思います。

後、私が思うにこういったユニークな思考パターンは”自閉症圏”
の子達にも当てはまり、それからくる”一般に沿わない解答”の為
アンフェアな数値を生み出す事になっている可能性もあるのでは?
なんて思ってしまいます。

例えば上の絵で例を出すと、この4つの絵を見たあーちゃんなら、
多分ストップサインとロケット(いつも自分が遊んでいるものー
おもちゃ)として見て選ぶんじゃないかと思います。

くまのぬいぐるみや女の子の人形など自らの世界(自分のおもちゃ箱)
に存在しないので、いくら”推論能力”はあったとしても”経験”や
”見方”の違いでそれが一般とは違った形で反映されるような気が
していつも”一般の子と感じ方や認識パターン、言語習得パターン”
が異なる自閉っ子に、定型用の検査を応用するのはアンフェアじゃ
ないか???と思ってしまいます。


と、まあ出だしのLife Hackerの記事のメインアイデアとはあまり
関係がない話になってしまいましたが、最初のパズルの問題に戻ると
しましょう。

パターンの認識が得意でない私自身、こんな数字が並べられている
のを見て、どんだけ「深く考えても」多分解けないと思ったのですが、
”幼稚園の子”が5〜10分やそこらで解けるという事は、多分計算
など、算数的にはあまり関係なく、”幼稚園児が認識出来るもの”
という線で推測するとわかりました。

(私の場合はあーちゃんみたいに”数的センス”はないんで、人の
行動や思考パターンで物事を推測しなければならない。)

というわけで、答えはこちら。

各4桁の数字の中に、数字の形が閉回路( closed loops-0,6,8,9)
のものがいくつあるか数えてみて下さい。

2581 には8(閉回路が2つ)という事で、答えはです。

この”形”のパターンなら幼稚園児でもわかるわな〜!045.gif
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# by giftedinfo | 2012-05-01 17:02 | Characteristics

ADHD、自閉症、ギフテッドと誤診について

ギフテッド関連書物の出版社、Great Potential Pressのサイトで、
この先数週間にわたって、ADHD、自閉症、そしてギフテッド誤診
について語ったブログ記事のシリーズがポストされるようです。

ADHD, Autism, and Giftedness: An Invitation To A Conversation

このシリーズの第一弾記事を読んでいると、(なるほどね〜)と
思ってしまうようなポイントが書かれてました。


この数字はアメリカのみのものとなりますが、ごく最近
Northwestern Universityが発表した報告によりますと、過去
10年間でADHDの有病率が66%も上昇したという事らしいのです。

その報告後まもなく、米疾病管理センター(CDC)が同時期内に
自閉症78%上昇したことを報告しています。

これらの著しい上昇は、診断の改善や医療のアクセスが向上した
ことによる部分も大きいとは思いますが、(もちろん実際のケース
も増えているでしょう。)しかしこういった中にはover-diagnosed,
(過剰診断)
されたり、又逆に実際未診断、未治療のままだったり
という子も存在するという事なのです。


ギフテッド関連に携わっている者達にとっては、学校などの一般の
教育機関の中で、ギフテッドの子が適切な教育環境に置かされて
いない場合、彼らが見せる典型的な”ギフテッドの特徴”ADHD
自閉症と誤解されやすい、というのはよく知られた話で、実際
あーちゃんも(既に自閉症の診断があるにもかかわらず)学校側
からADHDの疑いを持ちあげられ、検診を薦められました。


(一応ADHDの検診を受けましたが、結果は”未確定”もしくは
”グレーゾーン”と出ましたが、その後すぐギフテッドの専門家に
アセスメントをしてもらい、当時の教育環境がマッチしていない
という事がわかりました。)


「The Misdiagnosis of Gifted Children」というビデオの中にも
述べられていましたが、ギフテッドの子達がADHDなどの”誤診”
を受け、実際その子に必要な学習のチャンスが与えられなかったり
と、教育のニーズが満たされないのも残念な事ですが、投薬をされた
場合など、薬の作用が脳や気分”に大きく影響を施し、時には子供の
IQの数値も極端に下がってしまう事も決して少なくないというのは
本当に腹立たしい話だと思います。

(その場合、後のIQテストでは”ギフテッドの数値”を表しません
ので、その認識、判定がますます困難になってくることでしょう。)


医者や学校側は、子供に投薬する事により、問題の”quick fix"を期待
しているのかもしれませんが、(もちろん正式なADHDの診断がある
場合は投薬が効果的な療法である場合もあります。ここでは”実際
ADHDではなくギフテッドの子”
について言ってます。)精神医や
学校の先生の”観察”やチェックリストだけで、比較的簡単に診断を下し、
時にはシリアスな副作用とかもでたりする薬を投与するというのは
大変危険な行為だと思います。


ギフテッド先進国と言われているアメリカでさえ、一般の医師や
精神科医、学校関係者の間ではこういった部分の認識はまだまだ
薄く、これから更なる啓蒙が必要となってくるのは明らかであります。


もしも子供が学校や医師から「ADHDもしくは自閉症の疑いがある」
と持ちかけられ、例えその子がそれらの典型的なサインを見せていた
にしても、同時に”ギフテッドのサイン”も見せているならば、診断
が下され、投薬を考慮する前に念のために”ちょっと待った!”034.gif
”こういうケースもあると聞いたんですが。”と精神科や医師を
チャレンジするのも妥当ではないかと思います。

もし彼らにギフテッドについての知識や情報が備わってないので
あれば、(多くの場合がそうだと思いますが)それが(その人達
の)自己の知識向上のきっかけとなり、こういった分野のプロ
フェッショナルの間にギフテッドについての認識が普及していく
なら”全く、うるさい母親だな〜”021.gif と煙たがられてもそれ
相当の価値はあるかもしれませんね。

尚、このブログの記事は毎週木曜日に更新されるみたいですので、
興味のある方は是非チェックしてみて下さい。

最後に、私があーちゃんのギフテッド/2Eについての疑問を
解決するのに非常に参考になった本です。

Misdiagnosis and Dual Diagnoses of Gifted Children and Adults:
ADHD, Bipolar, Ocd, Asperger's, Depression, and Other Disorders



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# by giftedinfo | 2012-04-25 17:00 | Misdiagnoses

熱すぎず、ぬるすぎず、ちょうどいい湯加減 (ZPDについて)

ってお風呂のお湯の話ではないんですが...

先日のあーちゃんの春休みの宿題に対しての進行度や、最近の
学習の様子を見て感じた事です。

前の記事にも書きましたが、最近のあーちゃんは社会的な面、
自己管理の面、そして(これが一番著しいのですが)学習面
において、目まぐるしい進歩を遂げているのが確認できます。

これはやはり、この2月から新しく通い始めた学校が、いかに
あらゆる面にてあーちゃんに適しているかと言う事を示している
のではないかと思います。

まだカリフォルニアに住んでいた頃、地元の小さな小学校に
通っていたあーちゃんは、授業中でもいつも集中力がなく、ぼ〜
として時には教室の床に寝っころがったり、クラス用のえんぴつ
の上についた消しゴムをがじがじかじりとってしまったり、先生
に許可なしで席を離れ、そわそわと教室内を歩き回ったりと周り
の者達に迷惑をかけるような行動をとったりして、学校からは
問題児扱いされたものでした。

「学ぶ事」自体は大好きだったあーちゃんですので、私達も学校側
もあーちゃんのこういった態度や行動には不思議に思ってました。

        
          いつも学年の始めは興奮してウキウキしてたんだけどね〜。
                 (3年生になって初めての日)




その時、学校側はそういったあーちゃんの「問題行動」”自閉症”
に由来するものだといいった態度でしか対処していなかったのですが、
(まあ、確かにそこから来ていたものもありましたが)後にギフテッド
専門のサイコロジストに診てもらい、学校での学習カリキュラムが
あーちゃんに適してなくて、それらの問題行動は大半が授業に対して
”退屈さ””幻滅”から来ていると言われたのでした。

その後、学校側が”あーちゃんの能力、学習レベル”に合わせた
授業内容を取り組んでいってからというもの、そういった問題
行動もなくなり、あーちゃんの学習に対しての意欲も高まり、
学習面においても向上がみられるようになりました。

(尚、この学校にはギフテッドプログラムがなかったので、こう
いったある意味”特別カリキュラム”は特別教育の一環として、IEP
に組み込み、実施してもらいました。)


アメリカの教育方針のひとつとして参考にされているものの中に、
Zone of proximal development(発達の最近接領域)(以下
ZPDと省略)というロシアの心理学者ヴィゴツキー( Vygotsky)
が提案した概念があるのですが、これはまあ一言で言いますと、

”問題解決において、子どもが援助なしで達成できる知能の発達
レベル(現在の発達水準)と、大人(教師)の援助を得たり有能な
仲間との共同作業であれば達成できる知能の発達水準(援助を得
て達成できるレベル)との差、または”一人では解決できないが
援助を得ることによって達成可能な発達レベルの間の領域”


          
           Zone of proximal development(発達の最近接領域)



と言う事で、何だかよくわかり難いのですが、この概念はよく教育上
での個人の学習レベル設定にも応用されている様で、あーちゃんが
以前行っていた学校で定期的に行われていたリーディングテストの
結果とそのゴール設定などにもこのコンセプトが見られたので、
その例を参考にしてみました。




これはあーちゃんが3年生になったばかりに受けたSTAR Reading
というリーディングのレベルを測定するテストの結果ですが、当時の
あーちゃんの結果として、実際の学年(3年生)に対して、実質の
リーディングレベル(GE)8.3年生(中学2年)に相当するとでて
いて、(これには私としては”過大評価”のように思え、納得できな
かったのですが)そしてそこから判断されたZPD が4.5-8.3とでて
いるのが見られます。

これは基本的には当時のあーちゃんのリーディングレベルとして、
自分で1人で読んでいても問題のない、”コンフォートゾーン”
(快適ゾーン)のレベルが小学校の4年以下くらいで、先生や親
などの指導によって理解が深まり、習得するレベルが小学4年から
中学2年くらいのレベルのマテリアルという事になります。

要するに、自分だけで読めるレベルの本ばかり読んでいたのでは
リーディング力も向上しないので、自分にとってちょっとヘルプ
が必要だけども、ほどよいチャレンジを与えてくれる”ラーニング
ゾーン”
のレベルをターゲットとするようにという事なんでしょう。

そのレベルが当時のあーちゃんは”小学4.5から中学校2.3年レベル
の間という事でした。

(尚、このレベルはこのテストを作成しているRenaissance
Learning
という教育会社が設定したレベルですが。)

あと、ホントごくシンプルな例としては、今の時点で丸やら四角
やら三角といった簡単な形しか描けない子に、いきなり”犬の絵を
描きなさい”といっても無理な話で、まずその子が出来るレベル
(丸やら四角が描ける)から少し上のレベルをターゲットにし、
大人がヘルプや指示をしながら三角や丸をくっつけながら、簡単
な”家”の描き方を練習する、(このレベルがZPD)と言った感じ
でしょうか。

最終的にはこの子は”簡単な家”も自分だけで描けるようになり、
次のチャレンジ(レベル)に移行する事ができる。

子供のZPDを知る事により、その子にとって最も効率のよい学習
目標や指導法(難し過ぎず、簡単過ぎず)をうまく設定する事が
出来き、それにより子供のモチベーションや学習意欲も高まり、
精神的な面でも大いにポジティブな結果をもたらす事と思います。

           ZPDのもう一つの見方。 各層の学習者の精神面



3層ある円の真ん中の「ラーニングゾーン」ZPD
(発達の最近接領域)であります。

この部分が”学習”にあたり、もっとも効果的に進歩をしていくゾーン
ですね。

円の一番中の部分の「コンフォートゾーン」は、既に自分が出来る事、
習得している事なのでそれらのタスクを行う時は楽々〜の快適ゾーン
ではありますが、いくら心地よいからといってそのゾーンにい続けて
いたのではそれから先何も学びませんし、又知識の渇望、学習意欲の
高いギフテッドの子達にとっては、このコンフォートゾーンにいる事
は、”何も学ぶ事が出来ない”ので、”boredom"(退屈)で精神的に
苦痛となり、様々な望ましくない態度や行動を起こしてしまう傾向
があるのです。

あーちゃんが以前の学校で見せていた「問題行動」は、ひとつは
学ぶ事が大好きなあーちゃんが、この「コンフォートゾーン」、正確
には、「ディスコンフォートゾーン」に閉じ込められてしまい、毎日
何も学べなかった為に生じた現象だったというわけです。

又、更にZPDであるラーニングゾーンを超えた、円の一番外の層の
部分に行きますと、今度は教師や親などのヘルプを得ても習得が
困難な域になり、(能力的、スキル的にまだ用意が出来ていない
段階)フラストレーションからおこるイライラや、不安感などと
いった精神的にマイナス面が生じてき、学習習得も効果的では
なくなるようです。

○とか△とかしか描けない子に、”マリオを描きなさい”といっても
イライラして癇癪起こしかねませんよね。

もちろん、あーちゃんは特殊な学習のニーズをもっていたので、一般
の学校にはどうしても無理があったのですが、幸いな事に現在行ってる
学校では、その学習レベル、カリキュラムや指導法などがピッタリと
マッチしていて、精神的にも安定し、全てにおいてどんどん吸収して
いってます。

この学校はあーちゃんにとってまさにこのZPDの域のレベルと
いう感じがします。

(熱過ぎず、(レベルが高過ぎず)ぬる過ぎず、(低過ぎず)丁度いい
湯加減(あーちゃんにぴったりのレベル)の学校という感じです!
あははっ〜!変な例えだ!)

            毎日宿題とかもやる気満々で頑張ってやってます!



..で最近感じ始めたのは、以前からずっと目指していたデイビソン
アカデミー
に関して色々とリサーチしたり、実際入学アセスメント
を受けてみて思う事は、あーちゃんにとってこの学校は、あーちゃん
ZPD(発達の最近接領域)を超した層の学校という気がしてなりません。

(ミドルスクールの科目が最低でも高校のレベルというこの学校の
毎日の授業について行こうとするだけで、anxietyを伴いそうで、
こちらの方が不安になってしまいそうです。)

もちろんあーちゃんが能力的、スキル的にデイビソンのレベルに
準備万端というのであれば、私達も親として出来る限りのサポート
をして行きたいとは思ってますが。

毎日嬉しそうに現在の学校に通うあーちゃんを見ていると、あーちゃん
にとって一番いいチョイス(精神的にも学習的にも)をしてあげたいな
と思ってます。

(本人はデイビソンじゃなく、今の学校にずっとい続けていたい様子。)

まあ、この先どうなるかわからないので基本的には、

Let's wait and see.

という態度で見て行きたいと思っていますが、とりあえず最近の
あーちゃんのプログレスに、ふと色々と考えさせられたのでした。

ひぇ〜、何だかまとまりのない、042.gif長い〜記事になってしまいましたが、
最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました〜!
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# by giftedinfo | 2012-04-15 06:42 | Instructions

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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