ギフテッドの調査研究に参加します

The University of Iowa(アイオワ大学)のCollege of Education
(教育大学)内に、 The Connie Belin & Jacqueline N. Blank
International Center for Gifted Education and Talent
Development
(コニー・ベリン・アンド・ジャクリーヌ・N
・ブランク国際優秀学生教育・能力開発センター)というギフテッド
&タレンティド能力開発センターがあります。

*センターの詳しい説明はコチラ(日本語)

このセンターは、(最近あーちゃんもExplore受験で参加した)
アカデミックタレントサーチなどの優秀な生徒や芸術に長けた
生徒の発掘を目的とするプログラムや、特別な教育プログラム、
適正検査、カウンセリングなどのサービスの提供、そして
カリキュラムとその教材や教育者の専門能力の開発などが目的と
されていて、その為の研究や調査なども頻繁に行われています。

このセンター、どうやらこの度新しいタイプの調査研究を行う予定
らしく、その調査の対象として、デイビソンヤングスカラーの
メンバーであるあーちゃんの参加に関心を示したようで、先日
私達に連絡をとってきました。



この研究のタイトルは、”An Examination of the Characteristics
of Profoundly Gifted Students Receiving Services Though a
Specialized High School or and Online Community"

(特別の高校、又はオンラインコミュニティを通じてサービスを
受けている高度にギフテッドな生徒達の特徴の調査)という事で、
ここで言う”高度にギフテッド”というのは、デイビソンの表現
” Profoundly Gifted”(IQ 、学力テスト共、上位0.1%、
IQでいえば145以上)
に当てはまるレベルの事のようで、この
研究の対象はデイビソンアカデミーの生徒か、もしくは
デイビソンヤングスカラーのメンバーという事でした。

資料によるとこの研究の目的は、この稀な層であるギフテッドの
生徒達の学習環境や感情面、精神面、又その他の特徴を研究し、その
データをもとに、将来国家を担うリーダーの育成に適切な学習環境の
開発、向上に役立てたい、ということらしいのです。

え〜じゃないの〜! え〜じゃないの〜!045.gif

資料の中でこの研究は”対象となる本人自身にとっては、今すぐ
直接利益をもたらすものではないもの”と書かれていたけど、こう
やってあーちゃんが参加する事によって、少しでも未来の
ギフテッドの子達(そして国家)に役に立つかもしれない
というのなら!

というわけで、あーちゃん、今回この研究検査に参加する事に
しました。

参加といってもアンケートに答えたりするのがほとんどと思い
ますが、それでも”自分がやっている事が何らかの形で他の人、
又は社会の役に立つ”というのはとってもいい教えだと思います。

実を言うと、あーちゃんが何らかの研究に参加したのは今回が
初めてではないんです。

あーちゃんが参加していたABA集中治療のプログラムは、同時に
Lovaas(ローバス)のリサーチプログラムでもあり、あーちゃんも
研究対象の一人として、データを提供しましたし、当時まだ開発
途中であったTheory of mind(心の理論)のアセスメントに
”自閉症児の標準サンプル”として、テストに参加した経験も
ありました。

(この時ははっきりとした数値を教えてくれなくて残念、多分
公にしたらダメだったんでしょうね。)

3歳で自閉症と診断された時などアセスメントが行われたセンター
で診断を告知された直後、ショックも冷めきれないまま、同時に
UC Davis M.I.N.D. Institute(カリフォルニア大学デービス校
マインド研究所)の自閉症調査研究の研究対象の登録書類を渡され
登録しました。

こういった研究調査で様々な情報が手に入り、あらゆる謎の解明
につながったり、その理解により新たな分野の開発、発展につな
がる可能性を考えると、当事者は自らのユニークな立場を利用し、
これらの研究に積極的に参加し、社会に貢献するというのは人類
の発展にとって、大変有益な事だと思います。

(って、何だか真面目くさい事言ってますが...012.gif

とにかく、この調査、どんなものかと好奇心満々で楽しみです!
[PR]
# by giftedinfo | 2012-01-25 16:50 | My 2e Kid

ブルーム分類学3つの学習領域について思う事

ふと気がついたのですが、デイビソンの入学アセスメントから
1ヶ月以上が過ぎたんですね...

まだ1ヶ月しか経ってないのに、なぜか遥か昔の出来事の様に
感じられます。

アセスメントの結果が送られてきて以来、あれこれ結果の分析
や、それに基づき足りないスキル向上の為の対策などを立て、
とりあえずそれらを実行していってはいます。

ただ、アセスメントの結果を詳しくみればみるほど、何だか
どうしても気になってしまって仕方がなくなる事が...

デイビソンアカデミー入学試験とも言えるこのアセスメントは、
生徒のIQや学力テストの結果だけでなく、それらでは判断する事
が困難な”アカデミックスキル””一個人としての特徴、傾向”
などに焦点があてられたものでした。

その審査カテゴリーとスコア基準は、

◆数学(30ポイント)

◆批判的読解力、批判的思考力、アカデミック討論、論理的推測力
 抽象的思考力、など (35ポイント)

◆情意的特徴 (学業においての社会的、感情的適応性)
(25ポイント)

◆文章力 (25ポイント)


なのですが、あーちゃんの場合、数学はもちろんほとんど問題がなく、
デイビソンの基準も余裕でクリア。

そして試験前の私の予想通り、2番目のカテ(批判的読解力やその他)
と4番目の文章力においては、やはりテクニックやスキルの力不足
による為の数値に納得がいけました。

それらの分野においては、早速色々と教材や指導法などをリサーチし、
スキル取得、向上の対策をとっていっているのでよいのですが、実は
それ以上に少し気になったのが、3番目のカテゴリーの”情意的特徴”
に関してのスコアでした。

この分野はデイビソンの描写によると、

・学業に対して細かな神経や意識を集中させ、タスクを終了する

・授業中の集中力

・教師の指導に反応をみせ、それを受け入れる態度を示す

・聞く態度ができている。又、質問したり、積極的にヘルプを求めたり、
 課題に対して意欲満々で積極的な態度で取り組む姿勢

・クラス内での討論やスピーチなどに積極的に参加する態度

・高度なレベルの学業をこなしていけるだけの”自主性”や
 ”自立心”を備えている

という風に、この”情意的特徴”(Affective Traits)という
カテゴリーでは、個人の学業に対しての”姿勢”や”態度”、
そして学校生活における社会の適応性を見るエリアであります。

実はあーちゃん、全てのカテゴリーの中で、この情意的特徴
の分野のスコアが一番低かったんです。007.gif

まだ学校に行っている時から成績表でもこういった”態度”や
”行動”の部分の評価があまりよくなかったのは確かですが、
やはりこのように、デイビソンのアセスメントではっきりと
低い数値がだされていたのはかなりショックでした。

デイビソンが入学合格基準のスコアとして、この情意的特徴
に25ポイント(文章力と同等)も割り当てられているというのは、
やはりデイビソンアカデミーのような厳しい学習カリキュラムを
こなしていけないといけない学校では、”能力やスキル”だけで
なく、(もしかしたらそれ以上に?)こういった”学習に対しての
姿勢”や”向上心””学習意欲””精神的成熟”などといった、
情意的な部分が備わっている事が大変重要な要素なのでしょう。

いや、デイビソンでの学習のみならず、こういった情意的分野は
どのような学習においても不可欠とも言えます。

思考に関する構造研究やインストラクショナルデザインについて
よく耳にする、ブルーム分類学(Bloom's Taxonomy)
に、教育の目標とする 3つの学習領域があります。

それらは、

1.Cognitive: mental skills (Knowledge)認知
2.Affective: growth in feelings or emotional areas (Attitude)情意
3.Psychomotor: manual or physical skills (Skills)精神運動

で、1の認知的領域はもうお馴染みで、あちらこちらでよく説明も
されているのですが、(このブログでも以前とり上げました。
詳しくはコチラを。)2の情意的領域においてはさほど1のように
注目されてないようですが、個人が学習する上でその能力を最大限
に活かし、学習面においての成功を納めるかどうかは、実はこの
情意的な資質がかなり大きく影響するのではないか?などと思って
しまうのであります。

*ブルーム分類学の学習目標の領域について詳しくはコチラ
サイトで説明されてます。

こちらは英語ですが、更にわかりやすい記事です。

Bloom's Taxonomy of Learning Domains
The Three Types of Learning


長年、あーちゃんの学業や学習傾向を観察してきて思う事は、
やはりあーちゃん、この情意的領域でのスキルの部分がかなり
であるというのを認識させられずにはいられません。

いくら認知的能力が優れていても、(高いIQ数値)まず、
態度や姿勢、などの”学ぶ体勢”がとれてないのであれば、
学業的に最高レベルに達するのは困難とも言えるでしょう。

問題行動(癇癪がひどかったり、指導に従がわない)がある
自閉症の子は、”学ぶ体勢”が備わっていないので、その場合
まず一番に”セラピストの指示を聞き、それに従う”という事
を学ぶ事から始まります。

あーちゃんも3日ほど大泣きの大癇癪で何にも学ばなかった後、
まず、セラピストの”come here!”という指示に従うタスク
から始めました。

先生の指導を受け入れず、(又は無視)興味のある分野のみ
学習意欲や集中力を示し、課題やタスクを最後迄やり終えず、
授業全般に参加しない、となれば学ぶものも学べないでしょう。

(学校時代はこの問題行動で私もよく学校に呼ばれましたよ。 汗)

こういう部分って、もしかしたら認知やアカデミックスキルより
ももっと重要なんじゃないかと思ってしまう。

スキルは練習やトレーニングでなんとか向上する事が出来る
けれども、こういう”内面的な特質、傾向”ってどうやって
向上させていったらいいのでしょうね〜。

”もって生まれた気質”を抑え、こういった”行動や態度”を
植え付けていくのは学習スキルを指導するより難しい気がします。

そう考えると、あーちゃんにとってデイビソンアカデミーの
ような学校は本当に合っているのかどうか?などと考えて
しまったり...

まあ、どこの学校に行ったにしろ、こういった分野は学習に大切
な要素なので、これから少しこういったエリアの向上を真剣に
考えなければいけないと思ってたのでありました。

道はまだまだ長いな〜。
[PR]
# by giftedinfo | 2012-01-21 06:49 | Instructions

ギフテッドチャイルドの権利章典(Bill of Rights)

昨日の記事でご紹介したThe Gifted Teen Survival Guide:
Smart, Sharp, and Ready for (Almost) Anything

という本の中に、なかなか面白い箇所があったので、皆さんと
シャアしたいと思います。

(このギフテッドについての本、色んな最新の研究結果や情報
などが満載で、とっても興味深いです。 あーちゃんが読む前に
私が読ませてもらってます。笑)



           A Gifted Child's Bill of Rights
           (ギフテッドチャイルドの権利章典)

1. You have a right to know about your giftedness.
  (1. あなたは自らの才能(ギフテッド)を知る権利がある。)

2. You have a right to learn something new every day.
  (2.あなたは毎日何か新しいことを学ぶ権利がある。)

3. You have a right to be passionate about your talent
  area without apologies.

  (3.あなたが謝罪することなく、あなたの才能の領域に
     情熱的である権利がある。)

4. You have a right to have an identity beyond your
  talent area.

  (4.あなたはあなたの才能の領域を超えたところでの
     アイデンティティを持つ権利がある。)

5. You have a right to feel good about your
  accomplishments.

  (5.自己の業績について気分よく思う権利がある。)

6. You have a right to make mistakes.
 (6.間違いをおかす権利がある。)

7. You have a right to seek guidance in the development
  of your talent.

 (7. あなたの才能の開発に指導を求める権利がある。)

8. You have a right to have multiple peer groups and a
   variety of friends.

 (8. あなたは複数のピアグループや様々な友人を持つ権利がある。)

9. You have a right to choose which of your talent areas
   you wish to pursue.

 (9.あなたは自分のどの才能のエリアを追求するかという
    選択の権利を持つ。)

10. You have a right to not be gifted at everything.
 (10. あなたはすべての分野において”ギフテッド”でなくて
  よいという権利を持っている。

アメリカの国民が憲法の権利章典にて人権の保証が規定されてる
ように、これらはギフテッドの子供達の権利を唱えた章典らしい。

なんでもこれは NAGC (National Association for Gifted
Children)
の会長であるDel Siegle氏が創作したものらしいです。

プリント用はコチラ

私が特にうん、うん045.gifとうなずいたのは、10.の
”全ての面においてギフテッドでなくてもいい権利がある”
という項目かな〜。

一般にギフテッドと聞くと、”あらゆる面において秀でている”
と言った認識をする人も多いのですが、個人の能力には差があり、
ギフテッドと言われる人達も同様で、ギフテッドの中には
広範囲に渡ってギフテッドの” globally gifted, ”(個人的には
このグループはデイビソンアカデミーに行く子供達を連想します。)
言語に秀でた” verbally gifted ”そして、あーちゃんの様に
数学に秀でた” mathematically gifted”などがあります。

又、それも一つだけでなく、複数の分野にギフテッドだけど、
ある分野はごく普通の能力、という事も決して少なくありません。

個人をただ、”ギフテッド”と総合的にカテゴリー化してしまい、
その子のある分野での能力がその名称に相当しない、と勝手な
思い込みで判断してしまうのは、子供の精神面にとってよくない
ですよね。

上記の箇条書き項目について、更に詳しい説明はコチラのブログ
で読む事ができます。(英語ですが。)

Gifted Children, Know your rights! ですね。
[PR]
# by giftedinfo | 2012-01-13 16:49 | Resources

マジでぶったまげました!(ノ゚ο゚)ノ

ここ2〜3日というもの、引っ越しの準備の為、毎日の郵便さえも
こまめにチェックしていなかった状態で、最後に郵便受けをチェック
したのはあーちゃんの誕生日に行ったお祝いのディナーから帰った
時でした。

でもその時は積み重ねられた郵便の束を一つ一つ見る時間と
エネルギーも残っていなかったので、その束はそのままキッチン
のカウンターの片隅にほったらかしにされてました。

そしてやっと大きな荷物も移動して少し落ち着いた昨日の晩、
カウンターの上に積み重ねられた郵便の山が目に入ったので、
それらを手にとり、ざっと目を通していっていると...

ACTとプリントされた大きめの封筒に目が入り、
それが何を意味するかというのが寝不足で疲れ果てた私の脳
にもすぐにピンときて、興奮にわなわな震えながらも、
瞬時に手はもうそそくさとその封筒を開けていました。

そうです!

それはこの10月に受験したExploreテストの結果報告書
だったんです!005.gif

結果報告は受験後5週間くらいだと聞いていたので、(その時点
ではまだ4週間も経っていなかった。)予期していなかった早さに
正直言ってびっくりしました。

でもそれ以上に驚いたのがテストの結果自体で、

なんと! なんと! なんと! (しつこい!)

あーちゃん、デイビソンアカデミーへ応募する為に必要な
テストのスコア基準値に達していたんです〜〜!


これには私もぶっちゃけた話、たまげました〜005.gif

         あーちゃんのExplore スコアレポート



デイビソン応募資格のスコア基準は

Composite(総合)23
English 24
Math 24
Reading 24
Science 24


のうち、3つはこの数値を満たしていなければならないのですが、
あーちゃんのスコアからするとComposite(総合)23
Math 25、Science 25
 とちゃんと3つのスコアをクリア
しています!

それもMathScience が両方とも25と、満点のパーフェクトスコア
ではありませんか!

まあ、Mathにおいてはケアレスミスさえしなければ、100%も
決して無理ではないとは思っていましたが、まさかScienceまでも
満点を取る事が出来たなんて!

そしてEnglishも23と、かなりいい線までいってます。

Englishの中ではあーちゃんの得意分野とするUsage/Mechanics
(文法や技巧)12で満点と、納得出来るスコアです。

苦手な分野であるRhetorical Skills(修辞技法)10
92%タイルと、それでも決して悪くないところまで
いってると思います。

そしてやはりネックは予想通りReadingでした。

それでも18というスコアは、8th Graders(中学2年生)と比較
すると84%タイルと、小学6年生としては決して劣っている
わけではないのですが、他の分野のスコアがこれだけ高めに
出ると、どうしても凹と見えてしまうんですよね。

あーちゃんは自分のこのスコアを見て、「あ〜僕はReadingが
最低だ〜!どうしてこんな低い点しか取れないんだ〜!」

って悔しがっていましたが、”あーちゃんの学年で18というスコアは
Gifted levelなんだよ。他のスコアと比べるとかなり低く見える
けど、決して“低い数値”ではないのよ!”と説明する必要が
ありました。

(全く、相変わらずの完璧主義。)

とは言え、(あーちゃんには言いませんでしたが)デイビソン
アカデミーの授業についていく為には、かなり上級レベルの
読解力が必要とされますので、やはりこの部分が”普通の
ギフテッドのレベル”では厳しくなると予測してます。

その為、これからのあーちゃんの学習には高度な「読解力」を
培っていくカリキュラムを導入していくつもりです。

そして、全ての教科を総合的に見たスコアであるComposite
(総合)が23という事で、この数字は8th Gradersと比較
すると99%タイル(上位1%)に当たり、6年生の
あーちゃんとしては2年も学年が上(飛び級してますので、実質的
には3学年上)の子達と比較して、この数値はかなり満足出来る
数値だと思います。


このブログでもあーちゃんの能力に対して、(このようなスコアは
あーちゃんには絶対無理だ〜!)と絶望的な気持ちを書いた私や、
土壇場になって、”このスコアの基準値はとれそうにないから、
試験を受けるのをいっその事キャンセルしようか?”と言い出した
パパ。

本当にダメなママとパパだったね。
ごめんね、あーちゃん。

たかが一度模擬試験の結果が思わしくなかっただけで、あーちゃんの
能力を決めつけてしまって。

二人とももっとあーちゃんの事を信じてあげるべきだった。

私達親が子供の可能性を決めつけたり、諦めたりしてはダメですね。

という事で、まず最初のステップをクリアーしました。

この後、アカデミーへの入学申し込みを提出する作業に
取りかかります。

この後書類の審査に受かれば、丸一日がけの個人面接と各教科の
入学試験が待ってます。

はっきり言って、勝負はこれからですが、(この試験が一番大切な
部分)これから先も希望を失わず、一つ一つ着実に努力してクリアー
していきたいと思っています。

これまであーちゃんのExplore受験の経緯を追いながら、応援して
頂いた皆さん、本当にどうもありがとうございました。

私にとっても、皆さんからの暖かいお言葉の数々は、大変
大きな励みになりました。

心から感謝しております。040.gif

そして、後になってふと気がついたのですが、このテストスコア
のレポート、たまたまあーちゃんの誕生日に届いてたんですよね〜。
(直ぐに開封しなかったのが残念)

これこそまさしく最高のバースデープレゼントになりました!

このような素敵な偶然を垣間見て、普段はもっぱら非論理的、
非科学的な事は信じないたちの私ではありますが、この時は
何だかこれから先、理屈では説明できないとっても素晴らしい
事が起こる予感さえしたのでした。


[PR]
# by giftedinfo | 2011-11-19 06:08 | My 2e Kid

デイビソンアカデミーツアーの報告

たった今、デイビソンアカデミーの学校案内ツアーが終わり、ホテルに戻って
きたところであります。

ツアーでの詳しい内容報告は、又後日ゆっくりとしたいと思いますが、
とりあえず、簡単な様子だけお伝えしたいと思います。

ツアーを終えて一言感想を言うとすれば、

(さすがデイビソン!)049.gif

という感じですね。

私達の期待を裏切らなかったどころか、スクールスタッフやカリキュラム、
指導法に教員の質、支援のシステムなど、あらゆる面において期待して
いた以上のものでした。

でも、その分ここ近年、生徒の受け入れ基準も随分高くなってるようです。

トホホ...007.gif

とりあえず、明日のExploreの試験を受けてみないことには何も
始まらないので、頑張っていって参ります!

あーちゃん、今晩はぐっすり寝て、明日がんばろうね~!

               デイビソンアカデミーの前で。



              アカデミーのすぐ隣にあるカフェテリア。
         ツアーが始まる前にちょっとコーヒーブレイクしました。




       ホテルに戻ってスナックを食べながら、リラックスするあーちゃん。



[PR]
# by giftedinfo | 2011-10-22 06:03 | Educational Options

ギフテッド(AS?) のキャラクターを含むドラマ

いえ〜い!070.gif

先日アマゾンでオーダーしていた、私の大好きなドラマのDVD
がやっと届きました〜!



(左から)

Criminal Minds (クリミナル・マインド FBI行動分析課)

House M.D. (Dr.HOUSE)

The Big Bang Theory (ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則)

                     ↑
             (日本語のタイトルがすごい...汗)

普段、こういう番組が放送されている時間帯(7〜10時)は
あーちゃんの学習を見たり、(空手の練習のある日は時間に余裕
がないので、ついつい夕方まで食い込む)夕飯の支度、片付けや
その他もろもろの雑用で、ゆっくり腰を落ち着けてテレビを観る
暇がないので、いつも全てのシーズンが終わった後、こうして
まとめてDVDを買って観ています。

ちょっと高くついてしまいますが、ファッションやメイク、
ジュエリー等に興味のない私は、こういった物にはほとんどお金
を使いませんので、決して贅沢してるとは思わないのですが...

う〜ん! 今晩から又夜更かししそうだな〜。

秋の夜長を大好きなドラマで更かすっていうのもいいものです。

これらのお気に入りのドラマ、ふと気がついて良く見ると、なんと
それぞれにギフテッド、もしくはギフテッド&アスペルガーとも
思われるキャラクターが存在するではありませんか!

まず、かなりダークな話題がテーマのこの「Criminal Minds」

”FBIの行動分析課(Behavioral Analysis Unit、BAU)のメンバー
たちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解き、
事件の解決に挑む。”

という内容のドラマですが、かなり前から犯罪やそれを犯す者達の
心理や行動分析に興味があった私は、このドラマにどっぷりと
ハマってしまいました。

この中に出てくる行動分析課のエージェントの一人、Dr.スペンサー・
リード
は間違いなくギフテッドであるのですが、番組の中での彼の
特徴や行動を観ていると、どうもアスペルガーの香りも漂ってくる
ように思えて仕方がありません。

(まあ、でもギフテッド、科学者、アスペルガーの人たちは一般に
良く似た特徴を見せますので、重なった部分が多くて適切な判断が
難しいようにも思えます。)

           Dr.スペンサー・リード



ウェキペディアのキャラクター紹介によると、

”カルティック(カリフォルニア工科大)の出身で22歳でBAUに
入った。IQ187、「数学・化学・工学」の博士号を持つ天才であり、
その幅広い知識を生かして犯罪捜査にあたる。
二重人格者の犯人に麻薬を使った拷問を受け、その後は後遺症で
言動が不安定になっていたが、麻薬依存症を克服しつつ成長して
いく。母ダイアナ(声:蓬莱照子)が統合失調症で、遺伝的要素
に怯えている。プレンティスがおかしいと指摘していたが、父
ウィリアムの記憶が全く無かった。スタートレックのファン。”

観ていて(守ってあげたい)と母性本能がくすぐられるギフテッドの
キャラですね。

次はこのブログでも以前とりあげた事がある「House M.D.」
Dr. グレゴリー・ハウス



彼は私にとっては典型的な”万年反抗期の不良ギフテッド”
という感じがします。

性格的にはシニカルで理屈っぽく人嫌いなパパとそっくり!

会話の中であちこちに皮肉をちりばめるとこなんかも良く似てる!

とは言え、彼の鋭い観察力、分析力、推論能力、洞察力は紛れもない
ギフテッド、それもかなり高度なギフテッドと言えるでしょう。

各エピソードで彼が披露する、これらの優れた能力を観ていると
気持ちがスカッとします。

(病気、症状の原因を解明するのに、ソクラテス式問答法を用いて
いるのもなかなか面白い。)

又その能力に、ギフテッドならではとも言える強度のOEも重なり、
かなり強烈な感情を対処しようと苦悩する姿も又リアリスティック
な描写だと思います。

そしてピアノを弾いたり、と音楽的才能にも恵まれていて、まさに
ギフテッド&タレンテッドですね。

そして、last but not leastはこの「The Big Bang Theory」
(ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則)
という
コメディドラマ。

この番組は何も深く考えず、とにかく面白くてお腹の底からけらけら
大笑いさせてくれます。041.gif

        The Big Bang Theory



”2人合わせたIQが360という二十代の仲良しオタクコンビ、レナード
とシェルドンはカリフォルニア工科大学の物理学者
カリフォルニア州パサデナにあるアパートで同じ部屋に住む
ルームメイト同士でもある。

2人揃って頭脳は明晰で、博士号を得るほど賢いが、どうも世間から
ズレていて友人はみんな変わり者。しかもルックスがイマイチなので
女性にモテる気配もない。そんな2人の部屋の向かいにある日、キュート
なブロンドの独身美女が引っ越してきたことから始まるコメディ・ドラマ。”

(ウェキペディアより)

ルームメイト同士のレナード(IQ173)とシェルドン(IQ187)
どちらとも頭脳明晰なギフテッドなのですが、私が特にお気に入り
なのが、アスペルガーの匂いをプンプンさせているシェルドン。

(公式にはシェルダンがアスペルガーという発表はありません。)

”カリフォルニア工科大学の物理学博士。専門はひも理論。
テキサス東部出身で、小学校に5年生まで居た後、11歳で大学に
飛び入学した。さらにそのあとドイツに留学し、ツイスター理論を
研究していた16歳の時に博士号を取得。並み外れた頭脳の持ち主で、
幼少時は神童とされていた。”

というズバ抜けたアカデミック、知能面での業績を修めたわりには
人の気持ちなど関係なしで、思った事をずけずけ言い、頑固で融通
が利かず、神経質で、又自分で車の運転ができないので、ルーム
メートのレナードやその他の友人に頼らなければならない等、日常
生活ではかなり周りのヘルプによって、何とか機能しているという
面があったりして、かなりアスペ臭い。

いつもレナードに運転してもらい、二人の職場であるカルテックへ
出勤するのですが、彼とけんかした時など公共の交通機関(バス)
を利用しないといけなくなり、そんな時は、潔癖性のシェルドンは
他の人が座っていた椅子が座れるよう、きちんと”バス用ズボン”
を着用し、仕事場に着いたら着替える、という徹底ぶり!

           潔癖性のシェルダン



リビングのカウチにはきちんと”自分の場所”を指定して、そこ
には誰も座る事ができないし、シリアルなんかも食物繊維の量順に
よって、きちんと棚に並べられてたり、又曜日によって着る服や
食べる物もきちんと決めれていて、そのルールは徹底している。

異常なまでにばい菌を恐れ、友達でも身体の接触を避け、やむを
得ない場合の時など(けんかしていて仲直りのハイファイブをした
後、)本人の目の前で即座に殺菌用のジェルを手に塗りまくったり。

(失礼ね〜!)015.gif

話し方もロボットが話しているようにモノトーンで、普段一般の人
は会話では使わないような単語(科学的単語)を使って話すところ
など、笑えます。

シェルダンを観ていると、あーちゃんに似たところがいっぱいあり、
(あーちゃんも将来あんな感じになるのかな?)なんて想像したり
しますが、でもシェルダンとあーちゃんの違うところは、シニカル
で人を見下げた物の言い方をするシェルダンと違い、まだあーちゃん
はそういった刺のある言い方をしないというところです。

(あっ、でも最近ちょっとそういう言い方が現れてますが。)

いつもシェルダンを観ながら、こうして何とか”自分の得意分野
を職業として追求”していけるのも、レナードとかまわりの友達の
(仕方なさそうにいやいやだけど)支援があるからこそなんだな〜
と、個人の環境(人間関係)の大切さをひしひし感じられずには
いられません。

あーちゃんも将来、シェルドンみたいにあーちゃんの事を理解して
くれる人たちに囲まれて、あーちゃんならではの能力を社会で存分
に発揮出来ればいいな〜なんて思います。

でもやはり「いい人間関係、友情関係」を築きあげる為には、他人
に要求するだけでなく、自らが供給出来る人間としてのクオリティー
を磨き上げていく必要があると思います。

シェルダンの友達はきっと、シェルダンのそういった部分も見えて
全体のパッケージとして彼を受け入れているんでしょう。

何だか微笑ましいです。

という事で、これから毎晩寝る前が楽しみです〜!

(寝不足には気をつけないといけませんが!)014.gif
[PR]
# by giftedinfo | 2011-09-27 16:47 | Twice-Exceptional

先生に知ってもらいたいギフテッドの特徴

ギフテッドという言葉を耳にすると、即座に”学業が優秀な子”
もしくは”秀でた認知能力を所持する者”といったイメージ
が湧く方も決して少なくないのではないかと思います。

もちろん、「優れた認知能力」は、ギフテッドの定義の一部
としても顕著な要素ではありますが、ギフテッドの人達、特に
”Highly gifted ”と呼ばれる人達は、そういった認知能力
やIQ指数、又は創作性など、典型的なギフテッドを象徴する要素
とは一見して関連がないかのようにも思える、独特の
”personality traits”(性格の特徴)を持っています。

これらの特徴は、彼らが持つ”強烈な感情や強い感受性”が大いに
関連していると言われているようです。

Gifted People and their Problemsという文献には、
ギフテッドが示す典型的な性格の特徴と、それらがもたらす
であろうと予想されるべき様々な“問題点”などが
まとめて(あるいは箇条書きで)書かれています。

(英語ではありますが、わりと簡単な単語や文章で書かれて
いますのでわかりやすいです。)

その中で私が、(これは是非学校の先生に知ってもらいたい!)
と思ったのが、Behaviors Associated with Giftedness
(Webb, 1993)
という箇所で、その中にはギフテッドの子達
(認識されていない隠れギフテッドも含む)がよく見せる、
”否定的な態度、行動”があげられていました。

こちらがそのリストです。

★ギフテッドによく見られる行動

・集中力の欠如、退屈、ある一定の状況においての
 デイドリーミング傾向

・(その子にとって)趣旨の見えない繰り返し作業に対しての
 忍耐のなさ

・知能の発達と比べて遅れている(というか平均でも知能の方が
 進んでいるので比較すると遅れているように見える)判断力

・気の強さ、感情の強烈さから生じる、教育者や親などといった
 目上の者との衝突

・いつもエネルギーに溢れ(多動ととられる)あまり睡眠を要しない

・ルールや習慣、又伝統などに疑問を持つ


問題となりやすいギフテッドの認知、行動パターン

ギフテッドによく見られる特徴  → 考えられる問題

・情報の宝庫。 優れた長期記憶 → 授業中にての退屈感、
                  イライラ。

・頭の回転が速く、すぐ学ぶ。→ 思考に時間がかかる
               (頭の回転が鈍い)人に対して
                イライラして短気になったりする。
                

・高度なレベルの理解力 →  丸暗記を嫌い、学校での学習方法の
               レベル(の低さ)に苛立ちを感じて
               しまう。
               

・クリエイティブ思考 →  規律を乱す、破壊的だと見られる
              恐れも。

・興味関心分野においての長期集中力 → 邪魔されるのを嫌がる。
                    聞かない場合も。

・好奇心旺盛で、多くの事に興味を持つ→ 様々なプロジェクトを
               始めるが、コンセプトが尽き、
               作業が退屈になってくると、
               途中でやめてしまう傾向にある。
                   
               グループ学習に向かないかも。
              

・非常に高い集団基準意識 →自分と他人を比較する行動。
             自分の能力とマッチしたグループに
             混じる機会がない場合、エリート意識
             又は傲慢な態度になる恐れが。

             自尊心の誇張。他人に対して寛容や
             忍耐に欠け、罵る行為も見せたりする。
             又同時に自らの能力を隠す為に、わざと
             レベルの低いパフォーマンスを装う事も。
               
・優れた言語能力 → 会話を支配する傾向にある。                
          時には難関な作業をさける為に、このスキルを
            利用する事も。

(これはあーちゃんもよくやります!)

・高度な言葉の使用 → 同年代の子を遠避けてしまう恐れがある。

・オリジナリティに溢れた発想 → 論争的、理屈っぽい、人の考えを
               受けつけず、協調性に憤りを感じる。
               

・奇想天外な問題解決法を発想したり、突飛な意見を言ったりする。
 
 → 自分を理解してもらえず苛立たしく思う。               
   他の子供他達から“変なやつ”と思われる恐れがある。

・根気強く、目標指向である →頑固で協調性がないと見られるかも。

・幼い頃から抽象的な思考をみせる → ”死”や”人生の意味”など
                 と言った概念に固執するかも。

                 多くの子が詳細よりも概念を
                 好み、それが他人からみると
                 無礼に見える恐れがある。

・深く物事を考える → 締め切りやタイムリミットを嫌い、それゆえ
            中途半端で終わるよりましだ、とタスクを
            一切 避けてしまう傾向がある。
           

(Gifted People and their Problemsより)

以上、もちろんこれらの特徴/行動を見せる全ての子供が
”ギフテッド”と言っているわけではありませんが、これら
多くの、教育者側からみると”態度の悪さ””問題行動”
とネガティブに捉われてしまいがちな要素が、実はギフテッドの
特徴が別の形となって現れているのです。

学校の先生やコーチ、習い事の先生など、こういった子供達の教育、
生活に関わる者達が、こうしたギフテッドの特徴への理解、認識を
深めていく事によって、子供自身をとがめるのではなく「望ましく
ない態度、行動」の改善の対策を試み、こういった子供達の能力を
更に伸ばしてあげる支援をしていって欲しいものだと願います。

まだまだ知識、情報が幅広く知られていないギフテッドに関しては、
まずは教育者を教育する事から始まるでしょう。

学校でこんなかっこでやってたら「姿勢が悪い!」って
怒られちゃうね!



[PR]
# by giftedinfo | 2011-09-26 16:45 | Characteristics

アカデミックタレントサーチ

このブログでも何度かとりあげた事がありますが、アメリカには全米
広範囲に渡り、数々の有名大学が主催する「アカデミックタレントサーチ」
というプログラムがあります。

これは学問の優秀な生徒達を発見する方法として、参加者に本来の
学年より2〜3年上のレベルのテスト(out-of-level-testing)を提供
し、そこから更に群を抜いた最優秀のタレントの発見、そしてその
才能の開発を目的としたプログラムなのです。

州によって、そのプログラムを管轄する大学が違ってくるようで、
例えば私たちの州カリフォルニアは、Johns Hopkins University
Center for Talented Youth (CTY)
となります。



全米タレントサーチのプログラム一覧
(Davidson Institute for Talent Development の資料より)

管轄する大学によっても多少異なってきますが、タレントサーチ
の参加資格条件としては、生徒は州の標準学力テストや、知能テスト
の上位5〜10%の実績がある、又は学校でのギフテッドプログラム
に所属しているなどがあげられています。

学力テストで優秀な成績を修めていたり、すでにギフテッドの
プログラムに在籍しているのであれば、既にタレントが”暴かれていて”
「タレントサーチってこともないのでは?

と思いきや、この”2〜3学年上のレベルのテスト”を受ける事に
よって、”能力(ギフテッド)のレベルがどの程度のものか、という
のを知る参考になるようです。

例えば、A君と B君、どちらも州の標準学力テストでは、上位1%
だったとします。

標準テストはGrade level(学年レベル)なので、その学年に相当
するレベルの問題しか出てきません。

例えこのテストでA君と B君のスコア(パーセンタイル)が同じ
だったとしても、果たして2人の能力は同じと言えるでしょうか?

もしかしたらA君は学年レベルは完璧に把握しているけれども、
それが限界で、 B君は学年以上のレベルの知識、知能があるけど
それを示す機会がないだけなのかもしれません。

ということで、二人の能力の違いは、学年よりも進んだレベルの
テストを受ける事によって見えてきます。

尚、受験後は受験者全ての統計、個人のランク(パーセンタイル)
などが細かく書かれたテスト結果が送られてきますので、親達は
この上位5%で構成される全受験者の内、更にそこから自分の
子供がどのランクに所属するかを確かめる事ができます。

そして、その中で優秀なスコアをおさめた者は「最優秀賞」と
でも言うべき、「High Honors」という賞をを受賞するのです。

(上位25%ぐらいと思います。)

その賞を受賞した者たちは、大学指定の地で行われる「授賞式」
に招待されますので、子供にとっても”能力が認められる”と
言う事で、いいモチベーション付けになります。

又、一定のスコアを満たした個人は、大学が提供する様々なサービス
を利用する事が出来るので、参加する価値はあるようですね。

(うちは一応Center for Talented Youth (CTY)に所属していますが、
大学でのサマー講座や、学習キャンプ、オンライン講座など結構
金銭的に負担になる為、(高過ぎる!013.gif)参加してません。)

そういったサービスが利用出来る、経済的に余裕のある家庭に
とっては、大変有意義で有益なプログラムでしょう。

又、大学側もこのタレントサーチのプログラムの中の研究部門
でギフテッドに関してのリサーチに力を入れているようなので、
研究題材(人材)の資料、情報が得やすい、という利点がある
ようですね。

優れた能力の人材を”国家の重要な資産”としてその開発、発展に
積極的な姿勢をみせるアメリカですから、ギフテッドに関しての
研究は社会的義務といった見方をしても不思議じゃないかも。

あーちゃんは小学校2年、3年とこのタレントサーチに参加し、
両方の年も「High Honors」を受賞したのですが、授賞式には
3年の時だけ参加しました。

その時の思い出の写真をいくつかご紹介したいと思います。

式はロサンゼルスにある Loyola Marymount University という
大学で行われました。

この授賞式ではカリフォルニア、ネバダ、アリゾナ州の受賞者が
集まりました。

              式が始まる前に少しリラックするあーちゃん。



              子供達が名前を呼ばれるのを待っています。



          名前を呼ばれ、軽い足取りでステージに上っていくあーちゃん。



                賞状を手にして誇らしげです。



この時私達はあーちゃんが数学のテストが100%だった生徒に
与えられる「Top in Country」(全国でトップ)も受賞した事を
知らされてなかったので、いきなりあーちゃんの名前が呼ばれて
びっくり!

司会者によると、この賞を受賞する生徒の数は10,000人1人の確率
だと言う事で、かなり誉れ高き賞のようでした。



いきなり自分の名前が呼ばれ、なんじゃ?という感じですが
とりあえず嬉しそうにステージの方向へ向ってます。



数多くの「High Honors」受賞者の中で、この「Top in Country」
受賞したのはあーちゃん以外にもう一人。

もう一人の受賞者とスポットライトをシェアするあーちゃん。
(左の方に写真を撮るパパが小さく写ってます。しゃがみ込んでるおじさん。)



このもう一人の受賞者はアリゾナ州の子で、実は!何を隠そう、
この子もデイビソンヤングスカラーズのメンバーだったんです!



10,000人に1人と言われる賞を受賞した2人のどちらともが、
ヤングスカラーズのメンバーだなんて!

まあ、ヤングスカラーの子達はIQテスト、学力テスト両方が上位0.1%
という事なので、決して不思議な話ではないのでしょうが。

でもこの子、席が偶然にも丁度あーちゃんの真後ろだったのですが、
あーちゃんが式の最中にもじもじ、そわそわ、背もたれをバンバンと
背中で押しているのに、ものすご〜く不快感にあふれた顔してました。

私が何回もあーちゃんにじっとしているように注意するのに、全く
お構いなしで、多動性炸裂!って感じで。

それとは全く反対に、このアリゾナのヤングスカラー君は始終大人しく
じっと座っていて、品行方正ギフテッド032.gifそのもの!

あーちゃんは完璧な”不良ギフテッド”031.gifって感じでしたよ!

同じ業績を成しても、この差は何なんだ!って感じ。

でもパパにとってはあーちゃんはいつでも「パーフェクトあーちゃん」。

この日はとっても誇らしげでした。

              二つの賞状を見せびらかせて父子でパチり。



             授賞式終了後、キャンパス内でちょっとリラックス。



式での興奮の余韻を残したまま、 Loyola Marymount Universityのキャンパス
を後にするパパとあーちゃん。



私たち親子にとって、この日は一生忘れる事がない、素晴らしい体験
に満ちた一日となりました。

いい思い出です。
[PR]
# by giftedinfo | 2011-09-16 16:42 | Educational Options

欺かれた国家(加速教育に関するレポート)

ギフテッド/タレンティドのプログラムが発達しているようである
アメリカの教育機関ですが、acceleration(加速教育ー飛び級など)
に関しては、まだまだ頑固に消極的な態度を維持しようとする学区
も少なくありません。

(言い訳は本当に色々!)

私が所属するギフテッドのディスカッショングループでも、”飛び級”
の話題はよくとりあげられていて、親達はいつも必死で、”如何に
学校側を説得させるか”という課題に悪戦苦闘しています。

加速教育に関しては、学区のポリシーや、校長先生の考え方などに
よってそれぞれ各学校の対処の仕方が変わってくるので、親が押さなく
てもいい場合もあれば、どれだけ一生懸命動いても無理な場合もある
みたいです。

私達もあーちゃんがキンダーから小学2年へ飛び級する際、学校
関係者からのかなりの反対により、反対派を説得するのにかなり
苦労しました。

こちらの主張をバックアップする為に、色々と資料や情報も手に
入れました。

最終的には反対派側を納得させ、何とか無事にキンダーから2年へ
と飛び級させてもらえたのですが、私がその時参考にした一部がこの
「A Nation Deceived」という小冊子でした。

アメリカの学校全部がこうだというわけではないのですが、
かなり参考になるレポートです。

              クリックでPDF へ→「A Nation Deceived」
                 


そして、何と嬉しい事に日本語翻訳版も見つけました。

             クリックでPDFへ→「欺かれた国家」
                      


日本ではあまりこういった加速制度が導入されている教育機関等
まだまだ少ない(もしくは皆無?)とは思いますが、将来的に日本
にも”ギフテッド教育”の導入が試みられるならば、なかなか参考
になる文献ではないかと思います。

何はともあれ、日本においても”ギフテッドの子供達”の教育に
携わっている人々には、是非目を通して頂きたい文献のひとつです。
[PR]
# by giftedinfo | 2011-09-13 16:41 | Resources

あーちゃんの知能テストの結果比較

先日のエントリーで、自閉症(Autistic Disorder)と診断された
グループと、アスペルガーのグループとでは、WISC-IVの下位検査
の結果にある種の「傾向」が見られると書きました。

その部分

”ちなみは私が持っているEssentials of WISC-IV Assessment
という本の中には自閉症のグループで一番高くでたのは「積木模様」
で、次に「行列推理」そして3番目が「絵の概念」でした。 
又、アスペルガーのグループでは、一番の高数値が「類似」でその次が
「知識」そして3番目が「絵画完成」でした。。”


わかりやすく書くと、

      自閉症       アスペルガー

高  1.「積木模様」     1.「類似」
   2.「行列推理」     2. 「知識」
   3.「絵の概念」     3.「絵画完成」



あーちゃんの現在の知能テスト上の認知プロフィールは典型的な
”聴覚言語優位のアスペルガー”の認知プロフィールのパターン
なようですが、(言語理解>知覚推理、ワーキングメモリー優位)
はて、自閉症(Autistic Disorder)と診断されて間もない頃はどうだった
んだろう?と急に気になり、随分昔のアセスメント結果を掘り起こし
てみたんです。

すると、面白い結果が!

自閉症と診断されて1年後と2年後の知能テストを見てみると、

(4歳)          (5歳)

積木模様  15       16
行列推理  13       14 
絵の概念  15       15
絵画完成  14       15
絵画配列  14       15

(*数値(SS)は1から19まで。 10が平均)

何と! 4歳と5歳とも、一番高い数値が「積木模様」となって
いるじゃありませんか!

最新のテストでは「積木模様」が14と、全下位検査で一番低い数値
になっているというのに!

言葉を習得して間もない頃は、かなり著しく言語性<動作性
だったのですが、(4歳ー言語性IQ101,動作性IQ127, 
5歳ー言語性IQ106、動作性IQ131)、それが6歳以降、”とても
同じ子供のものとは思えない”くらいに下位検査の数値の傾向が
ガラッと変わってきていました!

現在では言語性がダントツ優位であります。

3歳半で話し始める前迄は、よく色んなタイプのパズルもして遊んで
いたし、あまり熱狂的に興味があったとは言えませんが、それなりに
レゴやリンカーンログ、そして積木などで遊ぶ事も多かった感じがします。

でも言葉を身につけてからは、あまりそういった方面の遊びも
しなくなったし、図形やジグゾーパズルもしなくなりましたね。

知能テストにもそういった”興味関心”のシフトによるスキルの
違いが反映されるのでしょうか?

あーちゃんのテスト結果の流れを見ていると、知能テストはその時
のスキルを表すものであり、結構流動的なものなのかも〜、なんて
思ったりしたのでした
[PR]
# by giftedinfo | 2011-08-31 16:37 | Testing &Assessment

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
プロフィールを見る