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ギフテッドのアニマル?

インフルエンザで二人共々ダウンするちょっと前の週末、又もや
あーちゃんとのムービーナイトを楽しみました。

といっても普通の映画よりもドキュメンタリーとかが好きな
あーちゃん(私と一緒。やっぱ親子だわ!045.gif が選んだのは、
お馴染みのNOVA Science NOWという科学番組の
「How Smart Are Animals?」というエピソードでした。

サイエンスは好きなんだけど、動物関係にあまり興味を示さない
あーちゃんの選択としてはちょっと意外でしたが、どうやら課題
である ”インテリジェンス(知能)” の部分に興味が惹かれた
ようでした。

同じ番組で以前観た、”How Does the Brain Work?”というエピソード
も非常に興味深かったですが、いや〜、今回のエピソードもすっごい
面白かったです!

             NOVA scienceNOW | How Smart Are Animals?



このエピソードは、犬やイルカ、タコ、オウムなど様々な動物の
知能/知恵の可能性についてを探っていくという内容のものでした。

私自身、遥か昔こちらに来たばかりの学生時代、(今は専業主婦
やってますが、元々はアメリカには”留学”が目的で来たんでした。)
Physical Anthropology (形質人類学)というクラスを取っていた
時、その中で、primatology霊長類学という関連分野もちょっと
かじってたのですが、その際、チンパンジーや(特にボノボ)ゴリラ、
その他の霊長類の生態や動物行動学などの学習をきっかけに、
霊長類の知能について深く興味がわき、それらに関してどっぷり
ハマっていた事があり、なんとも懐かしい思いでいっぱいになりました。

(当時、ハマって色々とリサーチしていた私の大好きなスマートな
霊長類人達についてはまた機会があれば記事にしたいと思います。)

私の大好きなキャラ、lexigramというシンボルが書かれたキーボード
を押し、コミュニケーションが出来るボノボチンパンジーのKanzi

(今だったらi Padとかフルに活用できそうだわね〜。)



これは私の大好きな、サインランゲージが出来る、猫好きゴリラ
Koko 。ペットの猫 "All Ball"(自ら命名)と一緒に。



今回観たエピソードはアニマルインテリジェンス、というとすぐ
連想されがちなこれらの”霊長類”ではなく、ちょっと”意外”な動物
などに焦点があてられてました。

その中の一つが、この”1000以上の語彙をもつ”チェイサーという
名のボーダーコリー。

このチェイサー、自分の玩具のキャラクター名を全て覚えていて、
山のように積まれた中から、(1000個あるらしい)言われたキャラ
とマッチするものを選んで持ってくる事が出来るようなんです。



私自身、以前犬を飼っていたので”犬が賢い”というのは結構
わかっていたつもりでしたが、でもこのチェイサー、その中でも
特に著しいメモリーを持ち、まさに、”ギフテッドドッグ”って
感じですね。(笑)

番組の司会者がチェイサーのメモリーをテストする為に、山積み
された彼女のおもちゃの一部をサンプルとして掴んで部屋に持ち
込み、それらをカウチの後ろに広げました。

”チェイサー、シュガーを見つけなさい!”

というコマンドに、いそいそとカウチの後ろからチェイサーは
ちゃんとその名前の玩具を加えて持ってくるではありませんか!

これを幾度か繰り返し、最終的にチェイサーは司会者が言った
9つの名前の玩具全てを識別し、持ってくる事が出来ました。

この時点では、(おお〜、なかなか賢い犬だな〜!)と感心する
ものの、まあ、それほど驚天動地的なパフォーマンスではないな、
と思っていたのですが、この後司会者はチェイサーをチャレンジ
してみることにしたようです。

チェイサーが知ってる玩具の中に、彼女が全く見た事がない玩具
(チャールズ・ダーウィンのぬいぐるみ)を忍び込ませたのです。

そしてまず、チェイサーにすでにお馴染みのいくつかの玩具を
持ってくるようにコマンドします。

これらはもちろん難なくクリアー。

次に司会者はチェイサーが今まで見た事も聞いた事も無い玩具
(ダーウィン)を持ってくるようコマンドしたのです。

彼の、「ダーウィンを見つけなさい。」

というコマンドに素早くカウチの後ろに並べられてある玩具を探し
に行くチェイサーなのですが...

隠しカメラでチェイサーが”ダーウィン”を探している様子を観ると
これが非常に面白い!

知ってる玩具は素早くスキャンして、直ちに認識しあっという間に
選んで口にくわえて持ってくるのですが、”ダーウィン”を探すの
にはかなり長〜い時間かかってしまってました。

あんまり長い事かかってるんで、司会者が一度チェイサーを呼び戻した
時の彼女の困惑した表情と言ったら!

(すっごい可愛いかったですが。)

その後、司会者の、

「Find Darwin.」

という再度のコマンドに、又もやカウチの後ろに玩具を見つけに
行ったチェイサーですが、今度は何やら自分なりに決断を下した
ようで、カウチの後ろからでて来た彼女の口にはちゃんと、
”ダーウィン”のぬいぐるみがくわえられていました〜!



すごいですよ〜! 038.gif

数あるおもちゃの中から、見た事も聞いた事もない全く未知の
おもちゃをちゃんと認識できたという事は、チェイサーはただ
の記憶力だけでなく、知ってるものと”未知の物体”との間の
コネクションを見いだし、(おそらく消去法を使ったんでしょうね)
判断をした、という”思考のプロセス”が確認できたようでした。

いや〜、本当に感動してしまいましたよ!

この他にも、お互いコミュニケーションを取り合い、協力し合って
タスクをこなそうとするイルカのことや、話すだけでなく、数を数え
たり、推測したり、色や形を識別したりするオウムや(この今は亡き
Alexと言う名のオウム、実は私も大ファンでした。)環境を素早く
察知して、問題解決の能力を示す軟体動物などの話など、”動物の知能”
に対しての今迄の考え方を覆すかのような、驚くべき情報で溢れた
エピソードでした。

あーちゃんも私も番組の始終、何度も驚きの声を発しながら、お互い
顔を見合わせてましたよ。

こういうドキュメンタリーって、観て「面白かったね、はい、じゃ
おしまい!」だけじゃなくて、その後もそれらの課題について更に
奥深く追求したくなる”探索のきっかけ”を私達に与えてくれる感じ
がします。

これらを観て、あーちゃん又もや新たな分野に興味を示し始めるかも
ですね?

皆さんも機会があれば是非観てみて欲しい作品です。

by giftedinfo | 2012-03-31 16:58 | Gifted In General

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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