ギフテッドチルドレンが友情に求めるもの

またしても英語の記事で申し訳ないのですが、ギフテッドと「友情」について
とても興味深い記事を見つけたのでとりあえずリンクしておきます。





(本当はもっと詳しく日本語に訳したいと思うのですが、最近また少し
バタバタしてきて時間と精神的なエネルギーがないので、ごく基本的な
ポイントだけあげておきたいと思います。)



子供が抱く「友情」の概念は、年齢に応じた発達の階層があり、(5段階)
年齢を重ねるごとに概念(友情に期待するもの、信条など)もより複雑
で洗練されたものに発展していく(段階を進む)との事。


その友情の5ステージとは...


①遊び相手

 ”遊び仲間”という関係。一緒に遊んだり、玩具などを貸し借りしたりする仲。

②話し相手
  
 友達を選ぶにあたり、興味関心を共有するというのが重要な要素となる。
 友達同士の会話はただ単に自分たちがその時やっているゲームや活動に
 関連したものだけではなってくる。
 
③援助と励まし

 この段階では援助や支援の手を差しのべてくれたり、励ましてくれたり 
 する相手を”友達”とみる。 ただ、友情の利点は一方通行で、子供は自分
 自身はまだ相手にも同じように援助や支援を返すという義務感を感じない。

④親密/共感

 この段階になると、子供は友情関係というのは双方がお互い慰めあった
 り、励ましあったり、支援しあう必要や義務がある(一方通行ではなく
 両方通行)という事を理解するようになる。友情愛の交換が関係の重要
 な要素となる。 このステージでは親密度の深まりが見られる。
 

⑤確かなシェルター(避難場所)

 この段階では”友情”というのは、信頼、忠義、無条件の容認などに基
 づく、深くて永続的な関係の事を言う。 


 高度にギフテッドな12歳の子による”真実の友人”の描写。

"A real friend is a place you go when you need to take off the
masks. You can say what you want to your friend because
you know that your friend will really listen and even if he
doesn't like what you say, he will still like you. you can take
off your camouflage with a real friend and still feel safe"


と、これらの5つのステージが、私達が一般的に年齢に応じて発展して
いく「友情」の概念のようです。
 
 

このオリジナルの記事に書かれていましたが、ある研究結果によると、
子供が「友情」に求めるものというのは実際の年齢よりも精神年齢
よって決定付けられるみたいで、実際のところ子供の知的能力レベル
と友情の概念との間に強い関係が見られたらしいのです。


一般に、知的にギフテッドの子達というのは、同年齢の平均的な知的
能力レベルの子達と比べると、この「友情の階層」の段階が遥かに進
んでいるらしく、同年齢の知的に平均な子達が単なる遊び相手を求め
ている年頃で、ギフテッドの子達はすでに親密で信頼のある友情関係
を発展させる事ができる仲間を求め始めているという事だそうです。


それを考えると、多くのギフテッドの子達が同年齢の子達と友情関係
を築き難い原因として、興味関心の分野や趣味の違いなどといった部分
だけでなく、「友情関係において相手に期待するもの、求めるものが
大きく異なる(友情の概念の違い)」というのも大いに関係している
のではないかと思います。


相手の方は単にごくカジュアルな「遊び相手」を求めているだけだった
ら、その相手に対して情やアテンションを激しくぶつけ、(そしてその
相手も同じようにそれを自分にも向けることを望む態度を示したり)
忠実や信頼、コミットメントを期待するようなインテンスな関係は、
(同年齢と言えど)まだ「友情の階層」の初期の段階にいる相手にして
みれば、その強烈さに圧倒されるって事もあり得ますよねぇ。


ここまで極端ではないかもしれませんが、多分、大人のギフテッドも
友情関係に限らず、恋愛関係、一般的な人間関係においてある特定の
「概念」を持ち、それらが相手のものと噛み合ず、”周りにフィットして
いない、浮いている、はみ出してる感”を感じてしまう事もかなりあるの
ではないか?なんて思ってしまいます。


ギフテッドの人達は概念もアドバンスしていますし、完璧主義、理想
主義である場合が多いので、つい自他ともに対して高くて時には非現実
的な理想を期待してしまう傾向にあり、インテンスさも加わって、その
強烈さに思わず相手がドン引きしてしまうというのもわかるような気が
します。


最近、あーちゃんも「友情」について色々と頭を悩ませていたので、
(未だに親友と呼べる存在を見つける事ができていない。)あーちゃん
の場合も本人の「友情に対しての期待」がかなり高いところがある為、
この記事、個人的にもとてもタイムリーなトピックでした。



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by giftedinfo | 2014-08-16 11:41 | Social/Emotional

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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