ギフテッドの為の目標設定のストラテジー ②

時間が経つと忘れてほったらかしにしてしまいそうなので、この勢いついでに昨日の記事の続きを
書いておくことにします。(笑)

前回、紹介した、Free Spirit PublishingのBlogによる情報の続きです。



”生徒が”理想の自己目標”を決めたら、理想の自分自身を実現する為の学習目標を立て始めさせる。
学習活動を始める前に生徒が設定した目標の質は、彼らの学びのモチベーションに深い影響を及
ぼす。良質の目標は、以下の形で学習者を動機づける:


・目標を達成する事に関連のあるタスクに注意を集中する
・適切な場所で努力を発揮する
・困難な時でも辛抱強く貫き通す
・学びにおいて、更に高度なレベルの自己満足を達成する


SMARTS/S Goals

質の高い学習目標を設定するのに最も効果的なツールの一つが「SMARTS/S目標」の構成である。
「SMART目標」はすでにお馴染みであるが、その構成に”成功の為の戦略”(S/S)を加え、修正
したものが以下である。


S =Specific (具体的、詳細)ー目標が具体的であればあるほど達成しやすい。

M =Measurable(測定可能)ー目的をいかに測定するか(達成の基準)を認識していると、進歩
               や経過を追いやすい。(監視できる)

A =Achievable (達成可能)ー生徒のスキルレベルや能力における自己効力感は、生徒が困難に
               陥った時の支えとなる。

R =Realistic (現実的)ー目標は高過ぎず、また、低過ぎず;ちょうどぴったり合ったレベルを
       をターゲットにする。

T =Timely (適時、タイムリー)ーここでも同じく”ゴールディロックスの定理”(ちょうど良い)
                が適用するー達成を測る期限は、長過ぎず、又、短過ぎず。

S/S =Strategies to Success(成功の為の戦略)ー成功の為の戦略。どの戦略をいつ活用する
                        かを知ることは、学習目標の達成に非常に
                        重要である。


成功の為の戦略

スキル(automaticityー何度も練習や学習を重ねていくうち、深く意識しなくてもほぼ自動的に
反応して行動できるようになる。ここでは”習得してほぼ、自動的になっているスキル”という意
味だと思います。)に発達していく戦略を明確に理解していることは、複雑な問題を対処するの
に役立つ。一般に若いギフテッドの生徒は、何度も繰り返しや練習をすることなく、戦略を素早
く学んでしまう。 


多くの先生たちは、こうした生徒個人の戦略の素早い効率の良さを、スキル発達の証拠とみる
かもしれない。しかし、幾度もの練習を通して、それらの戦略をどのように磨いていくかを知ら
なかったり、複数(多様)の戦略を心得ていなかったら、後の学年で問題や課題が更に複雑にな
ったりした場合、生徒はつまづいてしまう恐れがある。熟練した学習者は戦略を素早く洗練する
ことができたり、成功を成し遂げる為に、複数の戦略から必要に応じて適したものを選んで活用
する者である。


先生が生徒の目標を設定するのに支援できること。

・どんな人間になりたいか(理想の自己像)を明確にするのを手伝ってあげる。
・理想の自己に達成する為に、生徒が発達させていっている戦略やスキルを常に意識させる。
・目的達成についての効果的なフィードバックを与える。


目標設定の重要性は、熟達と学習に対して更なる内因性動機付けを発達することである。目標を
設定する生徒は、自発的に元気ややる気が湧き、意欲が高く、成功志向である傾向にある。
目標を達成するごとに、生徒は更なる自己効力感と自信を発達させる。私たち(教育者、指導者)
の新年の抱負は、生徒個々の成功を目的とした目標の設定、監視、そして見直しなどを援助する
ことであろう。

(SMART Goals for Gifted Studentsより)


っと、かなり意訳的な感じになってしましたが、まぁ、大体、意味はこんな感じではないかと思
います。


やっぱり何をするにおいても「具体的な目標」を設定すると、それを達成するために必要な作業
やステップも必然的に見えてきますし、それらを効果的に遂行していくには、やはりそれ相応の
戦略や策略、案などを活用すると、目標も達成しやすくなると思いますね。


ただ子どもに、「目標を立てて、それを達成しなさい!」と言って、そのまま子供任せでほった
らかしにするのではなく、(が、良い結果はしっかり期待する。苦笑)目標を設定するのを援助
し、それを達成する為の方法や戦略、スキルを指導したり、練習させてプログレスをチェックし
たり、フィードバックしたり、訂正したりなど、やはりきちんとステップを踏んで具体的な指導
やヘルプをしてあげると、子どももスキルを学びやすいし、成功しやすいと思います。


そして目標を達成した時の「達成感」や「充実感」、「自己満足感」っていうのは一旦、味をし
めると病みつきになるみたいですしね。(∫の言葉。笑)


これは学校の先生だけでなく、私たち親も認識していると役に立つ情報ではないかと思います。


The Curious Life of ∫より転載)

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by giftedinfo | 2018-01-29 09:57 | Instructions

アメリカ在住。2e (Gifted & ASD)の子を持つママがこれまでネットや本、ペアトレ、ワークショップなどで収集してきたギフテッド/2Eに関する情報や、我が家が実際体験したギフテッド関連の事などを記録しています。My 2e kidのカテでは息子の自慢話も盛りだくさんですので、親バカ恐怖症の方は要注意!


by あーちゃんママ
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